魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

本年もお世話になりました-2020年アウォーズ

2020年12月31日 | ワイン 2020

今年も最後のごあいさつ。

今年もこのブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

ちょっと海辺で撮ってみました。

 

ということで「2020年アウォーズ」をやりたいと思います。

 

 

 

まずは、今年のインパクト大賞は、ダダダダ・・・・ダン!

 

ペヤング獄激辛やきそば(クリック)です。

これこれ!

ここまで辛いものを商品化したペヤング。

あんたは狂ってる。良い意味で。

これを食べられるかどうかを基準にして、辛いもの好きは語って欲しい。

そんな指標を世間に知らしめた名作です。(決して美味しいばかりではないけど)

 

 

次です。

今年の最も残念賞は、ダダダダ・・・・ダン!

 

V・ファーレン長崎です。

 

そうですよね。J1昇格はお預けとなりました。

 

そこでポジティブに考えてみましょうよ。

 

来年J1だとJ2に落ちるのは4チーム。かなり厳しい戦い。

来期はJ1からの降格チームはないし、強いところは上がってしまったので、もはや

V・ファーレン長崎の独壇場。今年の戦力が維持できるならJ1昇格は80~90%は

確実でしょう。スタジアムに足を運べば、連戦連勝?!となることでしょう。

 

さらに昇格してからも2021年期ほどの激しさはないわけなので、

J1を満喫できるというものです。

 

 

 

やってまいりました。ワインです。

 

さあ、今年のベストお奨めワインは、ダダダダ・・・・ダン!

 

2018 メルキュレ 1er クロ・デュ・ロワ(ドメーヌ・フェヴレ)です。

もはや、お花畑。ず~っとお花畑。富める者も貧しい者も、健やかなるものも病める

ものも・・・すべての人々にこのヴィンテージが与える福音となることでしょう。

ひと時の幸せ、幻想でも良い、そんな刹那に税込み4千円は高いでしょうか?安いでしょうか?

そんなワイン。

 

 

 

次点となりましたが、このワインも素晴らしかったです。

2018 ブルゴーニュ ピノ・ノワール(ミシェル・ノエラ)

 

この年何があったのか、確変モードに入り、壮絶な美味しさを見せつけてくれました。

もともとビオ専門みたいな造りでしたが、優れたヴィンテージのおかげで、多くの方が

わかり得るスタイルになり、“3千円くらいでプレゼント”というお客様からのリクエストに

見事に応え得るワインでした。

 

 

何をあなた偉そうに、と思われる方は、ぜひ一度お試しいただきたいと思います。

2018年というヴィンテージはそれほどの美味しさを約束してくれる年です。

 

 

 

 

 

今年のベストワインは、ダダダダ・・・・ダン!

 

2000 ブルゴーニュ ルージュ(エマニュエル・ルジェ)

 

やはりこれを凌ぐほど感動するワインは出てきませんでした。

たかだか”ACブルゴーニュ”なのに。

 

もちろんもう同じものの手持ちはありませんが、クロパラ(マニアは分かる)なら

あるので、コロナが収束したらそのうちワイン会で飲みましょう。

 

 

お店もブログも本年はお世話になりました。

お読みになるのはひと時の、ほんの30秒とか1分程度のことでしょうが、読者の方々の

暮らしの中の「ひと息」になっていれば何よりです。このブログをきっかけに

美味しいワインを楽しんでいただければ幸いです。

ブログは数日お休みして、年が明けてからの再スタートしたいと思っております。

よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

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ムーチョ・マス ブランコ

2020年12月30日 | ワイン 2020

試飲レポも今年最後になります。

このワインでいきますね。

 

NV ムーチョ・マス ブランコ

   (スペイン、ヴェルデホ他、白、千円未満)

 

セパージュはヴェルデホ、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ種のようです。

 

香りはきれいな柑橘、レモンやライムの他にクリーンでミネラルや桃っぽさ、

セルロイド、青草やハーブなど感じます。

 

