徒然なるままに 85  年忌

2006-08-01 23:30:59 | 雑記
法事、年忌はどうして、私の質問に答えてくれた方がいました。
法事は死者の冥福を祈る為に行う十仏事、こらは中国の十王思想の影響だそうです。十王とは死者の善業を裁く王のことで、王の前で生前悪い行為をしているとわかれば烈しい苦しみを受けなければならない。その苦しみを死者が受けないように、家族は法事を行って死者の変わりに善業を積むことにより、死者の生前の善業が取れ消される。
十仏事「初七日、二七、三七、四七,五七,六七、七七(四十九日)、一周忌、三回忌」の事でこれに七回忌、十三回忌、三十三回忌を加えて十三仏事、これはわが国で行なわれたものです。ところで
七回忌は十二支の半分が終わって初めてに年
十三回忌は十二支が終わって初めての年
十七回忌は中国の唐の皇帝野誇示に由来
二十五回忌は十二支が2度終わって初めての年
三十三回忌は十二支が3度終わって、元の支を迎えて行う所引き上げたらしい
五十回忌は十二支が4度終わって四十九年目に行うとされている。
7回忌は室町時代、十三回忌は奈良時代、十七,二十五は室町時代の末、三十三回忌は鎌倉時代の末に始まったとされている。
少し判った様な気がしました。