ヴァラドリドからバーゴスは何度も通った快適な高速道路で、100㎞を1時間もかからず走り、ここから国道120でログロノー(Logrono)へ向かった。道路に平行して通っている歩道にリュックをしょって歩いている人たちが見受けられる皆私たちの進行方向と正反対に向かっている。
彼らはサンチアゴ デ コンポステーラ(Santiago de Compostela)へ行く巡礼なのだ。
初めて彼らを見たのがもう6-7年前サンタンデル(Santander)の港へ行く前に一泊したCarrion de los Condos でここはコンポステーラから400㎞の地点。そうするとこの日見かけた巡礼たちはまだ5-600kmは歩かねばならぬ。
この日も素晴らしい晴天で暑く、田舎道の一人旅から2-3人連れ立っての旅は楽しいだろうか?つらいだろうか?
彼らの行路にはいろいろな教会やチャペルがあり宿泊施設も教会や僧院の大部屋だったりする。インターネットで調べてみたことが有ったが、出発地点はフランスやスペイン、英国からなどというのもあった。フランスのピレネー山脈の北側にも何か所か教会や巡礼行路に行き会ったことが有った。
この小さな教会?か僧院もその一部らしく塀の標識にCamino de Santiago Tosantosと書かれてあった。
彼らが宿泊するホスタル。
道路のあちこちにこの標識が立っているのがめじるし。
スペインで一番見かけるのがこの牡牛の看板。
いったいどんな花なのかわからないが、野原や道ばた一帯が薄紫色に染まっていた。
この夜停まったバーデナス(Bardenas)のキャンプサイトではイースターが近いためか子供づれのスペイン人家族が多く、子供たちが一輪車の上に牡牛の頭を載せて一人の子が押して走り、周りでは子供たちが歓声を上げて逃げ回っていた。
さすが闘牛の国の子供たちの遊びだ。
この張り子の牛の頭も一人の子供がかぶって皆を追いかけまわし捕まった子は代わって牛になって走り回っていた。
鬼ごっこによく似た遊びだけれど珍しい。
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