味わいはとてもクリーンできれい。きれいな果実味にとてもさわやかな酸味。

スッキリとキレがあり気持ち良いです。

何となくスイスイと飲んでしまいそう。何となくわかりにくい?スペインの白ですが、

これははっきりとわかりやすく仕上がっています。

飲むと多分みなさん、さわやかで良いね、と言いそうです。

 

 

先日の下の写真、ムーチョ・マスの白バージョンです。

いずれもモダンなデザインですっきりしていますね。

 

入れるのは年が明けてからになります。

 

 

お昼は雪も降って寒いので大人しく。

 

蒙古タンメン中本の麻辛麺(マーシンメン)で。

 

 

しっかり辛味ソースを入れて「北極」レベルへ。

美味しいので勢いであっという間に食べたけど、麺だけ食べて具材、タレを意図的に残し、

追いごはんしても楽しめそうです。

 

 

さて、大みそかの明日までがんばって営業です。

お正月用のワイン、よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

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ムーチョ・マス ティント-クリスマスはチキン

2020年12月28日 | ワイン 2020

今夜の試飲はこちら。

 

NV ムーチョ・マス ティント

   (スペイン、テンプラニーリョ種メイン、赤、千円未満)

 

これはリアルワインガイド誌で旨安大賞になり、表紙も飾ったワインです。

テンプラニーリョ種にシラー種がブレンドされています。

 

香りはブラックチェリーやカシス、プラムなどのフルーツにハッカやバニラ、

ナッツなどのオークから来る香り、赤い花やコショウもちょっと。

 

味わいは価格の割にそれなりに濃く、ジューシーで旨さがあります。

オークからの(アメリカンオーク)バニラや甘みがあり、私にはそれがやや強すぎます。

もっと自然だったら嬉しい。ちょっとだけ作られた味を感じますが、とても良く

出来ています。800円台という価格を考えれば十分にヴァリューがあることでしょう。

 

私の大好きな「カスティーリョ・デ・メナーラ」と同じメーカーなのですが、

こちらの方が、味わいしっかりで濃く、旨味も強く派手です。が、メナーラの方が

より優しく自然な味わいです。メナーラをお奨めしますが、こちらも話題性もあるので

両方置きましょう。ただし、もう年明けになってしまいます。

 

 

 

クリスマスにはチキン。

ということで食べときました。

マドゥバニのチキンコルマ2。

もはや定番。これ、レトルトでの商品化したら爆発的に売れると思うなあ。

クリスマスであろうがなかろうが、マドゥバニは食べるんですどね。

 

 

 

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ヴォルネイ・クロ・デ・シェーヌ-激辛チーズカレーまん 5倍

2020年12月26日 | ワイン 2020

今夜の試飲はこれ。

つい最近の新入荷です。前にも一度入ったのですが、それよりもお安い!

ありがたいなあ。

 

2012 ヴォルネイ 1er クロ・デ・シェーヌ(ラトゥール・ジロー)

   (仏、ブルゴーニュ、ピノ・ノワール種、赤、特価)

 

輸入元のセールが出ました。ヴォルネイ村の極めて優秀な屈指の畑”クロ・デ・シェーヌ”。

8000円~1.5万円とかそれを超える価格ですよね。それが嬉しい、メチャ嬉しい価格。

 

香りはイチゴ、チェリー、ブラックチェリー、カシスなどの濃く赤いフルーツに、

洞窟の様な深み、日陰の植物、獣臭や肉も少し、シナモン、キノコ、どこか甘やかさ

も残っています。

 

味わいはまろやかでなで肩の角の立たない果実味が実に深い。

タンニンは細やかになってきつつ、酸味は良いバランスで調和しています。

貫禄や広がりもあって大らかさ、ゆとりみたいな部分が高級酒の証でしょう。

豪華な部屋で豪華なソファーでゆったり味わうようなイメージが広がります。

さすがに良いですね。ぐんぐん減ってしまいました。

 

 

そして今話題の?ってもうほぼ終わりかけてるかも???

