つれづれなるままに 1822  日光東照宮 眠り猫 三猿スト-リー

2013-09-16 14:05:45 | 旅行

世界遺産、日光東照宮、東照宮とは徳川家康の遺言を受け元和3年に2代目将軍秀忠が創建した家康の霊廟、当時は質素な堂だったそうですが、3代将軍家光が、きらびやかな建物に建て替えられました。東照宮美術館を見学、巫女さんの案内で東照宮を巡りました

 

五重塔、高さ36mの塔の内部には直径60cmの心柱が天井から吊るされています。この心柱はスカイツリーにも応用されているとのことでした。塔の周りは方位を示す十二支の彫刻がほどこされ、うさぎは秀忠・虎は家康・龍は家光だそうです。

  

      

                   上神庫・・「想像のゾウ」の彫刻があります。狩野探幽がゾウを知らず想像で彫ったたゾウです

                      

  眠り猫・・江戸時代の伝説の名工、左甚五郎と伝わる国宝、裏はすずめが2羽すずめが安心して遊ぶ平和な世の中を願って彫られています。

        日光東照宮眠り猫                                                                             

神厩舎・・東照宮唯一の木造の建物、東照宮に使える馬小屋、ここに三猿の彫刻があります。8枚の彫刻から三猿に関するストーリーがあります。

 ①人生スタート、母猿は遠くを眺めながら子猿の将来を案じています。②判断力のない子猿時代、分べつがつかない幼い頃は、悪いことは「見ざる・言わざる・聞かざる」を表現

   

③もう少しでひとり立ち、そろそろ親離れの時期不安でひとり立ちする決心がつかない  ④心を決めて、空を見上げて決心を固める ⑤悩み多い青春、落ち込んでも励ましてくれる友がいる

  

⑥恋に悩むお年頃、隣で無邪気に遊ぶ女猿恋をする  ⑦思いが実り結婚   ⑧お腹もふっくら子猿も母猿に同じように人生は繰り返されます。

  

 

               舜帝朝見の儀、家康が尊敬し、目標にした古代中国の皇帝である舜帝が中央に彫らています。

  

            家康が寅年だったことから境内には虎の彫刻が多く見られました。珍しい獅子が塀を飛び込んだスライルだとか

                

        二荒山神社、日光の聖地、近年は縁結び、開運の神様・・・・輪王寺三代将軍家光の墓所は修復中でした

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日光東照宮、二荒山神社、日光山輪王寺の二社一寺世界遺産登録は103棟の建造物群とその周辺の自然環境、深い山々に囲まれた広大な面積すべてを見学するのは2~3日は必要でしょうか。高齢者4人の旅も無事終わりました。来年は何処にしましょうか。

 

 


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