今年4月初めに眼鏡をなくした。この遠近両用の眼鏡はもう10年ごろ前ロンドン市内のパリみきで作ったもの、その頃で700ポンド以上した。
どうしても見つからないので近くの英国メーカのチェーン店で作ることにした。4月15日に行ってまずは検眼、眼底検査からいろいろやってくれて、メガネは2個で442ポンド。
余りの安さに驚いてしまった。その時検査をしてくれた検眼士が どうもおかしい。一度NHS (国民健康サービス)の眼科で調べてもらいなさい。 と言ってGP(家庭医)あてに手紙を書いてくれた。
この時もロックダウンの真っ最中、もらった手紙をGPあてに郵送した。
それから1か月、どこからも無しのつぶて、とうとうしびれを切らしてドクターの診療所に電話した。
診療所の受付では受け取った手紙をファイルしてそのまま、NHSの眼科へ連絡してほしいと頼んだら、その後2週間ほどして手紙が届いた。
貴女の一番便利な眼鏡屋さんでもう一度検眼してください。 と長い眼鏡屋さんのリストが書いてあった。
我が家から電車に乗って終点の駅の中にある眼鏡屋さんに電話して、3週間後土曜日の朝8時に予約が取れた。7月10日その朝時間通りに行ったのに、その眼鏡屋さんはNHSとコンピューターがつながらなくて何をするか判らない。以前の眼鏡屋さんの手紙をコピーしてもう一度来てほしい。
7月20日やっとその眼鏡屋さんで検眼叶い、NHSではまだ持っていない新しい機械で検査するから25ポンド払いなさい。といわれた。
検眼の結果、やっぱりわからないのでNHS の眼科へ戻します。次はそこから連絡が来ます。
ロンドンのシティの北にイギリスでは一番有名な眼科専門のモーフィールド・アイ・ホスピタルがある。
そこの分院でクロイドンの南パーリーと言うところから、9月3日の予約のテキストメッセージが入った。パーリーなんて行ったことも無し、トラム、電車、歩きで予約より2時間近くも早く着いてしまった。コロナがあるから予約時間の10分以内に来院と書いてあるから病院近くのベンチで本を読みながら待った挙句・・・・受付ではどう間違ったか私の名前をハリエットHと呼ぶ。姓だけは間違いなく、送られてきたメッセージを見せたら、これはクロイドンの分院だという。
しばし呆然 !!!・・・・向こうが間違いに気づいてくれ、検査してくれたのは、過去2か所の眼鏡屋さんと一つも変わらない。
先週週末(9月18日)にその分院のドクターから手紙が来た。緑内障の初期だから、毎夜寝る前にこの点眼液を両目にさしなさい。手紙は私のGPあてで私にはコピーが送られてきた。月曜日午前中、GPに電話するも決して通じない。また受付でその手紙をファイルして見過ごされてはまずいのでこちらも必死、
やっと午後2時近く電話が通じて、ドクターの手紙が届いていることを確認し、ドクターに処方箋を薬局へ送ってほしいと依頼した。
上右の小さい点眼液が緑内障治療薬2.5ミリの薬2剤くれた。5か月以上も経ってやっと治療にこぎつけた。これが緊急の病気でなかったからいいけど、本当に気のもめること。それでも自分の健康を過信してはいけないとこの時肝に銘じた。自覚症状が無くても1年に1回くらいはどんな検査もしてもらうべきだ。
今度は続けて11月17日にパーリーのモーフィールド分院に来いとの手紙が届いた。
一回の行動では終わらないようになっているんですね!
あっちへ行け、いや違うこっちだ!と振り回される。
結局、元に戻ったりして。笑
世界中、どこもそうなのかしら?!
緑内障は治る病気ですよね。お大事になさってください。
やっぱり、定期検診が重要ですね。面倒くさいですけどね、やっておく事に越したことないです。
NHSに金が無くて医療者の賃金が上がらなくて、人手不足、患者はあちこちたらいまわしにされるのです。でも私の場合はGP のオフィスに問題があるようです。11月にやっと専門医に会えるので緑内障のことも良くわかると思います。
英国はゆりかごから墓場までと言われるように、私のような年金者は医療に関しては全額無料です。そして桃子様に書いたようにNHSは金不足で存続さえも危ぶまれています。それで人手不足が患者にしわ寄せが行ってドクターに会うのが難しい現状です。
私も健康には自信があってもう数年もGP に会ったことがありませんでした。この緑内障も眼鏡をなくしてなければ見つからなかったことでしょう。
ちなみに英国の歯医者はプライベートとNHS の患者を両方扱っていて今はコロナだからとNHS の患者は診てくれません。