魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

クロード・ネル ロワール シュナンブラン-信玄まぜそば

2021年12月02日 | ワイン 2021

今夜の試飲はこれ。

 

2017 IGP デュ・ヴァル・ドゥ・ロワール シュナンブラン(クロー・ド・ネル)

  (仏、ロワール地区、シュナンブラン種、白、5千円台)

 

香りはどこかトロピカルフルーツを思わせる果実に、すごくミネラリーで石灰や

白い花、グリセリンやシンナーっぽさもあります。香り自体は強くはないものの、

格調高くて驚き。

 

味わいはやはりミネラリー。めちゃめちゃきれいで厚みのある果実味がやはり格調高い。

これは瞬時にかなり上品で高級品だとわかりました。実は価格を知らなくて、あまりの衝撃に

思わず調べてみたら5千円台!!! 普段の日に開けちゃったよー。

いや~、素晴らしい。衝撃のシュナン・ブラン種です。

 

さらにいろいろ調べていくと、クロー・ド・ネルは2006年はワインが廃棄となり、

2007年はウドン粉病にかかって収穫はゼロ。ついには経営破綻しました。

2008年5月、ブルゴーニュ地区の”神ドメーヌ”であるドメーヌ・ルフレーヴのアンヌ・クロード・ルフレーヴが

このドメーヌを買い取って現在に至っているのだそうだ。

 

どおりでそのミネラル感は素晴らしいものがあり、高貴であり、ルフレーヴと共通する

何かを感じることができます。おいおい、そんな訳だったのか。

そんなワインとは知らずに開けた。造りも価格もすごいじゃないの!?

この知名度が高くないクロー・ド・ネルは私もそう興味もなく、すご~く油断しておりました。

やっぱワインの世界は知らないことだらけだなあ。(笑)

ついでがあったのですぐさまちょびっと発注しておきました。

 

 

 

これ食べてみました。噂では美味しいらしい。

「信玄 コク味噌まぜそば」

 

豚骨大好き野郎が味噌まぜそばとか笑わせるぜ~。

しっかりとパンチがあって旨みすごい。良く出来てるな~と感心。

でもあっという間に食べちゃう。しかし案外カロリーもあるんだよ。気をつけないと。

 

 

オミクロン株のせいで日本は鎖国状態。

荷物は入ってくるんですよね。ワインが入ってこないと困るんです。

オミクロンは多分広がるんだろうなあ。県内も12月中は第6波は来ないという見込みなので

忘年ワイン会、やれたらいいなあ。

 

 

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