夕方、久しぶりに卒業生のKくんYくん兄弟に出会った。
Yくんがでっかい声で「せんせー」と声をかけてくれた。相変わらず・・・。そして、「ようちえんにもどりたい-」と言う。すかさず横にいたお母さんが「宿題ないからやろ!」と笑いながら言う。そんな親子の会話がなんだかとっても嬉しかった。
ここ数日、覚えたひらがなで6才の子が書いた悲しい手紙のニュースがテレビに。それがなんだか心の中でもやもやしていた。小学校入学前にひらがなが全部かけなくてもいい。あほなほど遊んでていい。だって、幼児期はそうだもの。毎日が楽しくていい。体重はどんどん増えればいい。それが子どもだもの。でもそれが世間の常識になっていないのかな。
「もどりたい」、Yくんの声になんだかほっとした。幼稚園でいっぱい遊んだもんね。小学校に行ったらちょっと頑張って勉強してるんだもんね。それでいい。
「夏にまたスイカ割りにいく」と言ってバイバイ。また夏に幼稚園でおとまりするのを楽しみにしているみたい。そう言ってもらえるのはとても嬉しい。今年は改築工事中でちょっと大変だけど、みんながいっぱい遊べるように、工夫するね。
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