ファミマ限定のココイチ監修「激辛チーズカレーまん 5倍」。

 

 

まあ、まずまずの辛さ。ココイチカレーの5倍が使われています。

とても美味しい。チーズも伸びるけど、私の場合チーズはなくても良い。

その分カレーがいっぱい入っている方が嬉しいから。2個食べました。

ただし、ファミマ全店で販売しているわけではなかった。入れてない店もあるようです。

130円です。また買おう!

 

 

 

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ヴィニウスRsv Sy-V・ファーレン長崎昇格ならず

2020年12月17日 | ワイン 2020

我らがV・ファーレン長崎はヴァンフォーレ甲府戦の結果、本日J2第3位が確定。

つまりJ1昇格はならず。

来期もJ2なわけだ。

 

・・・・・

 

・・・・・(涙)

 

・・・・・(悔)

 

しばらく浸ったけど・・・さ、

そこでよく考えてみよう。

 

仮にJ1昇格したとして、来期は4チームがJ2に落ちるわけだ。何もV・ファーレンが

落ちると決まってはいないが、J1リーグは厳しい戦いだ。

 

そこでJ2のフィールドはどうだろう。

今年強いチームはJ1へ上がってしまった。残るチームを考えると、このままの戦力で

比較するなら、仮にそうなら・・・来期はぶっちぎりの昇格を果たすのではないだろうか。

思わず確信してしまう。来期は確実にJ1昇格になるわけだ。

 

つまりだ、来期はお祭り騒ぎなのだよ。

 

行く試合、見る試合、勝利がとても多いということ。

これはこれで幸せになるのではないか?

スタジアムへも足の運び甲斐があるって~もんよ。そういうこと。

 

ひとり反省会で酒を飲みながら、私の心の中は切り替えたのですよ。

そうするしかないし、それで良いよね。

 

 

 

 

今夜の試飲はこちら。

 

2017 ヴィニウス レゼルヴ シラー

   (仏、VPOC、シラー種、赤、千円台前半)

 

香りはプラムやブラックチェリーなどですが、やや青さがあります。

コショウや漢方的な感じも。香りの立ち方もや少なめ。

 

味わいは細め。やや鋭角的な酸味にタンニンはまずまず。果実味が痩せています。

やはり2017年はいまいちだと思います。豊潤な2018年の陰に隠れるヴィンテージ

なのでしょう。ただ、ワインとは不思議なもので、どこかでこのヴィンテージの

美味しい飲み頃がやって来るんですよね。それがいつか?そこまでは分かりませんが

ワインとはそういうものなのでしょう。現時点での採用は出来ませんが、3年後以降に

形を変えているかもしれません。

 

とりあえず、来年のヴィンテージまで待ちましょう。

これはV・ファーレンと一緒で、「待てば海路の日和あり」なのかもしれませんよ。

私たちサポーターに出来ることは、そういうことなのかも。

焦ることなく待つときっと大きな花も咲くことでしょう。

 

このワイン自体は大きな花は咲かないだろうけど、V・ファーレンならきっと

輝いてくれるはず。

 

 

そうそう、ランパス(ランチパスポート 第9弾)買いました。

4/30までと期間が長いので(コロナ禍のせいもあるのだろう)、ゆっくりと

楽しみます。

 

 

 

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ヴィニウス RSV Vig-政

2020年12月15日 | ワイン 2020

今夜の試飲はこれ。

 

2018 ヴィニウス レゼルヴ ヴィオニエ

   (仏、ヴィオニエ種、白、千円台前半)

 

香りはやはりアンズ、カリン、黄桃、キンカン、シンナー、青草、ハーブ、

黄色い花、アカシアなど。

 

味わいは白よりはやや黄色っぽい花の様な果実味。とてもクリーンできれい。

キャンディーのような甘やかさ(実際に甘くはない)と、さわやかさの競演です。

オークもあるようですが、飲んでいてとても気持ち良い白です。チーズ系とも合いそう。

 

同じ造り手の「ヴィニウス」も「フェランディエール」もほぼ同様に良い。

これは正直どちらのブランドでも良いでしょう。現在はフェランディエールを

置いているので、それで行こうと思います。

 

 

 

 

今日もいつものお店へ。

おいおい、売り切ればい。

遅かった~!

