魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

池島炭鉱探検5 廃墟萌え2

2008年03月31日 | ちょっと怪しい
池島港から見た石炭関連施設です。

発電所、変電所、海水を真水に変えるプラント、選炭施設、
などがあります。



この写真は選炭施設です。もう使われることもありません。


これでも萌えますが、せっかくここまで来たのですから、
階段を昇ってみましょう。




おお!水が溜まっています。

かつてはこの中で石炭をグルグルと撹拌し・・・。

円形の中央に続く通路は



これまた錆びて崩れそうな感じが萌え~を誘います。

小屋みたいになっている下の部分を拡大してみますと、



錆び、朽ちてゆく感じが哀愁です。なかなかですね。


さて、池島探検も今回で終わりとなります。
炭鉱好き、廃墟好き、地元再発見などの方は行く価値があると思います。

炭鉱といえば、端島(軍艦島)、高島、崎戸炭鉱のような朝鮮人や中国人の
強制労働、つまり負の遺産的な影が付きまといます。

しかし、池島の場合始まりが戦後、昭和27年なので、強制労働もなく
さらに設備も充実した近代的な探鉱ですので、暗い影は感じません。
ただ、閉山後島の人口の流出や荒廃は隠しようもありません。


このツアーは「長崎さるく」やその他募集もあるでしょうから、
ぜひご参加、体験してみてください。とても興味もわきますし、
楽しいですし、島の方たちもとても良い人ばかりです。

雨も上がり、帰りの船は揺れもほとんど収まり穏やかでした。

そして船上の私たちを、姿が消えるまで手を振って見送っていただきました。
生涯忘れられないほどの思い出となりました。

ありがとう!


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池島炭鉱探検4 廃墟萌え1

2008年03月30日 | ちょっと怪しい
池島には最盛期に7~8000人住民がいましたが、現在は300名程度らしいのです。

数十棟も建っているアパート群はそのほとんどが廃墟状態です。

現在では電気、ガス、水道の効率化のため、まとめて数棟に住んで
いるようです。




この写真は採掘した石炭を運んだコンベアです。
海に向かって伸びています。




今は使われなくなった石炭関連施設。
下から見上げます。萌え~。

くすんで錆びた鉄や油、そして石炭のかつての繁栄の残像です。


そして変電所跡もありました。




もぬけの殻でした。
でも結構良いですよー。



あと、廃墟ではありませんが、展示写真の中から面白かった
ものがこれです。




主婦による「坑口接待」。
坑内は禁煙であり、仕事を終えて昇坑してきた労働者にタバコの
火をつける等・・・なんてのがありました。
きっと美人の奥さんがつけてくれたタバコはさぞかし・・・
ってほどのこともないでしょうけど。


さて、池島特集は次回が最終回となります。
引っ張ってすみません。お付き合いくださいね。


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番外編 出たとこ勝負の音楽(私信かも)

2008年03月30日 | 音楽
もう16年ぶりくらいだろうか。
昔取った杵柄?なのかな。

慣れない音楽をいろいろとやってみました。
明日は(もうすでに今日となった)とある事情にて披露することと
なったのです。

上手く行くだろうか不安で?最終の推敲をしています。
せっかくの出来かけをぶち壊してみたり・・・いろいろと。

音楽の神が降りてくることもあれば、まったく音沙汰なしで
自分だけで何とかやらなきゃならないこともある。

でもねぇ、やっぱハートだね。
うん、ハートだね。
アマチュアもプロもいる場だけど、結局は人間ハートは同じ。

シンプルだけど分かりやすい曲にした。(でもホントはシンプルではないけど)
あとは出たとこ勝負です。勢いかも。

どうでもいいけど、大好きな赤ワインをあおって寝ます。

多分今日と明日は、私の頭の中では年甲斐もなくラブソングが
一日中流れることでしょう。




コメント (2)
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池島炭鉱探検3 発破!!!

