昨年11月半ば、骨を強化するためにおなかに注射することになり、4-6週間毎に一度の予定。次の注射の予約は1月13ー14日だった。
亭主は日曜日の午後3時近くの電車でファーロへ行き、バスで空港へ。離陸は午後7時だったが、何しろ電車が2時間に1本では次の電車を待って居れば、飛行機に乗り遅れる可能性が高い。
英国へ着くのは10時だから夕食用にサンドイッチとバナナを持って行ってもらった。
こんな片田舎から英国へ行く飛行機など、そんなにお客はいないだろうと思っていたのは大間違いで、英国航空は一席のあまりもなくアップグレードなどお金を出しても席がない。
亭主は狭い座席で身動きできず、足の運動をするようにと、練習もさせて行ったけれど、それどころでなかったらしい。やっと通路側に座席を確保したけれど、できるだけ通路で立ったり歩いたりをとの注意も、通路は2-3分おきに人々が行き来して、無理だったそうな。
飛行機が飛び立ってしばらくして、スチュワーデスがやってきて、貴方はキャプテンのお友達ですね。キャプテンが何か飲み物をと言ってますがいかがですか?と言われてびっきりしたとのこと。娘婿のパトリックの友達がキャプテンだったとのことで、座席に余裕があればアップグレードもしてくれただろうけど、この夜は残念だった。
10時過英国のガトゥイック空港に着きパトリックが迎えに来てくれていた。
彼の車で1時間、無事に我が家へ連れ帰ってもらった。娘たちは寒い自宅に泊まるよりもうちに泊まれと言ってくれたが、自宅ほど良いところはないと我が家に帰った。
月曜日は血液検査のみ、火曜日に血液検査の結果で注射液はドクターの処方箋で注射される。午後2時半の予約で行ったものの処方箋が出ておらず待たされて、亭主が娘宅へ夕食を食べに行ったのは7時だった。
次の注射は4週間と言われたのを6週間にと頼んだら、ドクターの許可がないとと言われ、そのうちに連絡してくるらしい。
次は2月になるなら、早めに飛行機を予約してアップグレードをしてほしいと亭主の切なる希望。狭い飛行機に3時間閉じ込められて、足が痛いとびっこをひきながら帰ってきた。エコノミークラスは私たち小さい人でも大変なのに、足の長い亭主にはおしりも膝もつかえて身動きが取れないのは苦行だったろう。
ポルトガルで同じ治療ができるのならと、頼んでみたが、英国のドクターがポルトガルの専門ドクターを探して連絡を取り合わなければならず、無理と言われて、一時帰国することになったもの。もう一度繰り返すのはかわいそうだと思っている。