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怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

まんじゅうの包み方

2014年09月01日 | ドイツ生活の外国
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ドイツに住んでから何度も中華まんじゅう作りの実演を見てきた。まだ一度も自分で自宅で作ったことがないので、今回は真剣にその包み方を観察しようと意気込んで近所の友人宅に乗り込んだ。
彼女は台湾人。もちろん、台湾生活時代には全く作ったことがなく、ドイツ生活で必要に迫られて作るようになったのだとか。
 
発酵を済ませた生地を丸く伸ばす。中央の部分を厚く残し、周囲を薄く伸ばすのがコツ。まな板こちら側に置かれている欧州流麵棒はこの作業に全く向かない。
 
餡はかなり多めに入れる。指で餡を奥に押し込めながら生地に襞を作って包み込んでいく。
 
最後はてっぺんでくるっとひねる。

数ヶ月前の中国出張のときに買ってきたという蒸し器。15分蒸す。
生地はイーストだけでなくベーキングパウダーを混ぜると、翌日も硬くならないらしい。
台湾人は一般的に非常に薄い味付けを好むようで、この餡も塩気が足りなくて私にはあまり美味しく感じなかった。
もっとも、彼らは酢やしょうゆなどを添えて食べるのだけれど。小豆餡の砂糖の量もとても少なくて、これは砂糖を振り掛けて食べるわけにも行かず、困ってしまう。いや、日本に住む台湾人は日本の「濃い味付け」に悩んでいることだろう。ドイツに住む台湾人たちは日本よりさらに濃い味付けのドイツ料理に馴染めなくて、死に物狂いの様子・・・

台湾人、ドイツ人、フランス人、日本人の四人。二分の一がグルメの国からやってきているのだから、この日の食卓のレベルは高かったはずだ!