 

 

ということでいつもの「ラーメン家 政」へ。

650円でじゅう~~~ぶん幸せ。

 

渋野選手は惜しかったー。ということで明日のV・ファーレンの応援に全力を

注ぎたいと思う次第。

 

 

 

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アッソルート-ガヤール-ヒレカツバーガー

2020年12月14日 | ワイン 2020

今夜の試飲はこれ。

 

2018 パッショーネ・ナチュラ アッソルート モンテプルチアーノ

   (伊、アブルッツォ州、モンテプルチアーノ種、赤、千円台半ば程度)

 

しっかり濃いルビー色で、香りはプラムやブラックチェリー、カシスなどのフルーツに

ハーブ、珪藻土など。わりとピュアなフルーツ主体です。

 

味わいは濃い果実味ですが、とてもまろやかで突き刺す感じがありません。タンニンは

しっかりとあって細やか。でもシルキーというか穏やかです。酸味も程良く調和して

います。若いですが上手にまとまって、樽(オーク)の風味は感じられず、実に

ピュアで濃い味わいです。

 

「アッソルート(=絶対、英語のabsolute)」という名前は、山岳地帯で栽培される

モンテプルチアーノの重要性に由来しているらしい。

「ここで造るんだったら絶対にこれよー! この味よー!」ってなことでしょうか。

そしてオーガニック表示です。

価格としてはリーズナブルであり、オーガニックでヴィーガンですので、その方面が

お好きな方にもバッチリです。この路線で成功しているワインだと思います。

親しみやすくて、しっかりと味わいのあるワイン。

ただし、2日目はやや弱くなる気がします。そこクリア出来たら良いんでしょうね。

 

 

 

 

そしてささやかだけどさ、私の大好きなパン屋さんの大好物。

 

ヒレカツバーガー(150円、税込み)

ヒレカツの定食とか頼むと1500円くらいしますよね。

 

その1/10の価格で満足させてくれるのがこちらのヒレカツバーガーです。

 

トンカツは他にもサンドイッチでもあったりします。それもかなり美味しいの

ですが、コストパフォーマンスのNo.1は私の中ではこれかな。

ちゃんと柔らかいヒレカツでパンとの相性も良いし、ちゃんと美味しい。

 

 

こいも食べたとでした。マドゥバニ。

コロナのせいで、もういつ行けなくなるか分からないので、行きつけのお店には

今のうちしっかり行っときましょう。

 

 

 

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V・ファーレン-山形戦-ヴィニウスRSV Me

2020年12月07日 | ワイン 2020

V・ファーレン長崎のJ1昇格がかかったすご~く大切な一戦!

山形戦行ってきました。

 

とりあえずは勝利 しょうり~~~~~!!!(巻き舌で)

いや~、負けてもおかしくなかった内容。

山形のGKがことごとくV・ファーレンのシュートを弾く。

さらに山形の攻撃やシュートの失敗にも助けられ1-0での勝利。

長崎の意地でもぎ取った感じです。しかしこれもサッカー。ラッキーの兆候としましょう。

 

 

試合後の選手たち。お疲れさまでした~。

 

チームの雰囲気も良いみたいだし、ヴィヴィ君にも癒されました。

あと残り3戦ですべてが決まる。しっかり応援しよう。

 

 

 

今夜の試飲はこちら。

 

2017 ヴィニウス レゼルヴァ メルロ

   (仏、メルロ種、赤、千円台前半)

 

最近南仏のヴィニウスシリーズがとても出来が良いのでこれもお試しアイテムです。

 

香りはプラムやブラックベリーなどのフルーツに、ハーブや火薬みたいな発散系が

乗り、やや地味目で内向的。まだ若いので深みまではいかない。

 

味わいはまとまった果実味がまろやか。タンニンはやや暴れていて若さを示して

います。酸味もしっかりとあってフレッシュです。やや鋭角か。

 

2017年ということだけど、これは2018年を待った方がより良い品質になるのでは?