2008年03月29日 | ちょっと怪しい
中央指令室です。

ここよりすべての司令は行われます。
誰がどこにいるか、坑内の様子が逐一分かり、それに応じた対応を行います。
1981年に光ファイバーが入っており、最先端の情報入手と対応がなされていた
ようです。


さて、昔の炭鉱の再現体験です。
家内がスタッフの指示により、発破(ダイナマイト)を仕掛けています。





昨日ご紹介したロードヘッダーのマシンがない頃の炭鉱は、道路工事で使う
ドリルで、ガガガガガ・・・・・と岩場に穴を掘った後に発破を仕掛け、
坑道を延ばしていたのです。


さて仕掛けたところで、次は配線。




さながらアクション映画のようでしょ。



後方まで下がって、そしていよいよ・・・
発破~~~!!!グイッ



ゴゴゴゴゴ~!
という音が響き渡ります、響き渡ります、響き渡ります・・・。
実は録音された音がスピーカーから出てくるのです。
案外楽しいぞー。


その後「池島中央会館」にてフィルムを見る。
この場所は元映画館らしい。

かつての炭鉱の技術を紹介してある。炭鉱の専門用語は分かりづらい
けど、おおよそ概略は分かった気になっている?



そしてお弁当です。



当時の炭鉱夫のお弁当を再現。アルマイトの箱入り。
おかずは唐揚げ、エビ天、ミートボール2個、卵焼き、ソーセージ、かまぼこ、
ナポリタンスパ、きんぴらごぼう、梅干し。お茶付き。
妙に美味しい。特にエビ天。エビは新鮮かもね。

気持ちだけは「なんちゃって炭鉱夫」の自分たちなのです。

                    つづく(もうちょっとね)


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池島炭鉱探検2 坑道萌え

2008年03月28日 | ちょっと怪しい
これよりトロッコに乗って坑道へ出発しま~す。


ということで記念写真をパチリ。

雨は降っていますが、中はへっちゃらですね。




ヘルメット、防塵マスク、タオルは必ず付けなければなりません。
ちなみに私のタオルは「かんしゃく魂タオル」(大好きなラーメン店)です。

傾斜約20度近い坂を後ろ向きに座った状態で下って行きます。
ガタン・ゴー・ガタン・ゴー!!!
トロッコは意外と速いです。



こーんな坑道へ来ました。萌え~。



そこで万が一の場合でもちゃんと連絡が取れるかどうか、無線連絡をします。
なんたって「安全第一」なのです。



家内 「こちらは坑内、これより見学、探索に移ります。ワクワクします」

司令室 「池島炭鉱をしっかり見学してください!」

家内 「ラジャ!」


というわけで、さらに入って行きます。

足元は地下水もあり濡れています。

採掘場所へやって来ました。現在は展示、見学用の場所で、本当だったら
もっともっと数キロも先まで続くのですけどね。



見えているのはドリルの先っぽです。

本当は「ロードヘッダー」という



こんな機械の先端です。(資料展示室よりの写真)
ヘッドがある程度自由に動き、これで掘削します。

これは近代的な機械で、過去の日本の炭鉱ではなかったものでしょう。
池島炭鉱は近代設備が特徴で、崎戸や高島、軍艦島とは一線を画します。

                       つづく(次も面白いよ)

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池島炭鉱探検1 嵐の始まり 

2008年03月27日 | ちょっと怪しい
池島炭鉱見学へ行ってまいりました。
その様子を書いてみたいと思います。



当日は凄まじい春の嵐! 風雨の強い中、朝9時半発のフェリーを目指し
一路、大瀬戸港へ向かいました。我が家からは1時間半かかります。

5分ほど前に到着。さらに車を駐車場に停め、フェリー乗り場を探します。
乗り場が2つあって間違えるし、もう大変。

あわてて探すも、時間に追われ、走る・走る・走る・・・・・!!!
風雨はすごくて、持っていた傘は風を受け、一瞬で完全に骨が折れ、使えない。
棒と布だけの状態!

その後はびしょ濡れで、洋服もボロボロ、クツの中までビショビショ~。

乗り場をやっと見つけ、走りながら、船長さんへ必死で手を振りました。

待って~~~!


それに気づいて待っていてくれたのでしょうか。
死にそうになりながらも何とか船へたどり着く。あと1分遅かったら
完全にアウト!

で、何とか乗船できたものの、今度は時化のため船が
揺れる・揺れる・揺れる・・・!!!

家内と二人とも顔面蒼白、もう吐きそうだ。
神様たすけて・・・・・。

30~40分を耐え、何とか池島とうちゃ~~~く!
最初の写真は下船時のもの。

しかし、もうすでに炭鉱探検を前にして、私と家内はボロボロ状態だ。


髪も服もビショビショ、グショグショで、ボロボロ。
そんな二人を待っていたのは・・・?


