梅様のその日暮らし日記

その日その日感じた事や世間で話題の事について自分なりの感想や考えを書いていきます。

しつけについて

2016-09-20 17:20:54 | 日記
   「しつけについて」というタイトルで、韓流ガールズ・グループを例に出すのは意外かもしれませんが、実に分かりやすい話なので、あえて書いてみます。


   T-ARA というグループが、公演中も司会者の声がかき消されるほど私語にふけっていたことは「T-ARA最低」というブログで紹介しましたが、この子達は本当にしつけができていません。私は公演を見に行く前には必ずU-TUBEでどんなグループなのかを子細に予習してから行く習慣があります。すると、だいぶ前に日本公演にやって来た際にも、開始15分前になってもまだ平気で駄菓子を食べている場面が登場していました。これにはあきれたような言葉が字幕に流れていましたが・・・。

   まず、しっかりしたマネージャーがついていれば、15分前に駄菓子をみんなで食べているなどということを許すはずがありません。そもそも体重管理もマネージャーの大切な仕事であり、しかも公演直前にこんな緊張感に欠けるプロ意識の低さを許すわけなないのです。更に言えば、こうした不名誉な動画を削除せず、放置してあるところに、マネージャーのプロ意識の低さがうかがえます。管理する者がこれでは、若い娘たちが野放図になるのも、やむを得ないでしょう。

   一方、私がいつも称賛するクレヨン・ポップの場合ですが、マネージャーがかなり責任感のある人です。見た目がヤクザっぽいことはともかくとして、メンバーを管理するという意味ではとてもしっかりしています。動画を検索して見つけたのは、メンバーの内二人が公演後遊園地のようなところで姿をくらまし、二人だけでねじり揚げパン(正式名称は知りません)を食べていました。

   残りのメンバーたちは、この二人がどこへ行ってしまったのか知りません。マネージャーは車まで来ると、当然全員ついて来ている者と思って確認します。しかし3人しかついて来ていません。慌てて彼は辺りを探しまくり、ようやく二人が密かにねじり揚げパンを8割方食べ終わったところを発見します。

   二人は、皆とはぐれてしまって・・・などと言い訳しますが、そんな話が通用するはずもありません。マネージャーは、先に車に乗っていた三人にも降りることを命じ、「お前たちには車で送ってもらう資格なんかない、自分たちでバスで帰って来い!」 と宣言すると、本当にドライバーと二人で先に帰ってしまいます。

   また他の動画では、日本公演で、満足できる出来ではなかったとして、振付師が、真夜中にも関わらず、ホテルの地下駐車場で練習することを命じていました。彼女たちが踊り始めると、「本番と同じ気持ちでやれ!」と叱りつけ、顔の表情まで本番を想定した笑顔で踊ることを命じます。

   そんなわけで、クレヨン・ポップは、一見ふざけているかと思うようなダンスを見せながらも、舞台の上でも下でも、真剣に取り組むことを指導されているのです。その甲斐あって、彼女たちは、ちょっと見とは違って、至って真面目なグループとなっています。

   先日、足立高校の子持ちの女子数名と会う機会がありました。どうしても話は育児がらみになっていきます。私が、「うちの子は一度も私に逆らったことがなかったなあ・・・」と回顧すると、異口同音に、「だって先生怖いですよ!」と言います。やはり、管理指導する立場にある者には、時には心底怖いと思わせることが必要なのでしょう。

   街を歩いていると、子供がぐずったり要求を通そうとして暴れたりしている場面によく遭遇します。私はそんな経験がないので、どうしてそうなってしまうのか理解できないのですが、そうした子供たちの親が、私より甘いのだとも思えません。行きつくところ、この人にはごねても通用しないのだというオーラを漂わせるところまで自分を磨き上げるしか方法はないのだと思います。

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