六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

283系おおぞら 最後の撮影

2022-02-25 |  出撃 at 北海道地方
 今春のダイヤ改正で完全に消えるのがキハ283系、それと十勝地方を走るキハ40形気動車の2種類。キハ40形は上川地区でも大幅に本数を減らすので、この2地区での記録をしておきたい所ですが、最優先は特急おおぞらに入っている283系でしょう。
 283系おおぞらは1日3往復6本入っているうち、日中撮れるのは実質2往復4本となります。これは2月後半で日が長くなったので、何とか4本目も十勝管内で撮れそうですが、12月や1月だったら下りの7号は石勝線の西部あたりでないと難しかったでしょうね。それだけ日が長くなったのは有難いことです。
←時刻表のうち、右側にオレンジ色の線を引いたものが283系での運用になります。

 時刻表と睨めっこして、最初は釧路の手前で、上りの4号・そして下り1号を撮り、少し時間が開くので、この間に移動して帯広近辺で上りの6号を撮って、更に西に移動して、最後に十勝清水近辺で下り7号を撮って終わりにするというパターンとしました。

 翌日2/19(土)は予備日として、釧路近辺でSL湿原号なども入れて回ろうかと思っていましたが、来週初めの天気が雪マークなので、先に石北や宗谷のラッセルも撮っておいて、旅程最終日の2/21(火)に室蘭本線のキハ281系北斗と兼ねて石勝線あたりで撮ろうということにして、2/19~2/20は旭川起点で撮るため、今日は撮影終了したら、そのまま国道38号を西へ走って富良野から旭川へ抜ける予定です。



 ちなみに昨夜から本日の走行ルート、昨晩20時頃に千歳を出て、途中新夕張で23時まで停車(ETCの深夜割引適用待ちの時間調整とラジオで女子フィギュアスケートの実況を聞くため)、そこからは十勝清水まで高速を使った以外は下道をずっと走って朝2時過ぎ浦幌に到着。ここで4時間ほど休憩して夜が明けたら再び東へ走り白糠町が今回の東端。10時半まで撮影した後は西へ西へと移動して16時台に新得、18時台に富良野、19時半ごろに旭川に到着。

 .海沿いを行くシーンを撮る
 十勝平野や石勝線の山の中を走るイメージが強い特急おおぞらですが、唯一釧路管内で海沿いを行くシーンが見られるので、是非とも撮っておきたいところであるが、海が南側にあるので、なかなか順光で撮れる場所はないのが実情です。

 最初に来たのが「音別の丘」
 ここは墓地がある丘で、尺別のようにきれいに広がっていないのですが、東側から鉄橋を渡ってくるシーンが撮れるのと、尺別だと朝は逆光になるので、こちらの音別の丘に来てと、ロケハンをしているうちに上りの2号がやってきてしまったので、慌ててコンデジで撮影。
 音別の丘から南を向いて撮っているので、側面は影です。
 今回の北海道遠征でも鉄道写真は撮らないため一眼レフは持って来ておらず、基本的には4Kビデオカメラと特撮機材での撮影か、あとはスマホでのスナップ写真になります。コンデジも予備機扱い。横長の画面は全て動画からの切り出し画像です。

 8:50 遠くの踏切が鳴って、上りの4号がやって来ました。
 音別の鉄橋を渡って、カーブをして丘を避けるように周りを回っていきます。写真であれば奥の鉄橋を渡った辺りで撮れば順光で撮れたかもというような場所なので、私以外に誰も撮影者はおらず、静かに撮影が終わりました。

 続いてやってきたのが、海沿いの音別ー古瀬間。
 昔ここで夜行の183系特急まりも号を撮って以来、14年ぶりの訪問となりました。
 最初に9:56に下り貨物列車が通って、特急は10:32に通過、既に太陽が西に動いているので、正面が完全な順光にはなりませんが、カーブした先頭形状のおかげで1/3ほど順光で撮れました。
 せっかくの数少ない海沿いの撮影場所なのに、他に2人やってきた撮影者は、こんな場所でなんと正面ドカン写真撮ってましたw 何のための海沿いの撮影地かと首をかしげます。

 .十勝平野を行く

 十勝平野を行く列車を撮るのは意外と場所がなく、大きな川の堤防などから撮ろうとしても、川の堤防自体が雪に埋まっていたり、樹木に遮られて堤防から線路が見えなかったりしますが、この場所は何とか堤防にも入れて、築堤を上ってくる列車を撮ることが出来ます。反対側はトラスの十勝川鉄橋なので、写真には撮れませんがビデオとしては撮れます。

