魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ボロいけど何かいい

2009年03月30日 | 美味しいもの
ちょっと久しぶりとなりましたが、ラーメンです。


今日はここ。

久々に気分が乗ったから。



諫早市のアーケードのすぐ脇にあるお店です。

2時くらいでしたが、お客さんはぼちぼちと・・・途切れません。
常に数名が食べているような状態です。
この店構えからしてすごいと思います。

ほぼ1年半ぶりくらいでしょうか。


さて、ラーメンが出てきましたよ。





メンマでちょっと浮ついた香り。麺はダルダルに緩めです。
ネギが少ないです。

さらに「当店にはレンゲはありません」の張り紙。
(何でそこまでしないといけないのか理解不能)

お冷のコップは相変わらずカップ酒のビンの再利用。

ティッシュとかナプキンとかすら置いてありません。
(これくらいは置いてほしい)


しかし・・・スープ自体は純粋なトンコツ。あっさり目で
旨味がのっています。素朴だけど美味しいスープです。

さらに写真の大盛りラーメンはチャーシューがたくさん
(ほど良く?)乗っていてほぼチャーシューメン状態。

これで450円!
はなかなかやってくれるじゃありませんか。


さらにこの店のおじちゃん、おばちゃんとお客さんたちとの
やり取りを聞いていると、とても人情を感じます。

こいこそラーメンらしかばい!


腹を満たし外へ出ました。

諫早アーケードを歩くと・・・涙が出そうです。
人がほとんどいません。
これじゃアーケードの存続は無理です。

切ないです。

でも昔からのこのお店を、商店街のお店も愛し続けている
方達はいるようです。



確かに消費者は王様でしょう、神様でしょう。

苦境にあえぐ会社、経営者、会社員、お店、従業員・・・、
みんな必死です。戦っています。

それにひきかえ、消費者の立場は何の制約も苦境もありません。
これこそがこの国の選択した政策です。

消費者の偉さ、欲のまま、制約のなさ等をちょっとだけでいい
から剥ぎ取って、世の中小の会社やお店へ向けてくれたら
良いのに・・・と思ってしまいます。
資本力の巨大なところしか生き残っていけない世の中って
どこか一方的な気がします。
みんな強い存在になれるわけでも、勝者になれるわけでも
ないのです。

そう感じながら、花冷えの中を歩いたのでした。

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ほぼ確実やろ?

2009年03月29日 | ワイン ~2019年
バーレーン戦、見事な勝利でした。

この戦いは勝てばどんな形でもOKです。
6月にある残りの3戦で1勝でもすればW杯出場が決まります。

つまり、ほぼ楽勝です。バンザ~イ!

ただ予断は許しません。何があるか分からないのが勝負の世界です。


しかし、ほぼ確実となった喜びの祝杯をあげましょう!



2005 Ch.ラルドー(ボルドー、ベルジュラック)

仏、赤、千円前後。

チェリーやカシスがぷんぷん香ります。
その奥にボルドーらしい鉛筆の芯やら杉、シガーボックス、
井戸のコケ(このあたりはボルドーの常套句です)が香ります。


味わいは赤系フルーツがきれいに広がります。
この価格では案外濃度もあり、しっかりもしています。
このあたりは2005年という大当たり年によるのでしょう。

コスパはとても良いです。価格を考えると通常のACボルドー
よりも安くていけていることでしょう。


いやいや、めでたい、めでたいですねえ~。

本当の予選突破は6月ですが、もう余裕がありますので、
心軽やかに過ごすことができます。

Jリーグや我が街のV・ファーレンの応援にしばし没頭
しましょうかねぇ。

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勝利をみるぞ ザ・ミル

2009年03月28日 | ワイン ~2019年
いよいよ明日はW杯予選バーレーン戦ですね。

勝利をみるぞ!