三井松島リソーシス社の方のVIP級の心温まる歓待だった。


なぜなら、この日の午前の部は6名の申込みで、4名はあまりの悪天候のため
キャンセル。私たち夫婦2名のみの見学となったのです。
その後はすべて車やマイクロバスで送り迎え、移動をして頂きました。

ちなみに午後の部は40名以上を2班に分けて、説明や見学が行われておりました。


報道関係でも有名人でもないのに、エラそうでスマンです!!!
(何か有名人にでもなった気分? もちろんたまたまですけどね)


まず最初は・・・



ここで電球付きのヘルメット、クツを渡され装着。説明が始まりました。



そして、いざ坑道入口へと向かうのです。




いよいよです。


                          つづく

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ま~こんなことも

2008年03月27日 | Weblog
日本代表バーレーンに敗れてしまいました。

まあ、こんなことがあるのもサッカーです。
見ていて負ける気がしなかったのですけどねえ。

何が敗因かって?
バーレーンワインがなかったからでしょ!ってそれは置いといて、

「アンラッキー」でしょうか。あとは怪我人が多かったこと。
ロスタイムが異常に短かったこと。(7分くらいあったはずが3分)
あと強いて挙げれば、遠藤は最初から入れてほしかったのですが、
疲労がたまっていたのかもしれないですし、わかりません。

駒野ではなく加持or内田?

何とか出場していた選手でさえ、玉田もケガ、大久保も手術上り、
阿部もいまいち・・・1ヶ月ほどJリーグを中断してでも、体調を
整えてからやるといいのでしょうけどねえ。


ちなみに私のジンクス「ラーメンを食べた日には、代表が勝てない」
ということで、今日は食べたかったのを我慢しました。

で、挙句がこのざまですよ!
次回は遠慮せずに食べることにしましょうか。

しかし、松木さんの解説、いつもビールを飲み、焼き鳥でも食べながら
やってるようで楽しいです。居酒屋の乗りですね。



コメント (3)
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マコンのポテンシャル

2008年03月26日 | ワイン ~2019年
本日は白を飲んでいます。

2005 ヴィレ・クレッセ V.V(アンドレ・ボノーム)
   (仏、ブルゴーニュ、マコン地区、シャルドネ、白、3千円弱)

パインやグレープフルーツ、レモン、ミネラル、青草、
白い岩(花崗岩)などの香りとイメージです。

飲むと、クリアである程度の厚み、グレープフルーツっぽい微かな苦み
があります。若い、そして早いですね。

つややかだけど、まだまだクリーンで本性を現さないイメージです。
ミネラル感やフルーツの厚みは、この価格としては十分にあって、
将来を期待させますが、この手の、この価格帯のワインは、何年も
寝かせてまで飲む、という方はほとんどいないので、即戦力の方が
うちとしてはありがたいのです。

とても良いワインなので(もちろん今飲んでも美味しく飲めます)、
ぼちぼちと何気なく売って行こうか、と思います。


実は今日は開栓後2日目になりました。
かなり美味しくなっています。厚みと旨味にオイリーさの舌触り、
さらに素晴らしい酸!でいけます。
しかし、これでもまだまだ本領発揮までは・・・。

個人的には1~2年、一般的には4~5年待つと最高潮だと推測します。
(私はポテンシャルを内包した味わいの方が好きだから)

そういえばこのワインは、かつて雑誌「ブルータス」のワイン特集で
ブラインド・テイスティング3000円以下の白のチャンピオンになったんじゃ
なかったかなあ。しかもその05年ですし。

そういえば、04年の白も、最近見直される傾向(評価が少し上がっている)に
なってきましたが、こんな下のクラスでこんな厚みは感じません。
あくまで私の感覚ではやはり05年を凌ぐほどのことはないと感じます。


さて、明日のバーレーン戦は、日本代表には本領を発揮してもらわないと!
こちらは即戦力、即勝利が必要です。


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さいかい丼 春の部2

2008年03月25日 | 美味しいもの
「やきにく倶楽部」というお店のさいかい丼、
「春野菜たっぷりオリジナルステーキ丼」(980円)を食べてまいりました。
「みかんドーム」という道の駅の近くにあります。


店内に入ると、美味しい焼き脂の香りが出迎えてくれました。
すきっ腹にボディーブローが・・・。


出てきた「さいかい丼」が上の写真です。

チラシ(店内、テーブルにもある)では“大ボリュームのステーキを
囲むのは、春野菜の数々・・・”なんて書いて、でっかい写真があり
ましたが、実際は情けないくらい小さいです。イエローカードものでしょう。
大ボリュームとは書いちゃダメ~~!