と思います。1年待ちましょうか。価格を考えると、これはこれで悪くはありませんが、

もうちょっと時間が欲しい。2018年ものに期待した方がより即戦力と予想します。

 

 

 

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赤ワイン&ビネガーバーガー-フェヴレ モンテリー1er

2020年12月02日 | ワイン 2020

モスバーガーの「とびきり赤ワイン&ビネガー バーガー」(クリック)を食べてみた。

 

お~、美味しいよー。

もちろんノイズ・アル・ダイナーとか大阪屋とかショウグンバーガーみたいにスーパーでは

ないけど、価格もその分お安め。赤ワイン&ビネガーの部分が写真では見にくいけど、

一番上にかかっています。その部分が大人の味です。あとマヨも入っていてワインやビネガーの

味をまろやかにします。

 

2個めに定番のモスバーガーを食べてみるのだけど、やはりモスバーガーはモスバーガーだよなあ

って我に返ります。 何かこれ既定路線ですよね。

 

 

 

 

さて、今夜の試飲はこれ。

先に書いておきます。笑っちゃうくらい美味しいワインです。

 

2018 モンテリー 1er レ・シャン・フリオ(ドメーヌ・フェヴレ)

   (仏、ブルゴーニュ地区、ピノ・ノワール種、赤、4千円程度)

 

香りはチェリー、イチゴ、カシス、ブラックチェリー、そんなフルーツにコンポートや

ジャム、圧倒的な赤い花や蜜の香り! 濃くミネラリーで力のある香りです。

 

味わいもやはりすごい。ちょっと興奮しています。

濃いベリーや果実味のゴージャスさ、果実味に埋もれたタンニンや酸味、骨格もあり、

しっかり熟成しそうです。今も良いけど10年後には今の姿とは全く違う美しい

味わいになることでしょう。

 

モンテリー村はヴォルネイ村の妹分的なイメージですが(価格差もあります)、

このワインに関してはヴォルネイと言っても十分な味わいだと思います。

 

実際、このシャン・フリオの畑はヴォルネイ村の最高峰の畑、クロ・デ・シェーヌの

隣りなので(村の境目がそこにある)、抜群の立地で超穴場ワインとなります。

クロ・デ・シェーヌだと1万円程度のものですが、その隣のこの畑なら4千円程度。

これって買いですよね。美味いので止まりません。

 

前に書いたメルキュレもそうですが、2018年のフェヴレ社の赤ワインはとんでもない

出来です。若くしてこの誘惑いっぱいの風味があり、熟成してもその風味はキープして

いくことでしょう。しっかりと買い込んでセラーを満たすことをおすすめします。

 

2018年のブルゴーニュはとにかく素晴らしいワインの宝庫ですので、この時期

(コロナ禍でいろいろあることでしょうが)でも将来を見据え、仕込んでおくべきです。

コロナ禍が滅多に来ないであろうと同様に2018年のような当たり年も滅多に来ないかも。

 

ボルドーが1961年の再来であるということですが、ブルゴーニュだって2005年以上

かもしれません。1947年とか1985年とかを思えば、やっぱり買いのヴィンテージです。

こういうワインを飲むとつい興奮してしまいました。

 

 

 

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キキマイマイ-BrgR(ニュイトンボノワ)

2020年11月28日 | ワイン 2020

長崎市浜町の「キキマイマイ」でいつもの~。

 

 

 

 

