徒然なるままに 91 お盆

2006-08-07 11:38:20 | 雑記
昨日、盆供養に参列和尚様の講和を聞いてきました。
15日を「自恣」日といい、インドでは4月から7月に雨季の季節、毎日雨が降り続きます。そこで「安居」といって、お釈迦様が定めた制度や制約に従い、一箇所に集まり修行しました。その100日の修行が明ける日に、修行僧達は、自分が犯した罪を告白し、自己を反省この行事が「自恣」という行事だそうです。
やがて中国に伝わり、民間の習慣などと融合し、たくさんお供物を供え、僧に供養し、その功徳により、先祖の霊の冥福を祈る行事となりました。
それが日本では、お盆の行事となり、先祖の冥福を祈る報恩感謝のよすがとして続いています。13日の迎え盆から16日の送り盆まで心静かに先祖と心の交流をはかりましょう。