らんこ先生のようちえん日記

能登半島にある幼稚園での小さな出来事の日記です。

ガクフとらくご

2008-11-27 12:33:50 | Weblog
今週、お部屋の時間には「献金箱」を作っています。クリスマスにむけて「贈られる喜び」だけではなく「贈る喜び、捧げる喜び」も知ってもらいたいという願いを込めて。各クラスではそれぞれクリスマスにちなんだデザインで作っています。
年中さんのお部屋は天使。天使さんが手に楽譜をもって讃美歌を歌っているという感じです。
S先生がお話ししながら製作が進みます。お部屋に入った途端、のりのにおいがプンプンするほど、みんながのりをべったりしっかりつけて作った天使さん。それぞれとてもご自慢のできだったようで、カメラにむかって自分の天使をつきだすように見せてくれました。
お顔、お体ができて、いよいよ最後につけるものといえば・・・。
「さあ、最後に天使さんのお手手にもつものはなんだっけ?」
すると元気いっぱいに「ガクゴ!」とDくん。楽譜と落語がまじってしまったか?
「楽譜」という言葉が子供には難しい言葉ですね。その後楽譜とは何かの話になり、お母さんがピアノの先生をしているAくんは「ウチに楽譜いっぱいあるよ」と言い、お姉ちゃんが2人いるYくんも、「ウチにも2つあるよ」とお話ししてくれたのでした。
ちなみに「ラクゴって何か知ってる?」と聞いてみると、残念ながら誰もしらないようでありました。

えー私事ではありますが、入院以来「落語」にはまっているらんこ先生。それもちょいと古い(だいたい自分が子供の頃に活躍していた方々)のです。小さんとか圓生ですね・・・。園長先生がもともといっぱい持っておりまして・・・。大家さんとかご隠居さんが出てくるストーリーがお気に入りです。自分がだんだんその領域に入ってきたのかもしれません。
コメント
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