六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

最強?の快速 115系爆音快速に乗る

2016-08-10 |  出撃 at 北信越地方
 昔は113系や115系の快速列車なんてゴロゴロ走っていましたが、今や風前の灯火。
 MT54のモーター音を轟かせて走る姿を見られるのも徐々に数を減らしています。
 その中、北陸新幹線開業に伴うダイヤ改正で485系快速〔くびき野〕に替わって走り始めた115系の名無しの快速、いわゆる新井快速ですが、次々と129系への置き換えが進む新潟地区の中で、えちごトキメキ鉄道への乗り入れの関係で115系の運用で残っていると思われますが、いずれにしても早目に乗って(撮って)おきたい列車です。

 今週は宮城県内での上りカシクル撮影のため、先週に続いて東北地方への遠征ですが、その途中ルートに関東経由ではなく、信越経由で向かい、途中で115系を楽しみながら北上する行程としました。その初日に新井快速を愉しむプランです。
 すでに新井快速の走行シーンは撮っているので、今回は爆音を楽しむために乗ることにしました。

 中央西→篠ノ井→しな鉄→トキ鉄を乗り継ぎ
 青春18きっぷ期間中なので、中央西線から長野県内に入り、篠ノ井線経由で長野まで行きます。

 長野駅で一旦改札を出て3セク分の切符を別途購入します。
 すでに2番線にはしな鉄の、こちらは当分見られるだろう115系が待機中。この日は長野も猛暑日で、いつもならホームで写真撮ったりするのですが、さすがに今日は冷房の効いた車内へさっさと逃げ込みます。

 4ヶ月ぶりに東の115系を堪能したあとは、妙高高原でロングシートの糞電車E127系に乗り換えますが、新井までなので我慢我慢。

 新井駅で待つこと25分。3番線ホームに折り返しとなる新潟からの快速が到着します。

 新井で降りる乗客が意外といました。春日山や高田で乗ると後ろの方になるからか、乗ってるように見えるのかも知れません。

 正面の赤い「快速」表示がいいですね。折り返し時間はわずが5分なので急いで撮りましょう。

 用意周到な車掌だと到着時に幕は変わっていますが。車掌によっては到着後に幕回しをしてくれます、今回も新井の表示のまま入って来たのですが、上の女子高生の写真撮ってる間に幕回しされてて、「快速 新井」の幕は撮り逃してしまいました。何やってんねん!

 乗車するの車両は先頭車のクモハ115-1555。
 客車派の私は電車に乗るときは、なるべくモーターのついていない付随車か制御車に乗るのですが、今日は目的が爆音堪能なので、制御電動車に乗ります。

 このクモハ115-1555 テーブル付きのフルハイバックシートなので、長時間の乗車には嬉しい仕様です。といっても2時間40分ほどですが。

 直江津に到着。ん?何かいるぞ!
 
 .爆音区間は短い?
 今回乗車したのが夕方の下り新潟行きなので、景色を楽しむのも直江津ぐらいまでで、秋冬期は始発時から真っ暗です。
 夏場でも直江津を過ぎると日が暮れるので、景色は見ずに純粋にモーター音を愉しむのに専念できます。
 直江津からは爆音でぶっ飛ばすと思いきや、この3375Mだけは直江津-柿崎間は各駅停車になるので、柿崎まではチンタラ走ります。

 柿崎から爆音を愉しんで48分で長岡に到着。新潟まではあと1時間。
 長岡からは数駅ごとに停まるのであまりMAXまで加速しません。

 20:53 定刻に新潟に到着。運転士が交代して、このまま21:00発の普通 吉田行となるので、そのまま乗っててもよいでしょう。

 隣に〔きらきらうえつ〕が到着してMT54モーター車が並びます。
 今日は私の誕生日を祝って、新潟市が前日の6日から2夜連続で花火大会を開催してくれた(見られませんでしたが)ので、浴衣姿の娘たちでホームはいっぱいでした。ほらほら、早く乗らないと電車出ちゃうよ。

 ということで、最強快速と言えばJR西日本・東海の新快速(特別快速)が浮かびますが、爆音轟かせて、コイルバネをガシャガシャ揺らしながら、凄い乗り心地で走る新井快速が今のところ最強快速ではないでしょうか?
 E129系への置き換えが完了するまでの今のうちに乗っておきたいですね。 
 翌日8日は新潟近辺で115系を撮影の後、宮城県へ向かいます。
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