まぜ麺なので、まぜまぜしてからいただきま~す。

あっさりしてるけど、量もしっかり。春巻きとカリッと揚がった豚肉が美味しいんだ。

スープは牛のダシがとても効いてエビも入っている。とても良い。

 

 

メニューね。

いろいろ食べてるけど、どれも量が多いので、セットにするならAセットの方が良い。

次回はおこわでも食べてみよう。

 

 

今夜の試飲はこれ。

 

 

2018 ブルゴーニュ ピノ・ノワール レゼルヴァ(ニュイトン・ボノワ)

   (仏、ブルゴーニュ、ピノ・ノワール種、赤、千円台)

 

輸入元のセールで仕込みました。

 

香りはイチゴやフランボワーズなどのフルーツに、少しジャミーな感じ、シナモンや

古本、ややくすんだイメージも。

 

有名どころの造り手ではないのでやや鮮やかさには欠けます。

しかしデイリーに落ち着くピノであり、ピノ好きがホッとする味わいは持っています。

2018年ですが、やや地味目で酸味もややあり、ブルゴーニュのピノ・ノワールらしさ

も持ちつつ~のお手軽価格です。

 

「ニュイトンボノワ」って「Nuiton-Beaunoy」と書きますのでコート・ド・ニュイと

コート・ド・ボーヌの綴りを変化させてつけています。ちょっと謎です。

 

 

 

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3匹の子ぶた-美しさに惚れ惚れのメルキュレ

2020年11月26日 | ワイン 2020

今夜の試飲はこちら。

このワインはすんごいです。

 

2018 メルキュレ 1er クロ・デュ・ロワ(フェヴレ)

   (仏、ブルゴーニュ、ピノ・ノワール種、赤、4千円程度)

 

これは事件です。

 

香りはお花畑。お花畑。お花畑。

チェリー、フランボワーズ、イチゴ、赤い花や蜜、ココアや動物系旨みも

ありますが、それを抑え込むほどの強烈なお花畑。この時点でちょっと慌てます。

 

 

味わいは甘やかで美しい果実味。そしてあまりにきれいに寄り添う酸味、そして細かく

乗ってくるタンニン。このタンニンも美しい果実味の影に隠されてしまいます。

驚きました。とても美しいです。余韻もずっとお花畑~。

 

同じフェヴレのメルキュレで、同社ご自慢の2~300円程度お安いクロ・デ・ミグランも

メチャ美味しかったのですが、美しさの観点からちょっと出してでもこちらを選ぶべきでしょう。

素晴らしいです。当店で販売します。

ぜひこの美しさも体験していただきたいと思います。

価格はギリギリ3千円台で押さえますのでよろしくお願いいたします。

後から分かったのですが、この価格でPP92+の評価です。

 

 

 

久しぶりに長崎市鍛冶屋町にある「3匹の子ぶた」へ。

最近太るのを警戒していました。

 

 

いつもの広島スタイルのお好み焼きに目玉焼きをトッピング。

おお、そそられるな~。

 

 

タマゴを割っていきます。

どわ~~~。

やっぱりこれは良い。無敵感がしてきました。

タマゴのおかげで全体的にもマイルドになります。

味わいは想像できますよね。

でも想像ほどはヘビーでないです。いけますよ。

 

 

 

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マティマハル-サンジュリアン

2020年11月25日 | ワイン 2020

カレーを買ってきました。

 

「マティマハル」の野菜カレーです。

これからテイクアウトもまた増えるかもしれませんね。

 

お会計していたらインド人 or ネパール人の店主から

「テイクアウトのメニュー持ていくか?」

と言われたのでいただいてきました。

 

5%引きだから、510円なので25円くらい安くなるとかな???