ということで、今夜は、


2006 The Mill CS&Me(Windowrie)
  (ザ・ミル カベルネ&メルロ、ウィンダウリ・エステート)
  (豪、カベルネ&メルロ種、赤、千円台半ば)

昨日に続き、豪、ウィンダウリのワインです。

イチゴ、プラム、コショウ、ミネラル、鉄などを感じる香り。

味わいはミディアムボディで程よい濃さと予想より多めの酸味。
明るめでスタイリッシュ、まずまずの満足感でしょう。
ただ、ちょっと弱いところもあります。

悪くはないですが、この程度なら正直、同価格帯で他に
優れたものがあると思います。


そういえば、ウィンダウリ・エステートから「サクラ・シラーズ」
が入荷しました。この季節にサクララベルの赤ワイン。
昨年TVドラマで放送された「カウラの悲劇」
があったこの地にちなんだ素晴らしいワインです。
後日またご紹介しましょう。



さて、明日は初の3トップで行くようですよ。
玉田、大久保、田中達の3人が暴れまわるでしょう。

そういえば昨夜夢の中で玉田選手が出てきたので、
(なぜだか意味不明ではありますが)彼が決めてくれる
かも?です。

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第四回軍艦島コンシェルジュ講座(ガイド編)

2009年03月27日 | ちょっと怪しい
さて、もう4回目です。

今回は「ガイドのやり方」ということでの講座でした。

我らが坂本さんがやっていらっしゃるやり方を、身振り手振りで
解説していただきました。

こうして用意した写真を示しながらの説明です。


もうこの方はミスター(軍艦島)と呼んでもいいかも?


なんでも長崎港から出発すると、軍艦島に着くまでの時間は解説
を必要とするのだけど、軍艦島が見えてくると、お客さんは
島に夢中で写真ばかり撮って、解説などほとんど聞かないそうです。
ナルホドネ~


次に実際のクルーズの画像を見ながらの解説です。




画像正面に見えていますのは、「ドルフィン桟橋」で~す。
台風被害などで3度も作りなおした上陸用のメイン桟橋です。
・・・ってな具合。

うまく私に出来るだろうか?

やはりガイドは難しいと思います。しっかりと飽きさせない工夫、
リピートしていただける工夫、情熱やマニア心をくすぐる工夫・・・。

特に今回の上陸出来る場所が、かなり制限されたため(200メートル
程度の遊歩道のみで、極一部しか公開されない)、がっかりポイント
となりかねないだけに、観光客とのトラブルさえも懸念されます。

さらに時化た日には、着岸、上陸は出来ません。


上陸できたとしても、観光客は絶対にこの言葉を言う。間違いなく。

たったこれだけ~?!

さあ、どうする長崎市、どうする旅行会社、どうするガイドたち!


そこで私が「端島音頭」を歌っても許してくれそうにありません。



対策はまた考えるとして・・・


端島出身の方が8ミリで撮った貴重な映像を見ることが出来ました。
どこにも未公開のものです。これが良かった。






上が当時の稼働している竪坑です。


そしてこんなのも。




人々の暮らしも映っていました。

でも心をとらえたのは、モクモクと煙が上がり、しっかりと稼働して
いる炭坑の「力」でした。やはりこのパワーこそが、多くの人を
住まわせ、生活を支え、また今の廃墟としての魅力の奥底に存在する
「本質、源流」のように感じます。

さて、次回はどうなる?

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落ち込んだ日から

2009年03月26日 | ワイン ~2019年
人生いろいろあります。

ここ数日は最近では最悪に近い日でした。
自分がいくら頑張ってもどうにもならない悩みってあります。

仕事のこと、子供のこと、親の介護、自分の体や将来のこと・・・・・

誰しもそうでしょうが悩みは尽きません。



そんな日々でもワインはささやかですが心を温めてくれます。
彩りを添えてくれます・・・・・ありがとう。



2005 The Mill Merlot(ウィンダウリ)
   (豪、メルロ種、赤、千円台半ば程度)


チェリー、ラズベリーなど芯のある明るい赤系果実の香り、
赤土やユーカリも混じり合います。

味わいは濃いめでジューシーな割には、軽やかでスムースな
飲み口です。誰でも親しめる味わいで、悪くはないでしょう。

価格としてはまずまずでしょうが、いまいちパンチが足り
ません。もっと惹きつける何かの要素が不足しています。
パワーも美しさも悪くはありませんが凡庸の範疇です。

まあ、それがありきたりの毎日といえばそうでしょうが、
やはりワインを飲む時くらいは、ちょっとだけでも夢見て
いたいもの・・・・・そうですよね。


落ち込んだ日はもう卒業することにします。
どうあがいても明日は明日です。

明日には良いこともあります。



そういえば新入荷のワインたち、たくさん入って来ました。

こんな落ち込んだ私にも、そしてワインを愛するお客様にも
きっと喜んでもらえる、心を幸せにしてくれるワインたちです。


良い時も悪い時も、ずっと“ワインと一緒”でした。
多分これからも・・・。
ワインを愛する方はきっと、そうですよね。

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片付いた?