でも味自体はすっごく良かったですよ。
お肉の他はミニトマト、タケノコ、菜の花、もやし、ダイコン、
キムチ、ホウレンソウなど。

サラダはレタス、タマネギ、大島トマト。ドレッシングがとても
美味しかった。

ワカメとニンジン入りのさっぱりスープに食後コーヒー付き。

ランチメニューも張っておきましょう。



ステーキランチ999円美味しそー。


お肉は西海町産ですか?と聞いたら、県内産とだけ答えてくれました。
悪くはないのですが、1500円でもいいから肉大盛りバージョンも
あったらいいのになあ。味は結構良いのに・・・。
西海町まで1時間半かけてバイクで駆けつけてる身にもなって下さいな~。
行った日はすっごい向かい風で大変だったんですよー。

30分で行ける近場の時津町には1300円で天国のステーキ丼?
(ステーキトルコ)の有名店もあるんですからぁ・・・。


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レッド参上!

2008年03月24日 | ワイン ~2019年
本日の試飲です。

2005 クライン オークリー 5レッド
  (USA、赤、1500円程度)

このワインは5種類の赤品種がブレンドされた、お手頃のカリフォルニア
テーブルワインです。
メルロ、アリカンテ、ムルヴェードル、サンジョヴェーゼ、そして
ジンファンデルのふぁいぶ・れっど~!


濃厚な色合い、香りはプラムやカラント、チェリー、焼き菓子や
リキュール、ハーブやスパイシーさがガンガン来ます。

味わいは濃く、甘さもあり、そしてワイン単体で十分満足できるように
まとまっています。

個人的にはちょっと甘さが強めに感じはします。
でも、まずまず美味しく飲めます。行けるとは思います。

ただ、家内の評価はちょっと厳しくて、まとまりがいまいち収拾が
ついていなくて・・・、

正義のヒーロー、戦隊ものがレッドばかり状態?みたい。

つまり、赤レンジャー参上! 赤レンジャー参上! レッド参上!・・・
赤レンジャーが5人でゴレンジャー!!!

なるほど、それじゃうんざりします。

でも私はそれでも好きだったりする~~。


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遥かなる小学校 その3

2008年03月23日 | ちょっと怪しい
こんな錆に覆われた手すりの階段を横目に、
屋上を目指します。



そして・・・!



出ました!
青空の下遠くを見渡せます。
もう少し右側、手すりの方へ出た風景です。





左方向に4棟の美崎アパートが見えます。
かつては眼下の広場には鉱員の住宅地がありました。
子供達はこんな風景の中で、授業を受けていたのですね。


個人的に一番印象的だった風景はこれです。



屋上への出口のところにあった外へ向かって伸びる木です。
コンクリートの隙間から外へ向かって、そして青空へ向かって、
伸びようとする木。

もちろん誰も手入れもしませんし、誰も見てもいません。

しかしそれでも、この木は遥かなる外へ向かって進もうとしています。

この学校を卒業した子供達も、きっとどこかで懸命に空へ向かって
いることでしょう。


今回にて遥かなる小学校シリーズは終了します。
明日からはまたマジメな?ワインのおはなしに
戻りましょうか。いや、それともまた怪しい探検の旅へ行きましょうか~!


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遥かなる小学校 その2

2008年03月22日 | ちょっと怪しい
昨日のつづきです。

3階まで登ってきました。

そしたら土手のある裏手の方へ渡り廊下があるのです!

そこから出てみました。

すると上の写真のような門の跡がありました。

裏手に広がるのは校庭跡の草ぼうぼうの広場?のようなところ。


3階の窓から見た風景です。
なかなかでしょ。





あと、なかなか印象的なオブジェもありました。
(以下の写真は1階です)



焼却炉の跡か、鉄の扉が錆びてペラペラ状態です。


こんなのもありました。



足もとに上靴でしょうか、崩れ行く瓦礫の中に、かつては生き生きと
躍動したであろう子供の靴が残っています。

「静寂」の中に「躍動」の残像が・・・・・。



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遥かなる小学校 その1

2008年03月21日 | ちょっと怪しい
おぉ! かなたに見えるのは探していた噂の学校跡ではないですか!


しかし、どうやってたどり着くのだろう?