今度は「これで安くなるか?」と訊いてみようか。

 

 

 

今夜の試飲はこれ。

 

2012 サンジュリアン アッシュ・クヴリエール・エ・フィス

   (仏、ボルドー地区、カベルネ・ソーヴィニョン種メイン、赤、3千円台)

 

有名シャトーのCh.レオヴィル・ポワフェレの3rdラベルです。(ACサンジュリアン)

通常はブドウを買い足して造るそうなのですが、2012年は100%、ポワフェレのブドウで

造られているようです。(輸入元情報より)

 

香りはプラムやブラックベリーのフルーツの森の中に、甘やかな焼き菓子の様な

風味がしてきます。杉、鉛、洞窟やコケが来るあたり、ボルドーっぽさを感じます。

 

味わいは濃くて、なで肩の果実味。ふんわりと獣や肉に焼き菓子の風味が乗って

メチャ美味しいです。わ~、ボルドーやっぱり良いねとなる味。

 

ポワフェレの本ラベルは数回しか飲んだことがありませんが、その弟分と言われると

さもありなん?とは思いますが、もちろんブラインドでこれを当てられるわけでは

ありませんよね。(笑)

 

ただ、ラベルを見ながら飲むと、サンジュリアン村ってこんなだよなあ・・・とふと

思ったりもします。でも正直レオヴィル・バルトンやレオヴィル・ラス・カーズは

(同じサンジュリアン村の「レオヴィル」の文字が付く2級格付け)もっと力強くて

張りとポテンシャルもあるような気もします。逆に言うと、ポワフェレの方が飲み頃が

速く親しみやすいのか???(あくまで個人的イメージです)

 

もうちょっとだけボディ、厚みがあるとさらに嬉しいのですが、この価格でそれは

無理です。ダンディーさもあり、タンニンの質が良質ボルドーらしくとても良い。

出来が良いので販売しても良いかも。8年経ってこの質はかなりのもの。

2011、2012、2013年あたりは美味しく飲めますね。

 

 

 

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新酒と古酒のワイン会

2020年11月22日 | ワイン 2020

ささやかに、静かに、久しぶりにワイン会を行いました。

コロナ感染者も徐々に増えつつあるので、自粛モードに入る前に1回だけ行いました。

 

1 2020 マコン・ヴィラージュ ヌーヴォー(ジョルジュ・デュブッフ)

ハッとするほど鮮烈な果実味が素敵です。生き生きとしたブドウの活力を感じます。

参加者のみなさんもその鮮烈さに心躍ったみたい。

 

その後あまり飲まない(であろう?)アルザスの優秀な造り手「アルベール・マン」の

リースリングを2アイテム。グランクリュはすごい厚みと濃厚な味わい。

 

 

赤へ。

2017 ブルゴーニュ レ・プリエール(ベルドー・ジュルベ)

穏やかで抑えられた香りですが、徐々に、徐々に沁みてきます。

タンニンが優しいので、若くても十分美味しく飲めます。

 

2018 メルキュレ クロ・デ・ミグラン(フェヴレ)

やはりすごいです。先日このワインついて書きましたが圧倒的な上質な果実味。

惚れ惚れします。

 

1980 メルキュレ(ベルトラン・ド・ラ・ロンスレイ)参加者Tさん持ち込み。

色は薄くなってきているものの、村名で良く保ったものです。

ドライフラワー、キノコ、腐葉土などの風味。

 

2013 アルザス ピノ・ノワール グラン・アッシュ(アルベール・マン)

太く深みのある風味。温かさを感じます。この造り手は良いねえ。

 

 

 

1995 Ch.ベレール・ラグラーヴ 参加者のOさん持ち込み。

25年経ってもしっかり。確か当店も販売したことあります。

 

最後にスペイン、リオハのテンプラニーリョ2種。

2012はパワーと旨み、1973は圧巻の深み。全然元気です。ホントは1時間くらい

してから飲みたい状態。

 

 

リストです。

参加者の持ち込みワインもあり、たらふく飲んでしまいました。

みなさんもよ~飲んだ~。

 

いつもより静かでした・・・よね。(笑)

第3波が収まったらまたやりたいですね。

 

 

 