2009年03月25日 | ちょっと怪しい
問題となっていたタイヤの山がなくなっているようだ。
報道されていたし・・・。

ここは近付かない方がいい、怪しい廃工場だ。

どことなくきれいさっぱり?

退廃的風情もなくなったような・・・?


常に怪しいポイントを探し続けているものの、最近は
減ってしまった気がする。


なに、うちのワインセラーの方が怪しい?

そうかも・・・今に廃墟、廃セラーに・・・オイオイ。

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祝杯はピノだよね

2009年03月24日 | ワイン ~2019年
WBC、アメリカに勝利! 見事でした。

ただ、スタンドをよく見ると・・・・・外野席に空席が多い。
(内野席は多いようですけど)

つまりアメリカでは、日本ほど盛り上がっていなのが分かり
ます。空席なんですよー。

韓国やベネズエラなんかもかなり盛り上がってはいるとは
思いますが、本家アメリカはいまいちでしょうかねえ。


高校野球も長崎県代表の清峰高校も1回戦、見事な勝利。
十分に戦えそうで、期待できますよ。



さて、今夜は怪しいシリーズのピノで祝杯です。


2005 ヴィーニャ・プント・アルト ピノ・ノワール(ラロッシュ)
   (チリ、ピノ種、赤、3千円程度)

フランス、シャブリ地区で有名な造り手「ラロッシュ」がチリで
生産するピノです。
初めて手に取り、「へえ~、ラロッシュってチリでも造ってるんだ~」
と感心しました。

本家シャブリではあまりの不甲斐なさに、チリへ逃げ出したのか?
とも一瞬思いました。
だって、ここのシャブリはあまり良い思い出がないもんで・・・。
(まあ、それを言うならシャブリ自体好みではないのですが)


さて、そんなことはさておき、純粋にワインを味わいましょう。

香りは甘いです。ベリー系ではカシス、フランボワーズあたりで
しょうが、むしろオレンジピールや熟した柑橘系のフルーツが支配
しています。赤土や焼けたレンガ、熟した肉なども香ります。

味わいは優しくやはりニューワールドらしく甘めです。

しかしその甘さは違和感が少なく、クリーンでさえあり、えげつ
ないような、ニューワールド特有のケバさはギリギリで抑えられ、
むしろ甘さへ向かって、飲み手が求めさえする・・・そんな
フルーツの美しさが出ています。(ちょっと表現が難しいですね)

とにかく甘めですが、きれいで美味しいです。
その甘さを良しとするかどうかは好みかもしれませんが、私は
カジュアルなワインとしては、肯定的にとらえることが出来ると
思います。

アフターもフルーツの甘さがたなびいています。きれいです。


さて、明日はWBC決勝戦、対韓国戦です。
東洋の日本も韓国も、アメリカ大陸の本場の野球に負けない
ほど成長しているんですねぇ。

沢村がベーブルースに挑戦して以来、どれだけ月日がかかった
でしょうか、感慨ひとしおです。

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つお~い じぇい・えふ・える

2009年03月23日 | Weblog
今期JFLに昇格した我らが「V・ファーレン」の初ホーム戦!

諫早まで応援に行ってきました。

雨上がりのピッチはスリッピーでボールは伸びるうえに、
選手は滑り、こけたりしながら・・・
それでも懸命にボールを追い駆け回ってくれました。

相手は「ガイナーレ鳥取」

これが・・・正直強い! つおい!つおい!

これまでの九州リーグのようなぬるま湯ではない。


しかし、その厳しさがますます選手たちを、チームを強くする
力となるのです。


1-1で迎えた試合終了直前、失点にて負けました。ナンデ~
もっとディフェンスを見直す必要がありそう。

お~~~、やはり、じぇい・えふ・えるりーぐはつおいぞ!



実はこの試合は御前試合で、客席を見回したらなんと・・・




しゃちょー! しゃちょー! スポンサーの大社長さんが!

テレビ画面ではよく見るけど、生社長さんは初めてでした。

今日は負けましたが、社長、今後もサポートよろしくお願いします。



さて、試合後表へ出ると、選手たちがファンサービスのため
出てくれていました。

やはりここはキャプテンの原田武男選手と一緒にパチリ!





次の試合もしっかり頑張ってね。
応援に駆けつけるから。頼んだよー、キャプテン。

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明日に燃える!

