徒然なるままに 106  復興への祈り

2006-08-28 14:35:33 | 雑記
奥尻島は古くから狩猟の為に往来したアイヌの人々が「イクシュン.シリ」と呼んだことに由来、イクシュンとは「向かい側」シリは島、イクシリ、オコシリ、そしてオクシリと変化したそうです。
          
せたなから、フェリーに揺られる事1時間50分、私達のグルメの旅が始まりまた。今回は、奥尻での最高の食を求めながらも、奥尻の復興をこの目で確かめたいとの思いで旅にでました。1993年7月12日22時17分、それは突然やってきました。死者、行方不明198人の尊い命が一瞬にして、あれから13年の歳月が過ぎました。町はすっかり新しい町となり住人の暮らしも、どうにか元の生活に戻りつつあるようです。被害が最も多かった青苗地区は、すべて公園になり、その中にある「津波館」を見学、災害の記憶、そして、南西沖地震の発生メカニズムを知りました。自然の恐ろしさを改めて実感。今は、島の人のゆったりとした暮らしがあるようす。青い海の中に沈む夕日を見て、このような災害は二度とあっては欲しくないと思いました。
                            
8月もお盆を過ぎるとあっと言うまに秋の気配が、今回、町が新しい郷土芸能をと「なべつる祭り」が行なわれていました。江刺追分日本一、木村香澄さんが「しりふり音頭」を踊っているのを帰りの船上から見、このイベントに参加した方々、島を訪れは人々と共に、島の皆さんと「うに丸君」のテープに送られ島を離れました。   
          
海の青さ、かすかに浮かぶ北海道のシルエット、海岸線にただずむ奇石の数々、奥尻の復興を願うと共にこの自然の美しさいつまでも残して欲しいと思いものですね。

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1 コメント

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踊ろうか。 (ドブ)
2006-08-29 22:23:07
よさこい踊りに情熱を注いでたガブちゃんが、

「奥尻しりふり音頭」に、心躍ったのは十分理解

出来ます。もし、機会があった其のときは、

踊り狂えるイベントに参加して、夜を徹して

踊りましょうか。例えば、山形へ駆けつけて「花笠音頭」とか、

青森ねぶたの「跳ねと」の踊り。土佐のよさこい、ドブの町内公園の盆踊り。仙台にも何かありましたっけ。

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