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ハナミズキ-Ch.ムーラン・イケム

2020年11月19日 | ワイン 2020

最近東長崎方面(滝の観音付近)でトトロが現れているらしい。

それはネット上で少し話題になりました。(クリック)

 

 

しきゃ~し、もっと前からこの地にトトロはいたようです。

 

 

長崎市のとあるところ。

 

 

 

長崎市三重町で「花水木」というお店で、トラクターや耕運機を販売しているようです。

 

どういう繋がりがあるのかは全く不明ですが、とりあえずこちらにはトトロがいます。

います。

 

 

 

今夜の試飲はこれ。

「イケム」ですばい。(イケムって超有名で高価なワインがあるのさ)

ただイケムはイケムでも・・・。

 

2011 Ch.ムーラン・イケム

   (仏、ボルドー、メルロ種メイン、赤、千円台)

 

少しくすんだ色合い。香りはプラムやブラックチェリーなどのフルーツにシダ、

井戸の苔、鉛筆の芯、黒土、キノコ、硫黄など。少し控えめ。

 

味わいは熟しているので沈んで深みはあります。黒い土やキノコっぽい地味な

風味は華やかではないものの、落ち着いてダンディーで大人しい味わい。

果実味はまだ元気で、熟していますがパワーはちゃんとあります。落ちていません。

 

この価格でこの熟した味わいはお買い得かもしれません。(ただし派手ではない)

料理と一緒なら旨味がもっと出てより良い感じになるかもしれません。

入れるかどうかは微妙なところ。ちょっと地味なんだよなあ。

 

 

う~~~ん

大事に取ってた最後の1個、虎の子の「北極」を食べてしもうた。

またしばらく待っていよう。

「辛辛魚」が出るといいなあ。

 

 

 

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メルキュレ クロ・デ・ミグラン-ぱぴこ

2020年11月16日 | ワイン 2020

今夜の試飲はこちら。

 

 

2018 メルキュレ 1er クロ・デ・ミグラン(ドメーヌ・フェヴレ、モノポール)

   (仏、ブルゴーニュ地区、ピノ・ノワール種、赤、3千円台後半)

 

フェヴレ社の持つモノポールの1級畑。コート・ドール地区ではないけど穴場として

かつてブルゴーニュの銘醸酒がことごとく高騰した折には「サラリーマンのロマネ・コンティ」

なんて呼ばれました。(私は失笑)

それはあんまりだけど、確かに狙いたいところではあります。特に極めて当たり年の

2018年ともなれば・・・ということで試飲です。穴場狙いでちょっとワクワク。

 

 

さて、香りはいきなり動物的旨味がきます! おい、これ良いよ。

この時点でもう勝利確定。この年のブルゴーニュワインはたいてい美味いのです。

 

香りはカシス、フランボワーズ、チェリーなどのフルーツに甘やかな赤い花や蜜、

カシスのお菓子、焼き菓子、そして力溢れる肉など。

 

味わいはしっかりとしたスタイリッシュなボディにきれいな酸味。厚みもある程度

あって充実したピノ・ノワールです。やはりとてもきれいで旨味たっぷり。

 

分かりやすく言いますとボジョレー・ヌーヴォーを飲んで美味しいと感じる方なら、

これは100%OKで、さらに2倍以上~数倍は確実に美味しいと感じることでしょう。

2日目はさらに落ち着いて、複雑味も出てきます。数年寝かせても良いです。

この価格あたりまでがんばると、やはりちゃんとしたブルゴーニュスタイルが

分かりやすく楽しめますね。これは美味しい~。

 

 

長崎市江戸町の「つけ麺 ぱぴこ」。

 

この日限定の塩つけ麺いっときました。

これすごく美味しくて良かったです。麺に何かが練り込まれたのかな?

ネギがたくさんで嬉しいし、チャーシューも美味しかった。

麺大盛りにすれば良かったくらいです。

またそのうち限定で出ることもあるでしょう。楽しみにしておきます。

 

 

 

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