六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

阪神5700系 受賞記念ラッピング

2016-10-10 |  出撃 at 近畿地方

 2016年のブルーリボン賞は(まさかの)阪神5700系が受賞しましたが、過去には通勤型車両で名鉄6000系・東京地下鉄1000系も受賞しているので、3度目の受賞、阪神からはもちろん初めての受賞車両になりました。
 10月2日に記念セレモニーが行なわれ、車両は今、受賞記念ラッピングが行なわれているので、撮りに行くことにしました。

 おそらく受賞理由になったのは、大都市の私鉄通勤車両では珍しい、半自動扉扱い。「人にやさしい」コンセプト

 阪神の普通列車は特急・急行退避のために長時間ドアが開けっ放しになるので、冬の寒い時期には助かる機能です、もっと寒い所を走る近鉄大阪線や東武鉄道などでこそ取り入れてほしい機能ですが、阪神が先駆けて取り入れたことで評価を得たと思われます。

 ドア脇の処理もデザイン的に面白く、立つ人・座る人ともに配慮されていますが、実際に脇に立ってもたれてみると、カーブの場所が低いので、高さ的には女の子用でしょうか。
 またドア近くの両端2席は座面が高く、「ちょい座りシート」として、乗り降りしやすいように設計されています。でも本来は端っこの席は長い区間乗る人がじっくり座りたいためにある席なんですけどね。

 貫通路部分は最近流行りの足元まである大型ガラス。jetsilver5700 のロゴ入り。
 車内広告も5700系だけ、受賞記念モード。

 運転席後ろの部分は在来車両とあまり変わらないデザインとなっています。
 JKも 爆睡するほど 静かなり
 227系には及びませんが、結構静な車内です。この静かさと座席の柔らかさに慣れると、安物のけたたましい関東の電車には乗れなくなります。

 受賞記念プレート、こちらは一生残るプレートなので、いつでも撮れます。

 さて今回特別なラッピングが施された王冠モードの車体を撮ります。

 大石にて下りの入線シーン。10分前まで晴れてましたが、撮影時には曇ったので側面は影にならずにすみました。

 大阪方先頭車からのサイドビュー。

 こちらは神戸方先頭車。ヘッドマークと虎マーク位置にある受賞表示はお早めに撮っておきましょう。

 尼崎入線シーン この日は曇りのち雨予報だったのに、なぜか昼から晴れてきて、逆光での撮影になってしまいました。
 前面は光沢ブラックフェイスで、意外と回りの景色を反射して写り込んでしまうので、停車中の撮影時には注意を要します。側面との明るさの差が大きく、露出泣かせの車両です。
 また現在5700系受賞記念スタンプラリーが行なわれており、期間が終了する12月末ごろまでは多分このラッピングも見られるものと思います。
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