2009年03月22日 | ワイン ~2019年
JFLに昇格した我が「V・ファーレン長崎」のホーム開幕戦が
いよいよ行われます。

また、清峰高校が選抜高校野球大会に登場します。

いずれも長崎を代表するチームで、ちょっとワクワクします。

出来れば明日は「V・ファーレン」を応援に行きたいところです。

祝杯を先取りしましょうか?


2006 コルプス・デル・ムニ(ボデガス・ムニ)
  (スペイン、テンプラニーリョ種、赤、千円台前半)

若々しい色合いに、若々しいレッドカラント、チェリーやイチゴなど
フルーツが満載の香りです。なぜかチョ-クと黒板っぽい香りも
感じましたが、これは個人的な感覚です。


味わいは新鮮な摘みたてのベリー系の果実味が、明るく、若々しく、
そして生き生きとフレッシュに通り過ぎます。酸もタンニンも
フレッシュに感じます。
嫌味がなく、きれいに飲み進めることが出来るでしょう。

赤系果実、ありがとう!

そんなデイリーワインです。


J1では贔屓のF・マリノスの渡辺選手が点を取ってくれました。
兵藤選手もいいですね~。活躍していました。
(totoは一向に当たらないけど)


明日のV・ファーレンの勝利でますます、この安酒が美味しく
感じることが出来るでしょう。


気合を入れます

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第3回軍艦島コンシェルジュ講座(マニアの集い?)

2009年03月21日 | ちょっと怪しい
第3回軍艦島コンシェルジュに行ってきました。

こんな感じで、プロジェクターを使っての講座です。


今回は東京より「Oプロジェクト」の方を迎え、意義のある講習と
なりました。

「廃墟論」(待ってましたっ!)より入り、マニアックな世界へ。


DVDも見ましたよ。




この映像を見て、「お~65号棟だぁ~」と思った方は、
廃墟道5級以上を認定いたします。


「Oプロジェクト」とは、軍艦島オデッセイのサイト、DVD、
「軍艦島全景」、さらには「ワンダー・ジャパン」という雑誌にも
かかわっているプロジェクトチームです。

つまり「廃墟好き」には欠かせない存在です。


そんな視点から見る軍艦島もまた、魅力的です。


さて、今回特筆すべき内容です。

特に昔の資料から調べた点がこちら。
ちょっとマニアックですがお付き合いください。

31号棟の建つ前(オレンジの建物の部分にうっすら重なって
書いてあるのが現在の31号棟です)、この場所にあった商店群。
(下の写真参照、クリック)




中でも5、6、7、8に注目!

ここは遊郭でした。

5、6の場所にあった「吉田遊郭」というのは朝鮮人専用の遊郭だった
のです。
7、8は日本人用の遊郭でした。


つまり、端島(軍艦島)のような限られた敷地、特殊な環境の中で、
秩序、規律を保つため、性のはけ口としての施設は(法律で禁止
される以前は)「必要悪」的な意味合いも込めて、あるべくして
あった施設とも考えられます。

朝鮮系の人達は、ちゃんと給料をもらい、ちゃんと働いて
いたとのことです。ただ、労働環境まではわかりません。どう考えたって
楽して儲けたわけではないでしょう。


問題は中国人の方で、隔離された島南部に住んでいたようです。

このあたりは確定的なことはまだまだ断定できません。
遊郭にしろ、労働形態にしろ、時系列で変わっているはずです。
一時がそうだから、全部がそうって訳ではありませんのでご注意を。
まだまだ勉強中です。これからでしょうか。


しかし、遊郭の話になったとたん、会場ではみなさん真剣に
聞き入っていらっしゃったようです。

盛り上がりました。
「遊郭」ってそんなに惹きつけるものなのでしょうか?

私はキャバクラすら行ったことがないので???
一度、向学のために行くべきだろうか。


次回の講座もまたご紹介しましょう。




★追記です。おまけね。

軍艦島をモチーフにラリラリピノさんが書いた曲。良か曲ですよ。
水仙の咲く丘から(クリック)

コメント (4)
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なるほど!魚介系の豚骨ラーメン

2009年03月20日 | 美味しいもの
博多に行ったなら、やはり・・・
男なら、やはり・・・


ラーメンば食べんばやろ!