考えるより行動を・・・ということで草むらをかき分け、かき分け、
坂道を登って行きます・・・すると、



何とかたどり着きました。

ここは崎戸にある昭和小学校跡です。
かつては大きなが学校だったようですが、木造校舎はすでにありません。
建て増しされた、このコンクリートの校舎がその面影です。

手前の原っぱはグランドだったのでしょうか?
それとも木造校舎が建っていた跡なのか、草が生い茂って、もはや
何も分かりません。

近づいて見てみると・・・



お~~、ちょっと萌えてきます。
「らしい」雰囲気が出てまいりました。


2枚目写真の3つある小さな窓の下のところが入口でした。

中を覗いてみましょうか。




各階、廊下があって3教室の間取りです。(合計9教室+トイレ)
埋もれたような暗さと明るさ、ちょっとだけ神秘的でもあります。




1階は土砂が入って泥で覆われています。
外を見るとこんな感じでした。

もうひとつ。裏手の土手側の風景です。



朽ちて歪んだ窓枠と、迫り来る土手の泥と樹々。
きっと校舎の下の方から飲み込まれていくのでしょうか。

                          つづく


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オヤジギャグの安ピノ

2008年03月20日 | ワイン ~2019年
今日お安いピノです。

2006 ハンティントン ピノ
   (USA、カリフォルニア、ピノ、赤、千円台前半)

「HUNTINGTON」ハンティントン???
ちょっと変な変わった名前です。
“ダン・ドン・デン~♪”って歌かなり昔なかったですか?
それはピン・ポン・パンだっただろうか?

それとも、
“にょう~ぼうは はたを織る~ ハン・ティン・トン~♪”
こちらが良いかも?(オヤジギャグ、すまんです)

でもそんな少しリズムの変わった名前です。



「発見、お安いピノ!」となれば、試さないわけにはいかないでしょう。

これは業界用語で「貧乏ヒマなし」ならぬ
「貧乏ピノ好き」と言います。ココジュウヨウ! シケンニデマス!

でもホントのところは「貧乏ピノなし」かもしれません。
ピノは高級ワインなので高いからです。


いきなり冗談ばかりで壊れかけていますね。
もうすでに酔っているのがバレバレですかぁ。


さて、安ピノのこのワインですが、
若いので色も赤々、香りもピチピチのベリー系。
味わいはフレッシュで若々しいベリーとチャーミングなフルーツ、
サルビアなどの花の蜜、とてもきれいです。

愛らしく美味しいのです。若干強めの甘さもありますが、
酸もはっきりとしていますから、上手く支えています。
悪くはありませんね。

こっそりと置いておきましょうか。
たくさんは扱いませんが、こっそり~と。

オヤジギャグを言うために・・・。


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京風ピノか?

2008年03月19日 | ワイン ~2019年
さて、怒涛のワイン会からリハビリが始まりました。

今宵のピノは(も?)安ものです。

ブルゴーニュ、しかも偉大な2005年ものなのに1500円を切る!と
いう、もはや「大丈夫?」と不安になるほどのワインです。

2005 ブルゴーニュ ルージュ(レ・カーヴ・ド・オートコート)
   (レ・カーヴ・デ・ゾートコートかも、ま、どーでもいいか)      

色も当然のごとく薄め。
香りもちょっとだけ中心に蜜っぽさも感じますが、弱めで儚げ(はかなげ)。

味わいは旨味もダシのようにじんわりと出ては来ますが、
いかんせん薄味です。まるで「京風ピノ」といった趣。
ただし、九州男児の私は正統な京料理の経験がないので、あくまで
イメージ表現です。京風といっても当然ながら京都にピノはありません。


儚さをお求めの方にはお奨めしましょうか。
私のデイリーにしてもいいので、数合わせに数本仕入れました。

正直、旨味はチリのパヌール ピノの方が上ですが、「儚さ」なら
いろんなワインと対決しても結構負けないでしょう。
しかも偉大な当たり年の05年を飲んでいる!というのに、です。

ぶっちゃけると、確かに物足りなさがあるのですが、それを逆手にとって
儚さで勝負しよう、というわけです。イカンデスカ?
「ピノなら許す」とおおらかに行きましょうよ。

個人的には案外、飲めてはいるので、この輸入元の仕入れの時に
ロット数の数合わせに使いたいと思います。
「うす儚さ」にご興味のある方はお試しを。


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