バッド・クロジンゲンで次はスイスへと話し合いキャンピングの本を読み準備を始めたら、なんとスイスはEU 圏でないから特に旅行保険・健康保険が必要と書かれて有りがっくり、今年12月まで有効の保険書を家に置いてきた。
がっかりしてスイスは諦めドイツのオーストリアよりからイタリアへ行くことにした。
ライン川の近くからフッセンまでの道筋はスイスの国境と平行にただひたすら東を目指し、広大なボーデン湖の近くを通った。たいへん大きな湖で行けども行けども湖水が見える。ただ残念なことに天気が今一つで霞んでいるから対岸は見えないけれど湖の対岸はスイスなのだそうな。
フッセンはカノ有名なノイシュバンシュタイン城のある所。もう7-8年前にゆっくり回ったから今回は通り過ぎるだけ。キャンピングプラッツのあるフッセンの町は雨が降っていて寒く周囲の山々は雪が積もっている。
バッド・クロジンゲンは水が悪くて電気ヤカンで湯を沸かすと水の表面が白いフィルムを載せたようになる。それで1.5リットル入りの水を6本買ったのになんとこれが炭酸入の水だった。フッセンのリドルへ行って買い戻してもらえるかを聞いたが断られ、初めてドイツのプラスチックボトルには一本25セントづつのデポジットが架かっていることを知った。水は炭酸水では湯を沸かすことができないし、ボトルを返さないと1.5ユーロの損ということでイギリスから持ってきた4リットルいりのミルクボトルやいろいろな容器に炭酸水を入れてボトル5本分を返却して返金してもらった。リサイクルに力を入れているドイツはすごいと思ったがこれには参った。
ドイツのローカルバスだがこんなに4桁のバス・ナンバーには思わず笑ってしまった。今まで見たことが無い。ロンドンのバスだって3桁のナンバーで足りているはずだから。
翌朝フッセンを出るときも雨雲が低く垂れ込め寒くて早く温かいイタリアに行きたいと切実に思った。周囲は何処も真っ白で今からこんなに雪だったら、スイスへ行かなかったのがラッキーだったかもしれない。
雪と霧と雨雲で山越えを心配してオーストリアのインスブルッグから有料高速道路を走った。
お天気が良ければ素晴らしい景色のオーストリアも低く垂れ込める雲で写真の写りが良くない。
オーストリア・イタリア間の最高峰ブレンナーパスも看板を見ただけ、高速道路だと問題なくイタリア側へ向かえた。
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