ってことで今回は「郷家 天神店」です。
キャナルシティのラーメンスタジアムにも出店しているようです。


トンコツ+カツオブシなどの和風だしのダブルスープです。
宗田カツオブシ、サバ節、煮干し、昆布、シイタケなんて
書かれていました。


さてオーダーしたラーメンがやって来ましたよぉ。





うんうん、魚介系のダシがよく出たスープです。
麺はたまごちじれ麺。ネギ、メンマ、チャーシュー、ノリが
入っています。

美味しいですね。
グングンとおはしも進みます。

今回はあえて基本のラーメンにしましたが、このお店では
一番人気は「辛ネギらーめん」なんだそうなので、次回は
それをトライしてみようかと思いました。


メニューも張っておきましょう。(写真をクリック)





まあまあ満足はしましたが、ちょっと前に書きました「豚と節家」が
とても素晴らしかったので、本家へやってきたわけですが、「豚と
節家」ほどの感激は正直ありませんでした。
しかし、1番人気の「辛ネギラーメン」は食べてみたいので、
次回は楽しみに挑戦してみようと思います。


長崎でもこのスタイルのお店が1軒でもあったら嬉しいです。
ときどき通うこと請け合いです。
通っている「麺処 わげ」も魚介系のダシが効いてはいるものの、
ここまで強くはありませんし。


さて、本日もラーメン日和。
きっとどこかの店で食べることでしょう。

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オレに近寄るな、ケガをするぜ!(ハードな試飲会編)

2009年03月19日 | ワイン ~2019年
昨日の福岡での試飲会は実にハードでした。

最近では珍しく、アイテム数が約200!!!

ぶっちゃけ、飲み方も雑になってしまいますぞー。

白ばかり飲むと、冷やされているので口の中はツンツンとなり、
酸味に対して、感覚が弱くなります。

赤をたくさん飲むと、タンニンで口の中の皮が剥け、これまた
タンニン(渋み)に対して感覚が弱くなってしまいます。

甘口はその甘さにうんざりします。

しかも立ちっぱなしですから、足腰への疲労感もかなりです。


何と言っても一番ツライのは・・・

ワインを楽しめないことです。ですから美味しくないんです。


でも、グッと来るアイテムの時だけは目が輝きます。
鼻も舌も全開になります。
これぞテイスティングの鬼となる瞬間です。
この時だけは思います。

オレに近寄るな、ケガをするぜ!

な~んちゃって。

しかし、この感性がなくなったら、ワインはやめるでしょう。


さて、今回の発見はこれでした。




アルゼンチンのフィンカ・ソフェニアの上級アイテム。
お手軽アイテムは普段から取り扱っていますが、上のクラスもやはり良かった。

もう疲れてフラフラで飲んでいた最後の方で、このコーナーに来ると
思わずシャキーン!となったほどです。

コストパフォーマンスも良く、満足できると思います。

この他にもボチボチと気に入ったワインもありましたので、
もうすぐ入荷、ご案内もできるでしょう。 お楽しみに。

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飲みすぎた時はハーフボトル

2009年03月18日 | ワイン ~2019年
ちょっと前に書きましたが、とある卸よりのセール品、

これが何とも・・・“怪しい”のだ!!!



写真のワイン、

2003 サンタ・ヘレナ CS
   (チリ、カベルネ・ソーヴィニヨン種、赤、6~700円程度)

濃いめでしっかりとしているワインのはずですが、怪しい状態に
置かれたワイン、しかも影響を受けやすいハーフボトルですので、
ちょっと、明らかに落ちています。


しかし、別のボトルでは案外平気で飲めてしまいました。

やはりハーフボトルは不安定ですね。

あと数本ありますが、期待せずに開けていくことにしましょう。


本日はなぜにハーフボトルか?

実は博多まで試飲会で行ってまいりました。
それで飲み過ぎですし、疲れてしまって・・・・・。

試飲会の様子は明日アップいたします。

待ち焦がれた恋人にも勇気を出して告白できんかった、結局ねぇ・・・。

へたれ、というか中途半端です。

ま、だからハーフボトルかぁ?


ハーフを1日で飲みきるより、フルボトルを2日で飲むことを
お奨めします。



なに~? フルボトル1本、1日で足りない~?

