六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

冬の熱さ対策は?

2023-11-09 |  出撃 at 九州地方
 2週連続九州出撃の番外編になります。
 久々に415系1500番台車にのったのですが、そこで変わった所に気付きました。

 何か分かりますか?
 そう、座席下ヒーターの収まっている部分ですが、通常の覆いの鉄板の外側にもう1枚の鉄板で覆って二重構造になっています。そして外側の鉄板は元の鉄板からは浮いたような形で、隙間を開けて設置されています。
 これは冬場に暖房を入れた時に、恐らく「熱い!」と苦情が相次いだものだと思われます。
 この415系1500番台と同時期に投入された形式として、JR東海の211系5000番台やJR東日本の205系電車などがありますが、いずれも暖房がガンガン効いて、「ケツが焼ける~」と、特に東海道線を長駆利用する青春18乞食の皆さんからは、「静岡地獄、熱ケツ地獄」と揶揄されてきましたが、暖地である九州(でも熊本なんかは冬場だと氷点下まで下がって、大阪よりも寒かったりします。)では、結構熱すぎると苦情が多かったのかな? 私なんかはこれぐらいの熱さがとてもありがたくて、冬場に靴を脱いで、靴下を鉄板に当てて暖を取りながら、湿った靴下を乾かして、一石二鳥の旅ができるのですが、たまに長時間当てすぎて低温やけどみたいになる事もありますがw

 JRに転換後に登場した車両の多くは片持ち式座席になったため、暖房器具も床置き式から座席の裏側から吊り下げる方式に変わり、足元が広くなった分にはいいが、ドアが開くとスース―風が抜けるようになりました。やはり国鉄時代の方が人に優しいですね。
 以上、暑い冬ではなく、熱い冬のお話でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする