

世界最長の川大河ナイル川、アフリカ大陸の奥地に源流を持ち、約670kmをゆっくりと流れ、その広大な流域で、この恵みを受けて暮らす人々、そこに繰り広がれている古代エジプト文明、今からおよそ5200年前から始まり3000年間長きに渡って出来た古代文明、各地に残された遺跡や壁画、、ヒエログリフ(エジプト文字)これらを見るために憧れのエジプトへと、。旅立ちました。
ソウルからドバイをへてカイロへと12時間の旅、カイロは年に数日しか雨が降らない国とか、私たちが着いた時はスコールのような雨が降っていました。しかし傘を持たない民族とか雨の中平気で歩いていました。

日本からカイロの時差は-7時間、カイロに着いたのは朝の7時と言うことは、日本の時間にすると、夜中の12時でしょうか、寝ないでの観光が始まりました。気温17℃、南の暑いイメージとは違い、肌寒く、北国の服装での観光に入りました。
日本人観光客が多いのか、エジプトポンドより、米$、日本円、1,000円、100円が使われて、私たちを見ると「おしん、おしん」とエジプトでは「おしの」のテレビが大流行、日本人は、着物を着ていて、「おしん」のような人ばかりと思われているようです。バスを降りるとすぐさまいろいろな物売りが走ってきます。「おしん、おしん」「やまもとやま」「みるだけね」「安いよ、安いよ」「チョット待ってください」そして最後は「ワンダラ、ワンダラ」「シェイエン、」「シャクエン」と巧みに近寄ってきます。月、生活費2万とか、売り手も一生懸命、これとて良い稼ぎになりす。
仕事をしているのは男性のみ、女性は結婚と同時に家庭に入るのが殆ど、学校は6,3,3生日本と同じ、学費は大学まで無料、しかし義務教育ではなく、自由にやめる事ができるとか、大学まで出ても殆ど仕事がない、小学校の途中でやめ、家の手伝いをする方が多いそうです。学校は制服、リュックを肩に、頭からはスカーフで髪の毛を覆い、2時には学校が終わります。学費は無料ですが、個人塾のようなものがあり、そこに通って勉強するとか、それが高額だと、帰って、勉強をし、おやつを食べ、手伝い、遊びと、日本と同じ。
結婚はお見合いが常、イスラームの教えに従って、結婚前の体の交わりはなく、家庭に入った女性は子供を4、5人生み育児に専念します。そのせいか、体の線が出ない服装をしていますが、殆どの女性は堂々とした体格の方が見受けられました。
女性を見たのはトイレ、それも女性トイレの前でチップを受け取る方のみでした。
1日5回のイスラームの礼拝、モスクで行う必要はなく、何処でも良いとか、マイクを通して朝、昼、夜となく聞こえて来る「アラーは偉大なり」とアラビヤ語で異国情緒たっぷりの旅が始まりました。
2回目は「食べるケーキ」に付いてお話したいと思います。アラビヤ語でピラミットのことだそうです。