昨日4月19日までの英国のコロナの感染者数はトータルで12万と67人(120,067)一日だけの感染者数5850人、もうロックダウンして3週間にもなるのに、いったいみなどこでどんな人が感染しているのだろうか不思議でならない。死者も1万6千人を超え一日の死者だけで596人、この中には自宅で亡くなった人や老人ホームで亡くなった人たちは含まれていない。
病院では医者や看護師が感染して亡くなった人も大勢いる。英国でも人種差別のある人たちは外国人を嫌うが、医療従事者で純粋の英国人はいったい何パーセントいるだろうか。
ほとんどマレーシア、フィリッピン、アフリカ、、ジャマイカ、中国からの看護師が多く、医者もインド人、エジプト人などで彼らがいなければ英国の病院は人手不足でやっていけないだろう。
最近はICU で、コロナ患者を対処する医療関係者を保護する、ガウンやマスクが足りないと叫ばれている。今日トルコから入ってくるはずのガウンなどが届かなかったと、政府がやり玉に挙げられている。亭主はドジな英国政府と毎日怒っている。
これは昨日一日で作った12枚のマスク。手ぬぐいや浴衣の生地でもって中にコーヒーフィルターを入れて縫ってある。
歩いて10分もしたところのメーン道路に面して老人ホームがあるとアンから聞き、職員も20人を超えたくらいという。それで昨日まで作り集めたカラフルなマスクが30枚になったので、25枚をスローンCare Home へ持っていくことにした。
このメイン道路へ行くのは何か月ぶりだろうか。最近天気が良くて、あたり一面木々にも花盛り。
藤の花も満開だし、ホースチェスナッツ(マロニエの木)も白やピンクの花がろうそくを立てた様に花盛り。
スローンの老人ホームの前でマスクをし手袋をはめてドアベルを押した。
ガウンにマスクを耳から下げた女性が二人、彼女たちにマスクを渡して急いで出てきた。二人とも笑顔でサンキューと言ってくれた。
25枚のマスクと一緒に手紙をつけて、もしもっと欲しいならこのメールに連絡してくださいと書いたので、帰宅してメールを開けたらそのCarehome からお礼のメールが届いていた。
あのカラフルなマスクをした職員に、お年寄りが楽しんでくれたらいいね。