徒然なるままに 96   野(や)・家(や)・やぁ!

2006-08-14 13:36:06 | 雑記
”ウサギオイシ カノヤマ コブナツリシ カノカワ・・・・"そんな故郷を求めて、お盆のこの時期、民族の大移動よろしく、日本中の"故郷”は人で溢れます。野であれ、家の中であれ、やぁやぁ!と。もちろんご先祖様も仲間入り。
都会から来て二、三日いるだけの人が言う。「故郷はいいわね。昔のままだわ。空気も美味しいし、これからもご先祖様が守ってきた土地を自然のままに守ってね。」守っている方は並みの苦労ではないのだが。
”故郷に棲むウサギやコブナは言っている。ご先祖様から頂いた土地だと思うから、自分のものはどうしようと勝手となる。自然はご先祖様から譲り受けたのではなく、子孫から借り受けたの、借りたものは、自分のもではないので、大切にし、やがて盆にのせて返すぐらいでなきゃ。
良い事を言う、和尚様だ。

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1 コメント

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知性 (ドブ)
2006-08-14 16:28:42
最近の坊主は生臭だが、生臭だからこそいいことを言うことだってある。昨日寺参りで坊主の話に耳を傾けた。

「知性とはどんな格好をしているのか。目に見えないし、耳にも聞こえない。自分を立てたいと思う以上は、他人への思いやりこそ爽やかな道なのだと思うこと自体が知性を作るのだ」

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