北海道もやっと夏らしい季節になってきました。私はドサンコではありません。杜の都仙台・・たまに仙台弁、発音が違い辞書など調べる時に・・惑うこともあったりと方言はふるさとを離れ50年近くなっても思わず口から出てしまいます。
先日栗山での研修会、栗山町開拓記念館に隣接している泉記念館の展示物、当時の生活用具の中にこれを見つけました。北海道に赴任したのお風呂場にありました。洗濯機です。使ったことはあるでしょうか。
学校卒業と同時に地元の学校に付随する図書館に勤めました。しかしその年の8月、子ども達との触れ合いを求めて北海道の漁村に赴任してきました。当時熊に襲われた小学生が話題に・・熊に食われに行くのかと大反対の家族を説得、2学期からと汽車、連絡船に乗り北海道の地を踏みました。22~23歳ぐらいでしょうか。8月とは言え寒々として家には夏なのにストーブが、大変な所に来てしまったと後悔しても戻ることは出来ませんでした。それ以来私もドサンコの仲間入りをしてしましました。
冬は―20度、ドアを触れる度手にくっいて・・トイレには長い棒が有りました。自分の排泄物は自分で均す、そのままにして置くものなら見る見るうちに山のごとく突起物が、お風呂場にこの洗濯機が有りました。ふたを開け洗濯物、石鹸を入れ、手動で手回し、風呂の入る度にくるくると洗濯したことをこの洗濯機をみて懐かしく思い出しました。