Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

我が家の近辺の変わりよう。

2020-12-07 07:57:26 | ロンドン周辺

私達がこのロンドンの郊外に当たる地に引っ越してきて28年、ずいぶん変わった。駅まで歩いて7分の道は両脇がスポーツグラウンドで、駅の前は工場地帯だった。

この小工場では英国で一番有名銘柄の染色剤がつくられていて、もう10年ほど前までは工場も稼働していた。それがいつの間にか、工場閉鎖、周りが、塀に覆われて、5年ほど前に中庭を配した4棟の巨大なアパートが建ち、その名も染色会社の名前をとってダイロン(Dylon)何とか?と名付けられた。

ところが今度はその高層アパートの横に去年からもっと巨大なアパートが建築中にある。

 

上の2枚は夜明けの建築中のアパートで、わが家のベッドルームから見えるもの。一晩中高い2基の起重機の先端に赤い光がともっていて、ヘリコプターへ危険を知らせるためだそうだ。

 

駅までのメインロードわきには通勤者の車がズラーと駐車している。ここの駐車場だけが無料だから、遠くの通勤者もここまで車できて、駐車後電車でロンドン市内へ仕事に行く。

 

 

毎朝無料の新聞を駅まで取りに行くのにこの建築群を見ながら通るため、建築中の進行状況がよくわかる。

これが完成した暁にはいったいどれほど多くの人口がふえるのだろうか? 

そしてわが家の裏庭に面したスポーツグラウンドやメインロードを挟んだ両側の広大なスポーツグラウンドは1990年代までは英国大手銀行のスポーツグラウンドだった。

それが2000年に入ると次々銀行が手放し初め、確かミドランド銀行のグラウンドはクリケットグラウンドに変わってしまった。

私が日系会社で働いて居た頃、会社のラグビー部員がこのグラウンドでトレーニングしていたこともあった。

そしてこの広大なサッカートレーニング場は昨年英国プロサッカーチーム・クリスタルパレスに買われ、大変革を遂げた。

この夏中巨大な土木機械が入って掘ったり埋めたり、まだ上の写真の場所は昔の儘のサッカーグラウンドそのまま。

 

11月上旬から毎朝若いサッカー選手が空色のユニフォームで集まってくるようになった。

 

真新しいトレーニング場が使用可になり、プロの選手達がトレーニングに励んでいる。

 

 

毎週土曜日朝はここで子供たちがサッカーのトレーニングをするため子供たちの親が壁一面に張り付いて、我が子の練習風景を見守っているが、上の2枚の写真はプロの選手を見るためのファンに違いない。

土曜日夕方4時過ぎ黄昏時、寒さにもめげず熱心に見守るファンたちは、物音一つも立てず、会話もせず静かに見ている不思議な雰囲気だ。


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1 コメント

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Unknown (旅人)
2020-12-08 22:01:46
Reiko様。

イギリスではワクチンの接種が開始されましたね。高齢者を実験台にしているとの声も聞こえてきますが、誰かから始めないといけないわけですから、副作用が無いことを祈るのみです。

息子が日本在住で友達も親族も地球のあちらこちらに散らばっている私は、今のロックダウンの生活にそれほど苦しまないのですが、主人を始め回りのフランス人は精神的にかなり追い詰められています。

クリスマスと大晦日にはロックダウンが大幅に解除されますが、絶対にクラスターが発生すると。一回ぐらいオンラインでお祝いもいいじゃないと思うのですけれど···フランスでは無理ですね。

恒例のウイーンフィルのニューイヤーコンサートがキャンセルとなって若干寂しい年末年始になりそうですが、人生こんなこともあるかもです。Reikoさんも、くれぐれもお身体に気を付けて年末年始をお過ごし下さい。
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