Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

我が家の堆肥

2020-02-23 21:12:35 | ロンドン周辺

この家に移ってきた28年前、裏庭には木が多く小さな池があった。

野菜や花を植える場所がなくて、大きなつるバラを藪を堀り切って捨てた。そして一番奥に並んでいるFir Tree(もみの木)の近くに温室と作業小屋、そして亭主の工作室が徐々に増えて行った。

以前から野菜や果物のくずを捨てるのが嫌で、私の誕生プレゼントにコンポストボックス(堆肥入れ)を作ってほしいと頼んだ。

 

作ってくれたのが上の2つ。野菜くずや果物、食べ物の残り物などそれに芝生を刈った草も入れたりしていたが、すぐ気づいたのは野ネズミが繁殖しだした。

それでネズミの害を防ぐために大きなプラスチックの容器にあちこち小さな穴をあけてごみを入れることにした。

 

 

ところがしっかり蓋をして入り込めないネズミは一番下の穴をかじって大きくして出入り自由。

大きな穴は4か所もありネズミ防止には役立たず。

 

 

10年ほど前からはこのサスペンションコンポストボックスを使っている。

今までの古いボックスには木の葉や芝生の刈った草だけ入れることにした。プラスチックボックスが汚れているのは昨年大量に落ちたクッキングアップルを入れたせいで腐って汁が流れ出たせい。

このサスペンションコンポストボックスにはさすがのネズミも届かない。あらゆる食べ物の残りや捨てるべき野菜のくず、木の葉や芝生の草などを入れ、一年に一度春先に開けてしっかり堆肥になったのを畑に入れる。

昨年は2回も海岸へ行って乾いた海藻を大袋いっぱいに拾ってきて水に浸けて塩を抜き、堆肥に混ぜ込んだ。それとクッキングでつかいふるした油がとっても良いと気づいて、いつもごみに混ぜ込む。だから私のコンポストはミミズでいっぱい。

 

 

昨日このコンポストボックスを開けて袋に移した。全部で6袋と植木鉢1個分、サスペンションの入れ物は中身が軽いとくるくる回せて酸素を取り込むことが出来るが、一年分の堆肥が出来上がるころには私の力では全然動かない。上の蓋を開けて半分出し、残りを底の蓋を開けるべくひっくり返すには亭主の力がどうしても必要。来年もお願いしなければと、頑張って生きてほしいと言い聞かせている。

出来上がったコンポストは鉢植えのプランツを移植するときには下に必ず入れ、ほとんどは畑に混ぜ込む。昨年も小さな畑にたくさんの野菜が収穫でき、今まで殺虫剤や化学肥料を使ったことが無いのが自慢です。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ベッケンナムの2月 | トップ | 英国のコロナウィルス事情 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ロンドン周辺」カテゴリの最新記事