ページェントの役

今日、年長さんと年中さんでページェントの役のご相談をしました。昨日どんな役があるかをお話しして一日考えてもらい、自分のしたい役を決めて、お友達との相談。
ページェントの役には特別の思いがあります。他の劇ならばその年だけのものですが、ページェントは毎年基本的に同じものです。年中さんの時にはこれをしたから、年長さんではこれをという気持ちがあります。小さい時に見るだけで、「年長さんになったらあれがしてみたい」、そんな思いを持っています。また、もっともっとさかのぼれば、お兄ちゃん・お姉ちゃんはこの役だった、お父さんお母さんはこの役だった、おじいちゃんおばあちゃんは・・・となるのです。

子供達はお家に帰ってどんな報告をしているでしょうか。

「この役がしたい」、そういって希望したとおりになった子。へえ、あの子がそこまで自分の意志を通したんだと感心しました。お友達の気持ちを考えて譲ってあげた子。あれほどなりたいと言っていたのに、涙ながらに譲ったと聞くとそれもほめてあげたいのです。今日の話し合いはどちらの子にとってもいい時間だったと思います。一人一人にとっていい成長の時になったと思える時でした。

一人一人の子供達がみんな輝く、よいページェントにしたいと思います。