六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

地獄絵図の千歳空港

2022-02-23 |  出撃 at 北海道地方
 2/21の暴風雪、昨日の大雪から3日目、さすがに今日23日は飛行機は動くでしょうというところですが、私が予約した便は20時台の名古屋行きスカイマーク便なので、出発まで丸1日ありました。
 その間どうするかというと、天気もマシになりそうなので、1日レンタカーを借りて撮影に出ることとしました。既に千歳市内のホテル・旅館は満室で空きがない状態で、昨夜みたいに、地道のバスを乗って札幌まで行っていては、またまた大渋滞の中、片道5時間もかけて空港に来る苦行なんて二度も味わいたくないですからね。まぁさすがに明日はJRも動くだろう(しかし23日も全く動かなかった)と。
 レンタカーであれば撮影に出ることも出来るし、車の中で泊まることもできる。さらに空港とお店の間を送迎もしてくれるので、寒い中タクシーを何時間も待つ必要はないので、まさに3文の得。
 そのレンタカーも予約の空きが少なく、借りられたのは空港近辺ではなく、千歳駅よりも北側にあるお店の最後の2台枠でしたが予約を入れられました。
 レンタカーを使った撮影模様については後日記載します。

 タクシーを待つ人の列、どこが先頭なのか分からない、しかもここが最後尾ではなく、さらに空港の建物の中まで列が続いていました。

 こちらは出発ロビーがある2階ですが、これが何の列かというと、あの大渋滞の5時間コースの空港連絡バスに乗る列で、列が1階では収まりきらず、2階にまで上がってきている状況。これを捌くには一体バスが何台いるんだという話。

 飛行機が動いたら動いたで、これから乗る人・降りてきた人でごった返しております。
 空港内にこれだけの人がいるため、早々に夜間開放のアナウンスが入りましたが、受験生らしき子らの姿も見えて、こんな所で夜明かしして風邪でもひいたら受験どころじゃない、地元の道民であれば、渋滞の中、親が迎えに来るまで待てばいいが、北海道の大学などの受験で内地から来た受験生などは本当可哀想。
 JRもこの区間は最優先でという話だったのですが、23日中の運転再開も難しそう。(なおこの後、JRがようやく24日午前3時に運転再開するとのこと)

 また飲食の提供も蔓延防止措置が延長・さらに時短が1時間強化されていることから、元々店舗を休業している店もあれば、従業員が通勤できないのか、モスバーガーなどでは「今日は臨時休業」と張り紙している店もあった、ここへ一時7,000人もの滞留者が取り残されたらどうなるか、そう、食べられるものは売り切れで手に入らない。

 ようやく私も36時間遅れで北海道を脱出することができました。もっとも、JALなどの便に乗ればもう少し早く出れたでしょうが、さすがにJALの正規運賃44,500円はさすがにキツい。スカイマークの正規運賃23,610円でもしんどいのに。

 ということで、これが北海道最後の晩餐。
 機内で配られるキットカットとやチョコレートと土産物店に置いていた饅頭で乗り切ります。レンタカーを返却する前に、近くで食べておけばよかった。比布町のセイコマでおにぎりとフライドチキンを買ったのが14時台だったのがせめてもの救いか。
 空港内の飲食店は全てクローズ、空弁もなし、2件あるローソンも弁当・おにぎり・パンなど一切残っておらず、空港内で夜を明かす覚悟を決めた人たちがすでに買い込んでいた模様。

 ということで、ドタバタと悲惨な北海道遠征の最後を迎えたのですが、次の記事からは、空港の混乱の話は終わりにして、遠征本体の中から幾つかお話を書く予定です。 
コメント
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