アンドラへ入国してまずはスキーリゾートのあるホテル群を通り抜け高台で一休み、まだ寒くはないからコートなしであたり一面の写真が撮れる。この辺りは今まで走ってきた道で長い上り坂になっている。
海抜2000メーターを超えただけでこの辺りの山には木が一本も生えていない。対岸に見えるとがった山にジグザグの道がついていていったいどこへ行くのか、どんな車で走れるのだろうかといぶかっている。
雪が降ってスキーシーズンが始まると大賑わいになるこの国も今は一番暇な時期、たぶんフランスから安い無税の酒タバコを買いに来る人たちだけが遊びに来ているのだろう。
標高2400メーターを過ぎると道路は下りになり、キャンプサイトのある首都ラ・ヴェッラのあるところまでずーと下降線をたどる。
途中にもホテル群やショッピング街があり首都までの1時間は山々が黄葉し素晴らしい景色に恵まれる。
首都のラ・ヴェッラは谷間がやや広がった中にまちの中央をきれいな川が流れ、両脇の山側を埋め尽くす建物で作られているのに、まだ小さな耕作地か牧場があるのには驚かされる。この地では生活に必要なものはすべてスペインかフランスから入ってくるから牛や羊を見るだけで驚いてしまう。
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