裏庭の古くて大きなリンゴの木には今年もたくさんの実をつけた。
実も大小さまざま、それに虫が食っている方が無傷より多い。木には肥料もやらないし消毒など一切しない。
毎朝虫食いのリンゴがボロボロ落ちて、汚いやらもったいないやら。腐ってきているのはそのまま堆肥にする。
少しだけの虫食いは人に上げられないから、自分で始末するしかない。
お鍋いっぱいのリンゴの実にはボウルいっぱいのごみが出る。このリンゴを水を入れず火にかけ一番小さい弱火でユックリ炊くと実は全部溶けてしまう。
クッキングアップルはアップルパイには欠かせない。
この間友達と話していたら、小豆とクッキングアップルを溶かしたものを一緒にするとおいしいと聞いてすぐ試してみた。
こんな夢にも思わなかった組み合わせ。それが甘酸っぱくてとってもおいしい。写真のパイは見かけはあまり良くないがたくさんのリンゴ餡が入っていて、一個食べるとまた体重が気になる。
残りのリンゴは溶かしたのも生のままなのも冷凍するしかない。我が家の1メータ80センチもある冷凍庫にはリンゴやワラビや、ダムソンなどがいっぱい詰まっている。これらを今年中にどうやって消化するか?
最近、1972年日本の病院勤務を退職して英国へ来た初めごろまでの日記を見つけた。、その中に私が書いてあるヨークシャプディングのこと、英国人は変なものを食べる。 今ではなんとも思わなくなっているヨークシャプディングは日本ではあまり知られていないと思う。
私のクッキングするヨークシャプディングはいつも亭主の不満を買い、僕のお母さんはおいしいプディングを作った…が口癖だった。
このヨークシャプディングにリンゴ餡を詰めたらどうだろうかと思っている。
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