 12:44の特急に続いて、幕別駅で交換した下り普通列車が12:51に通過、キハ40タラコ色の単行でした。
 次の283系おおぞら7号の通過は16時台になるので、この時間を使って帯広の西側に移動します。

 次にやって来たのが御影ー芽室間のカーブ。
 車両は261系ですが、14時10分頃におおぞら5号が通過するので、ここで撮ってみます。
 この近辺で有名なのが、芽室ー大成間の道路陸橋からの俯瞰撮影で、既に撮影者が1人いましたが、完全ド逆光だったのでスルーして、こちらの場所にやってきました。既にかなりの強風になっていて動画の撮影は厳しい状態で、最初に踏切脇に立ってみたのですが、光線が悪いので、30mほど離れて陽が当たるサイドに立って何とか撮りました。先に来て車の中で待っていた爺さんが私が踏切脇に立ったのを見て「チクショー取られた!」の如く慌てて車の中から出てきて、私がのいた後にすかさず同じ踏切警報器の場所に立って写真を撮っていましたが、多分正面真っ黒の糞写真だったでしょうね。
 撮影後ようやく昼食でカレーのお店へ(前記事掲載) 

 .いよいよ見納めの283系おおぞら
 芽室で遅めの昼食を食べて、さて16時台にやって来る本日最後の獲物をどこで撮るか? 車を西に走らせてロケハンします。
 ここで問題になったのが、西側にそびえ立つ日高山脈。これに太陽を遮られて早く陽が暮れてしまします。帯広側に戻ろうかとも思いましたが、列車通過時刻が17時近くになるので、状況が不利になります。
 そのため車を更に西に進めて新得の町に入りました。この辺りに着くと曇ってきたので、光線はあまり関係なくなってきましたが、時刻が遅くなると明るさ自体が落ちるのでこれも問題です。
 狩勝峠の幾つかの撮影地へ通じる道はことごとく除雪なしの冬季閉鎖路となっているので、カンジキ付けて歩くしかないのですが、今回はそこまでの準備はないので、車で入れそうな場所で撮ることにします。と言っても車を降りて数分歩きますが。

 16:33 定刻より数分遅れて下りおおぞら7号がやってきました。
 日暮れの時間帯は1分1分が非常に大事で、列車が遅れるごとに辺りがどんどん暗くなってきます。手前から少し見下ろした感じでの撮影もできたのですが、暗くなってきたので車両主体で撮ることにしました。

 なお2/21(火)に予定していた、281系特急北斗との兼ねた283系おおぞらの補完撮影は大雪による運休で列車自体が走らなくなったため、283系による特急おおぞらを見るのがこれで最後になりました。

    さようなら283系特急おおぞら
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帯広の味 インデアンカレー

2022-02-25 |  出撃 at 北海道地方
 撮影1日目となる2/18(金)は朝から根室本線を西へ移動しながら特急おおぞらの283系運行車両分を撮影。朝は釧路の西側で2本撮った後、昼頃に帯広の東側で3本目を撮り、更に西へ移動して十勝清水か新得辺りで16時台の下り列車を狙う予定ですが、まだお昼を食べていなかったので、14時過ぎに芽室近辺で車を停めてあの店へ。

 帯広出身の政治系YouTuber~KAZUYA氏が何度も「帯広のソウルフード」と語っていた(最近は見てないので今も言っているのかは分かりませんが)インデアンカレーです。帯広市を中心に近隣と釧路にも店舗展開していて、市民の馴染みの味になっています。
 平日の昼下がりなんで空いていると思ったら、大学生らしき団体が1列占拠してて結構賑わっていました。

 カツカレーを注文。おおぉ、ルーが全掛け状態で、白いご飯が見えない、大阪カレーみたい。
 しかもビーフ味のルー。あれっ東日本って豚肉ベースじゃなかったのか?
 味はというと、玉ねぎたっぷりで煮込んでるのか、もっさり感が強く、立ち食いそば屋でカレー食べたら美味かったみたいな、あの手のカレーに、どっしりとしたカツが乗っているという感じでしょうか。
 ちなみに、ルーが3種類(ベーシック、インデアン、野菜)の3種類あるので、それぞれの味を制覇したくなりますね。

 帯広は通過ばかりで、なかなか寄る機会が少ない地域の一つなのですが、次に寄る機会は、あるかな・・・
 ちなみに2019年6月にタウシュベツの撮影で帯広へ寄った際は、夕食時だったので柏林台にあった まいどおおきおに食堂(現在は撤退)を利用しました。 

 なお関西でインデアンカレーというと、100パーあのカレー店の話になりますw
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