そんなあなたは飲み過ぎです。元気な証拠でもあるんでしょうけど、
体には気を付けて下さいね。

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堂々と怪しい活用

2009年03月17日 | ちょっと怪しい
写真が小さく映っている場合はとりあえず写真をクリック
してみてください。


国道沿いの民家ですが、まあ、よくも堂々とバスをこんな風に
使い込んでいます。驚きです。

近付いてよく見てみましょうか。


家の前だというのに、この植物の繁殖はすごいと思います。




バスはかなり覆われ、かなり朽ちています。

きっとここ数年の仕業ではないでしょう。
少なくとも10年以上は確実です。


後ろから見ると、





こーんな感じです。




前にも回りましょう。





ペシャ~!としています。

横の方も





ボディーが朽ちて、ボロボロ。
薄い金属板一枚の壊れそうな造りです。



乗り物として使ったバスは、ちゃんと廃棄処分しなくてはいけません。

良い子のみなさん~、

倉庫や物置として使ってはいけませんよ。いいですか~。



さて、本日はそんなバスで博多へ出発です。

ワインの試飲会があるとです。

そしてもうひとつ、30年以上憧れ続けた恋人に逢うとです。
そのお話、詳しくは後日にでも。・・・えっ?!


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鉄人に挑戦 ついでに神の雫にも挑戦

2009年03月16日 | ワイン ~2019年
遠方(宮崎)より「鉄人」と異名をとる「なおなおさん」が
いらしゃいました。
さすれば!ということで、歓迎会(迎撃会)が行われました。


はじめは少人数でしたが、徐々に知り合いが現われ増えていきました。
これもなおなおさんの人望がなせる技なのでしょうか。

不思議と、集まるところ、(人や物も)には集まるものです。


さて、

1 1998 サヴィニー グランリアール(シモン・ビーズ)

軽いですが、クリアで酸が生きているせいか、だれることなく美しい。
とてもきれいな熟成をしています。案外こういったところが98年の
真価かもしれません。



2 2002 ヴォルネー サントノ(フランソワ・ミクルスキ)

こちらもきれいです。エキス分がしっかりと濃く、旨味がいっぱい
感じます。良いワインです。白の造り手ですが、赤もいけています。



3 2001 ジュヴレ・シャンベルタン(クロード・デュガ)

厚みがあり、濃いデュガですが、01年は軽めの年なので、程よい
くらいでしょうか。いや、それでもやはり濃いです。デュガ節が
あります。ヴィンテージの特性よりも造り手の特性が強いと思います。
でも、デュガは上質で美味しいです。



「なおなおさん」は年齢を感じさせないほどパワフルで、鬼の
ように強靭です。しかし、人柄はとても穏和な方で楽しいのです。

私の方が10年ほど若輩者ですが、とても太刀打ちできる相手で
はなく、「鉄人」vs「ラリラリ・ヘロヘロ・ピノ」でした。
(私は弱い方ですから当然のごとく完敗ですね)



さて、会も盛り上がった頃、こんなすごいのが出ました。
tantanさん、あなたはエライです。





98 ラトゥールです。ここは素直な感想でなく、神の雫風にやって
みましょう。(ついでに神崎ゆたかにも挑戦です)

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・・・庭にコケや緑の絡まった井戸、ジリジリと太陽に焼けたレンガ
の塀のそばを通り、門にたどり着いた。
私はしっかりとした木の扉を開け、その堅甲な城の中へ入った。

長い広大な回廊を歩くと、騎士の鎧が置いてあり、その槍の先は
壁に向いていた。

その壁には1枚の絵と小窓があった。
壁の絵はエンピツで描かれた柑橘やベリーの静物画だった。その下の
テーブルになぜか本物の黒いチェリーが置いてあり、私は思わず一粒
つまんでみたのだった。

そして小窓の先にはスミレやサクラ、花の咲いた風景が見えるが、
それはまだ少し遠いところにあった。
しかし、心落ち着く風が小窓から吹き入り、心を任せていた・・・。

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最近は滅多に飲めない5大シャトーですから、思い出しながら書いて
はみたものの・・・、

こげなもんでよかですか?


グランヴァンを飲ませていただきました折には、たくさん物語を
書きましょう。こんなもんでよろしければ・・・ですけど。
どなたか、お願いします。


さらに



こんなのも!

1999 シャトーヌフ・デュ・パプ クロ・サンジャン(モーレル)

開いフルーツがのびのびと広がり、心地良かった。


さらに2004 Ch.ボーモンまでひと飲みしたような。

明るくきれいなフルーツで美味しかった記憶があります。


しかし、ちゃんと歩いて家まで辿り着きました。

めでたし。めでたし。

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