台湾人と接していると、
過去の日本の占領下で
様々な分野で日本の影響を
受けていることを知ることができる。
だが。
親しくしている近所の台湾人の
炊飯器の中の様子。
普段食べている米飯の
米の種類にあまりこだわりがないこと、
炊き方も適当なことに驚かされる。
彼女の場合、家事にあまり意欲がない
という理由もある。
食べることは好きで、しょっちゅう
母国の食べ物をもらったり買ったりしている。
なので、私の観察では、
台湾ではあまり米飯の質を重視しないと見た。
大陸中国人の飯の炊き方も
ひどく雑なので、米飯に関しては、
中国系の人たちは一般的におおざっぱ、と結論。
韓国人は日本人同様、
粘りの強さを米飯に求める傾向がある。
性格の気質は違うが、食べ物の好みに
共通点があるのが興味深い。
それにしても、この炊飯器、いったい、
いつの時代のなのか、とびっくりする。
新しいものを好む東洋人(日本人をはじめとする
東アジアの人たちは欧州人と比較するとそんな印象)
なのに、炊飯器はいまだにこうしたものが
普通に台湾では売られているのだろうか。