らんこ先生のようちえん日記

能登半島にある幼稚園での小さな出来事の日記です。

みんな違って、みんないい・・のです。

2009-06-16 22:27:43 | Weblog
今日はちびっこクラスの保護者懇談会。小さいお友達は保育参観という形でお家の方に来ていただいても、なかなか普段通りの姿をおみせするのは難しいので、普段の様子をビデオにとってそれを見ながら懇談するという形をとっています。

その懇談会で毎年恒例になっているのが、子供達の制作したものを並べ、お子さんの制作したものはどれでしょうか?と考えていただくクイズです。今日は、子供達の作ったあじさいが並べられました。制作したいっても小さいお友達のものですから、先生が用意した丸い紙に、小さく切った折り紙(紫、水色、ピンクなどいろんな色)をノリでペタペタはってあじさいのようになるという簡単なものです。
けれどもそんなささやかな制作にも一人一人の個性が出てきます。同じものを作るのではなく、少しずつでも自分で選んで作るようになっているからです。水色とピンク、どちらの紙を選ぶか。小さく切った折り紙をどういうふうに選ぶか・・・。(たくさん選ぶ?同じ色ばかり選ぶ?全部の色を選ぶ?)どういうふうに貼るか・・・。(とにかくいっぱい?きれいに並べて?模様みたいにする?)
小さな子も、一人一人個性があります。どの子がいいというわけではありません。
みんなちがってみんないい。懇談の時は、幼稚園とご家庭が、その子の個性をより深く知る為にあるのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする