魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

久々に驚きのラーメン

2009年02月28日 | 美味しいもの
博多に来たことだし、やはりラーメンばいかんばやろう!


ということでやって来ましたこのお店。

「豚と節家」(ぶたとぶしや)です。

情報ではかなりやるらしい。(場所は那の川四つ角にあります)


メニューを見ると「豚ラーメン」と「節ラーメン」がある。

「豚」も多分美味しいのだろうけど、ここへ来たのは「節」
の方を食べてみるためだ。


さあ、やってきたのがこれ、「節ラーメン」。





通常のトッピングはチャーシューにミズナ、小さな海苔と
小さなあられ(実はこれが計算されている凄さ)。


豚スープの上に魚介系のダシの旨味をプラスした和風トンコツ
ラーメンだ。
説明書きによると、・・・カツオ節、さば節、うるめ節で仕上げ
た薫り高い節スープに豚スープをブレンドした魚介系・・・
だそうだ。



ではまず、ひとすすり・・・・・!



何と上品で旨味が出たスープだろう。



食べてみると・・・・・!!

いれはいけるぞ。こんな手があったか?!



このラーメンを頼むと「小ライス」が付いてくるのだけど、
テーブルにご飯をスープに付けて食べるべし!の旨が書いてある。

そこでレンゲにご飯を乗せ、スープに浸して

食べてみる・・・・・!!!


おおおおおぉぉぉ・・・・!(神の雫風に)



溢れるダシの旨味、トンコツをベースとしながらも、何と上品で
さらりと入っていく見事な味わいであることよ!
しかもお茶漬け感覚となるので、小さなあられが生き生きと
その味わいをサポートしているのだ!


このスープは、麺でなくともご飯でも十分美味しい。

両方で食べるとさらに美味しい。




メニューを張っておきましょう。(写真をクリック)



近くにあったら、絶対に通う店だと思う。

次回の博多遠征でも時間さえあれば、ぜひとも行きたいお店だ。

「郷家」というお店の進化形、第二弾の店舗らしい。
元祖の本店舗にも行かねば!ですね。


しかしこの時は調子が良かったので、まさか地獄の二日酔いが
襲ってくることも知らずに、喜んでいた私、ラリラリであった。

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懲りないワインバカの試飲会(地獄編)

2009年02月27日 | ワイン ~2019年
オーストラリアワインの試飲会(in博多)
行ってまいりましたよ。


すごい人で賑わっていました。

ただ、食材の展示会でもあるため、料理業界の方々も多かったようです。

博多の試飲会では、いつも見かける(名前は知らないけど、よく会う人)
方々っています。多分お互いに顔は見たことあるんだけど・・・・・
的な関係です。

何か不思議です。次回は声をかけてみましょうかねぇ。





食材ですが、養殖の鮑、生ハム、ビーフ、子羊などなど・・・。

「お仕事がすむまでは我慢だよ!」と自分に言い聞かせながらの
試飲でした。


お肉を焼いたのも美味しいのですが、もう年のせいか、
ちょっとヘビーですね。たくさんは食べられません。

でもワインはたくさん飲めます。


会の最後に、本日の夜のワインとして半分ほど残ったボトルを
2本頂きました。


しかし・・・それが久しぶりの悲劇を生むこととなったのです。


泊まったホテルでは、何もすることはなし、ネットもしないし、
当然ブログの更新もできず、話し相手もいないわけで。

結局、飲むしかないのです。オオォ・・・


さらに頂いたオーストラリワインがあまりの美味しいので、
ついつい・・・・・。

毎日飲むので酒量は分かってはいますが、不思議なことに
資料の整理をしながら、テレビを観ながら、疲れもあった
のでしょうか・・・・・おいおい?



気がついた翌朝は体が動かない!

翌日の二日酔いは尋常ではありませんでした。

もう何も食べたくもありませんし、酒を見るのも嫌なほど???




そんな状態で、連チャン試飲会へと臨んだのでした。

到着したホテルでは、部屋へ入室したいのですが、具合の悪さに、
近くにあったソファーで横になっていると、ホテルマンから声を
かけられ(多分酔っぱらいが寝ていると思われた?)、
思わず起きて、試飲会の部屋へ入りました。


しかし、ひと口飲んだら・・・・うえっ、こっ、これは辛すぎる!

数アイテム飲んだら、思わず部屋を出てまたソファーに座り込む
といったありさま。

そして20~30分間座ったまま寝ていました。



しきゃ~~~し、
プロとしてしっかり仕事せんばやろ!

と自分に鞭を打ち、ふっか~~つ!シャキーン!


数十アイテムをテイスティングしたのでした。



しかし、なんと懲りないワインバカでしょう!


・・・・・ってさ、実は今もこれを書きながらまだ試飲して
いるんですよ。
そんなワインたちの紹介は後日ね。


ワインバカは今日も行く~~

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神の雫 第7話 そして大胆予想?

2009年02月25日 | ワイン ~2019年
今回の第7話では、あのヒントでいきなりバローロは
いくらなんでも想像できませんね。

またバローロでも「ブルノ・ジャコーザ」「アルド・コンテルノ」
「ガイヤ」「チェレット」ほか優秀な生産者がいますので・・・???



初めて使徒ワインがフランスを超えてイタリアへ行きましたね。

希望としてはUSAとかも選んでほしいのですけど。




さて今回は大胆予想をしましょう。

TVドラマでの最後の使徒を考えてみましょうか。

一般的に考えられる範囲で、今まで出ていないのは、

1 ボルドー右岸(メルロ種主体)。

2 ローヌ北部、ならびにオーストラリアのシラー種(シラーズ)主体。

3 極甘口のヴァンダンジュ・タルディヴやアイスヴァイン並びに貴腐など。

4 イタリア、アマローネやトスカーナのブルネロなど。


1の場合だと
「シュヴァルブラン」or「オーゾンヌ」年は2000年。
もしくは「ラフルール」、意外性で「ルパン」?


2の場合だと
「エルミタージュ」or「コート・ロティ」ならびに
オーストラリアの「ペンフォールド グランジ」「トルブレック
のランリグ」あたりか?


3の場合
「イケム」の2001年あたりってどうでしょう?


4は流れの上で、もうイタリアはないかと・・・。


一番重要な「神の雫」となるワインが「イケム」かも?仮定する
こともできます。
そうすると1、2の場合が濃厚。


あと大穴として、スペインの「ベガシシリア ウニコ」

超大穴でレバノンの「ミュザール」(ワイン発祥の地として)

なども考えてみます。


一般的に原作者は1の場合の可能性が高い。つまり・・・

「Ch.シュヴァルブラン」。さすれば、ヴィンテージは2000、1990、
1982年のいずれか。(2000年が濃厚か)


と予想しておきましょう。もちろんはずれの可能性が高いです。
万が一当たったら・・・褒めてやってください。


来週の放送後は「神の雫」自体の予想をしたいと思います。

ちなみにですが、私はコミック本を1~3巻までしか読んでおりません。



さてと、明日から博多行きなのです。

オーストラリアワインの試飲会があるのです。
多分、オージービーフやらカンガルーの肉やらも試食してきます。

博多なので、当然のごとくラーメンもいくでしょうか?


そうじゃない、そうじゃない!!!

ちゃんと試飲ですよ。仕事でなのですよ!

出来るだけたくさん飲んできますね。

はて、辛いのか楽しいのか???

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成功の証

2009年02月24日 | ワイン ~2019年
「おくりびと」がアカデミー賞、オスカー受賞しましたね。

実はまだ観ておりませんが、レンタルできるようになったら
必ず観ます。

日曜日に「四日間の奇跡」というDVDを観ました。
あり得ない設定だけど、そこを無視してみるとキュンと心に来る
ものがありました。

映画も大好きです。
(嫌いな人って、まずいないでしょうけど)


そんな成功した映画のごとく、成功したワインを飲んでみましたよっ。


フランス、ローヌ地区のスター、「ギガル社」ですが、
(ホントはエティエンヌ・ギガル)成功し有名ブランドで
名を馳せています。

一番有名なのは三姉妹と言われる「ムーリンヌ」「ランドンヌ」
「トゥルク」の畑ですが、これは極めて高価。

しかし、ギガルのワインは安くても美味しいので、ごく一般的な
クラスのワインで十分でしょう。

近年この造り手はあまりにメジャーになったので、私のような
「マイナリスト?」には敬遠されがちだったのですが、05年の
ような成功年のワインは、やはり飲んでみなきゃ! ですね。


で、一番スタンダードなクラスをいきましょう。


2005 コート・デュ・ローヌ(ギガル)
   (仏、ローヌ地区、赤、千円台)

重たさを感じるプラム、キノコ、黒土、ちょっとだけ干しブドウ
っぽい香り。

一見、重くはなくスムースに入っていきますが、とても充実した
味わいです。エキス分がしっかりしており(さすが当たり年)、
あとから濃さを感じます。旨味も口中の時間の中で後半から
グーンと伸びやかになります。美味いです。

これから2~3年は今のバランスで十分に美味しくいけるでしょう。
もちろんローヌは長命ですが、熟したのが良い方はこのスタンダ
ードではなく、上のクラス、例えば「ジゴンダス」「サン・ジョセフ」
「エルミタージュ」「コート・ロティ」などの2005年ものを持って
おかれるといいでしょうね。
このエキス分の充実感は成功年の証だと感じます。

やはりスターはスターでしょうか。

私の住む街では、そこまで見かけませんが、大都市ではたくさん
見つけることが出来ると思います。
良いワインだと思います。

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カニの雫の会

2009年02月23日 | ワイン ~2019年
カニとワインを頂く会です。

みんな「カニの雫」だと言って集まったのです。


一人一匹(一杯?)づつですが、タラバガニと毛ガニを
半分づつ。


そんな美味しいカニをつつきながら、ワインも飲むのですが、

会話も少なくなるは・・・、ワインのメモも取れないは・・・!


何気にみんなで会話が少なくならないように意識しながらの
カニの貪り合いです。







まず、白ワインから。
メモしていないので思い出しながら書いていきましょう。


1 2006 コノスル ゲビュルツトラミネール RSV(チリ)
良く出来ていて驚きのコストパフォーマンス。ライチの風味、濃厚で
ちょっとトロリともし、美味しいです。

2 2006 アルザス リースリング(トリンバック、仏)
1番の後に出ると、やや印象も薄くはなりますが、こちらの方が
ややミネラル感が強いです。こっちが好きです。


カニの後、手料理の登場です。

チーズの入った濃厚なカニのリゾット、さらにカニスパゲッティ、
そしてビーフシチューと続きます。

それぞれがかなり力も入り、味わいが力強く、とても美味しいので
驚きなのです。





このシチューはおかわりしたかったが、もうお腹がいっぱいだった。




カニスパとシチューには、赤ワインの登場です。



 
3 2005 クラウディーベイ ピノ(NZ)
軽めのキノコや、軽めのチョコ、イチゴ、焼き菓子。若いのに
獣臭もして旨味も乗り美味しかったですよ。

4 1999 Ch.メトリア(仏、ボルドー・ムーリ)
あまり重くなく、やや軽めの中に明るい花の蜜のような煌きと美味さ。
これは私が持ってきた1本。ボルドー飲みたかったし。

5 1998 Ch.レオヴィル・バルトン(仏、ボルドー・サンジュリアン)
いかにも古典的で媚びない、堂々としたボルドー。
まだしっかりとボディがあり、ダレもせず、堅甲でシリアスさ。
もう少し時間が欲しかったなぁ。

このワインはブラインドで飲んで、思わず
「おおおおおお・・・・、ボルドーの畑が広がる・・・!」
と言ったような気がします。神の雫の見過ぎです。

すみませんでした。


しかし、誰かブルゴーニュピノを持って来るだろうと思っていたら、
みんな違っていました。
お互い同じことを考えていたようです。

次回はぜひグランブルピノの登場する会を!!!


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変なおっさんのえげつないラベル

2009年02月21日 | ワイン ~2019年
なんてタイトルだ!

と思いますよねー。

しかし異様なラベルでしょ。


実はとある卸より、セール品がありますよー!
と知らせを受けました。安いのは安いのですが(3、4割引)
当然わけありなのです。


その卸元はセラーがなく、倉庫に普通に積まれたワインたちなの
です。そんな状態で保存され、ひと夏かふた夏を越した?
と推測されるものですので、まずは試飲するしかありません。

テストで数種、数本を仕入れてまいりました。


でも美味しかったら、個人用にいいので追加しちゃおうかな。
商品として販売できるかどうかは当然???難しいでしょう。
若いヴィンテージ、数本だけ、傷んでいないこと、事情を了解され
た方のみ・・・、そんな条件ならお買い得かもです。

「怪しいワインください」と店頭でお願いします。
その場合のみ対応いたします。通常ではお奨めしません。


さて、そんな訳ありワインですが、

このワインにはこんな裏ラベルもあるのです。





こんな感じ。
こちらでもおっさんが登場、異様な雰囲気に拍車をかけています。


いくら名ワインでも、正直造り手の顔を見ると引いてしまう場合は
多いのです。

個人的に、名前は申せませんが・・・ゴニョゴニョ・・・〇〇〇ンとか


さて、そんなことはどーでもいいで、このワインです。



2003 リナシメント(リエヴォレ)
  (伊、トスカーナ州、サンジョヴェーゼ種主体、赤、2千円台だけど
   千円台か?)
 
黒ベリー系果実、スパイスや牛革、キノコなどが香ります。

味わいですが、1日目は情けなかったです。
ちょっと行っちゃってるようなニュアンス、だれて締まりがなく
酸味が強く、熱にやられたのか?と疑いたくなるような味でしたが、
2日目になって、落ち着き、ようやく本来の味に近くなったようです。

でもちょっとイガイガさが残っているので、多分ある程度熱に
やられていると判断します。(何とか飲める範囲ですけど)

通常の価格なら当然お奨めはしません。

なら割引価格でどうか・・・・・???

やはり違うかなぁ。

もう1本ありますが私が飲むことにしましょうか。

多分、どこかの前某大臣もこんな怪しいイタリアワインを飲んで
身を滅ぼしたのだと推測します。

もっと美味しいワインだったら、あんなことにはならなかったでしょう。
饒舌に会見をこなし終えたことでしょう。

マニアックな推測だと、ワイン選びを誤った罰がくだったのです。

そう、彼にはワインを見る目が
なかったのでしょう!


彼のさらなるワインへの精進に期待しましょうかぁ~?



なに?私もハズレを引かないように精進しろ・・・と?

その通りでございます。

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ワインのつまみに最高!

2009年02月20日 | ワイン ~2019年
今日は雨の中、最後の「びっくりラーメン」を食べに
行ってまいりました。

いよいよ明日が(もう本日です)閉店となったのですが、
最後の日はどこか気まずいので(もともと常連ってわけでもないし)、
本日最後のラーメンを食べて、おばちゃんにあいさつしてきました。
おばちゃん、ありがとねー。忘れんけんねー。


哀愁ですねー。


で、お土産にご主人がやっているお肉屋さんで作っていて、またこの
「びっくりラーメン」の名物、「焼き豚」を1ブロック買ってきました。

家族に食べさせたところ、至極評判が良い!

さすがだ。


問題はこのとろける黒豚チャーシューを今後、どうやって入手するかと
いうことだ。

なんでも今のお店は、次に誰かに貸す予定だが、そこでブロックの
販売は続けようとしてくれているみたいだ。

お肉屋さんは館内市場のようなので、行けば売ってもらえるかも。
(ただし、ご主人はいつもいる訳ではないとか?)



そんな素晴らしい焼き豚はワインのつまみにも良いのでしょうが、
実はもっと現実的なつまみを見つけました。


写真の「グリコ チーザ(チェダーチーズ52%)」です。

これはすごかーーー!!!

今までで屈指の良き赤ワインのパートナーのスナック菓子じゃ
なかろうか。濃厚なチーズの風味がたまりませんよー。

グリコ製品ですので、多くのお店で探せるでしょう。
ぜひお試しください。(百円台です)

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毎日グラス1杯のワインを

2009年02月19日 | ワイン ~2019年
こんな記事を見つけました。

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090218_benefit_a_glass_of_wine/

毎日グラス1杯のワインを飲み続けると得られる効能6つ(クリック)

だそうです。要約すると下記です。

1.記憶力向上

2.ダイエット効果

3.抵抗力向上

4.卵巣ガン抑制

5.骨格の構築

6.血糖値抑制効果

事実だとしたらすごくないですか?

ただし、飲みすぎは良くないようです。
特に誰かさんみたいに記者会見前だと最悪のようです。



また、私にも当てはめてみると・・・、
1番だけは違うような気がするーーー




話は飛躍しまして、毎日1杯のラーメンだったらどうでしょうか?


末路は私を見ればわかる???
(もともとそんな食べ方はしていませんよー)


さてその後、ちょっと前に書きました「びっくりラーメン」(寄合町)
へ通っています。(間もなく閉店ですので)

明日が多分最後かも・・・。
閉店日(20日)には切なくて行けそうもないし。

とろけるように入っていく、あの「焼き豚ラーメン」はもう最後です。


神の雫のようにひと口食べて叫んでみましょうか。
「おおおおおおお・・・・・・・・!!!」  




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ピン芸人の力強さ

2009年02月18日 | ワイン ~2019年
「R-1グランプリ」(R-1ぐらんぷり?)を見てしまいました。

面白かったです。ピン芸人の力強さを感じました。

皆さんよく考えていますね。個人的には
バカリズム、COWCOW山田與志、鳥居みゆき
が好きでした。

特に鳥居みゆきは、多分ですが、元舞台役者で女優(劇団員)
志望だったと思います。自分で脚本書いたりしたんでしょうね。

フォーリンラヴとかもそうですが、見た目からきっと元劇団員?
だと思われる人達って結構いますよね。

やはり線が太く、声もしっかりと出し、表情も舞台慣れしているし、
たくましさがあります。



で、本日は価格の割に、しっかりとたくましいワインをいきましょう。


2006 マグナ マルベック&メルロ(ボデガス・カリア)
   (アルゼンチン、マルベックとメルロ種、赤、千円台)

これは良いですね。美味しいです。

まず厚みを感じるフルーツ、プラムやレッド、ブラックチェリー、
揮発性の石油(クリーニングのセーター)、赤や黒土、チェリーや
アップルのパイ、甘いタバコ、スパイス、スミレ・・・・・
いろんな香りの要素が多く感じ取ることができます。

この時点でもう十分です。この価格帯としては秀逸であることが
すぐにわかります。


味わいは厚手の果実味がまず支配します。その奥でスパイシーさ
渋さ(しかしこれは甘いタンニン)、ビロード感があり、余韻は
甘いお菓子(樽からくるバニラ)や果実味が伸びやかです。


実は試飲会では同じメーカー、同じシリーズの「シラーズ」だけ
出ていたので、どうしても「マルベック&メルロ」も飲みたかった
のです。(シラーズは入荷、ラインナップ済み)

やはり正解のようです。
パーカーさんが90点を付けてもおかしくないくらいの出来です。


とりあえず皆様にはラインナップしたシラーズの方を買って頂き、
また次にでもお奨めしましょうか。どちらも良いワインです。

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ルネッサ~~ンス!

2009年02月17日 | ワイン ~2019年
髭男爵ではありませんが、近頃、乾杯の時には、みんな

「ルネッサ~~ンス!!!」

と叫ぶようです。


何が言いたいかといえば、本日のワインです。


2005 Ch.ルネッサンス
  (仏、ボルドー地区、赤、千円台)


面白い名前でしょ。

香りはあまり強くはありません。
古い机の引き出しを開けたようなイメージです。
そこにはスモモ、フランボワーズ、カシス、イチゴ、ハーブ、エン
ピツやその芯、いく分かのジビエや新樽(多分せいぜい2割程度)
などが香ってきます。


味わいはすんなりと入る果実味(ビオゆえ?)、やや酸味が強めで
くっきりと輪郭を描いています。厚み、重みはさほど感じません。
イチゴや赤系ベリーの味が案外細めにたなびきます。


正直、もう少しタンニンもえぐみもあっていいから、果実味の厚さ
ボリューム感、骨格などあった方がいいとは思います。

この価格としては細身でスッキリとしすぎていると感じます。


そういえば、TVドラマ「神の雫」打ち切りの噂が流れています。
あまりに変なキャスティングに違和感があるのかも?ですね。

本筋はともかく、私が感じるのは、相方の女の子(みやび?)が
あまりに子供! 一番おかしいのは竹中直人(ロベール?)が
あまりに異様で異質。演技がどうのこうのではなく存在自体が
おかしいし、うざい!(いない方が良い、のだめカンタービレとか
スウィングガールってわけでもないでしょうにねぇ)

原作もこうなのでしょうか。

このドラマの方はもっとすっきりと、ワインや人間ドラマ、血の通う
ようなストーリーだったら視聴率も取れたでしょうに。

最近唯一の楽しみは評論家の一青が叫ぶ
「お・・・おお・・・・・!」というフレーズなのです。

多分、私と同類のバカさ加減です。

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長崎人の法則とシースケーキ

2009年02月16日 | 美味しいもの
どうも家内が「長崎人がみんな知っている名物」として数日前に
テレビ番組に登場した「シースケーキ」を食べたいということで、
行ってきました。


写真は梅月堂の本店です。


この名物をよく知っている長崎人、というのは昔ながらの長崎人で
あって、最近の若者や他県から入ってきた方達には「いまいち状態」
ではないでしょうか。

生粋の長崎っ子の私としては、この名物ケーキを初めて食べたときの
ことを、その場所さえいまだに記憶しています。

いろんな洋菓子店でも作られていますが、やはりこれは梅月堂本店で
食べることこそ長崎人の法則、基本でしょう。


写真の店舗内へ入り、階段を登って2階へ上がりますとそこは、




こんな感じの喫茶室です。

店頭の写真と同じく、新しくモダンですが、基本はアールヌーヴォー調
です。

かつてシースケーキが誕生した頃、本店には喫茶室はありませんでした。


さてオーダーは当然「シースケーキとコーヒー」でしょう。
他のお客さんもシースケーキのオーダーが多くて・・・、
もともとなのか? テレビの力なのか?






来ましたよー! これですね。
私も甘いものが得意ではないので、何年ぶりでしょうか。


どういう構成になっているかといいますと、

スポンジの上のデコレーションは、写真のように生クリーム、
缶詰のピーチとパインです。

そして中は、



カスタードクリーム(シュークリームの中と同じ)がしっかりと
入っていますよ。

味わいはとても柔らかく、優しいです。現在のモダンで練られた
ケーキとは違いシンプルなのです。

でも端っこから食べますので、最初に生クリーム、そしてピーチ、
一番酸味のあるパインへと進み、もう一度フルーツのボリュームを
味わうべくピーチへ。
最後は生クリームで優しく〆るという構成になっているのです。


これぞ長崎人の基本です。美味しいですよっ。
自分か家族の誕生日とか、そんな日しか食べられない贅沢でした。


って、実は“浜の町(中心商店街)が一番で、この梅月堂が一番の
洋菓子店であった頃”の話です。


今現在は残念ながら・・・違うかもなぁ。


それでも「シースケーキ」の柔らかい食感や優しく懐かしい
味わいは、これからもずっと長崎人の心にあります。


で、合うワインですが・・・・・そうですねぇ???

あまり極甘口のソーテルヌとか、ロワールとかでなく、
気持ち甘さのあるスパークリングワインがいけそうですし・・・、
(さわやかに食べたいから)

長崎ならではのポートやマディラも良いかもしれません。
(昔出島から入った歴史もありますしね)


さて、次はいつ食べるのだろう。

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ポルボロンとベロベロン

2009年02月15日 | Weblog
娘からささやかな贈りもの。

昨日焼いていたクッキーだ。

なんでも「ポルボロン」というスペインのクッキーだそうだ。

とても柔らかくすぐにくずれるので、口の中に入れて、くずれるまでに
「ポルボロン」の名を3回唱えることが出来るとラッキーなことが
あるという逸話があるらしい。


唱えてみましたよ。

「ポルボロン ポルボロン ポルボロン~」


言えましたよ。

ラッキーなことだったら、
そうね・・・・・娘が幸せになりますように!

って親だったら、そう思います。


で、奥さんからは何かあったかって・・・・・・???

「ポルボロン」ならぬ、
素知らぬ顔で「ボロボロン」でした。



そこで私はワインを「ベロベロン」に飲むこととなったのでありました。


まあね、ワインバカのバレンタインデーなんて所詮
そんなもなんですよー。

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誕生日?

2009年02月14日 | ワイン ~2019年
本日は誕生日です。

誰の?・・・・・って私の誕生日は少し前に過ぎていて、どーでも
いいのですよ。


実はこのブログの誕生日です。
2006年の2月14日より書き始めて、ちょうど3年です。


ご覧いただき、コメントをいただき、お会いした時やメールなどで
「読んでますよ」なんて言葉をかけられ、ついつい調子に乗り・・・・・

そんな皆様に支えられ、何とか3年間続けることができました。


本来なら、よく知ってる方とも、また見ず知らずの読者の方とも、
ワインを酌み交したいところではあります。イエーイ!


ちょっとだけ参考になり、ちょっとだけ面白く、楽しく、しかし
そのほとんどがバカな内容で成り立っている独善的なこのブログ
ですが、これからもよろしくお願いいたします。

ちなみに本日の写真は、このブログ最初の日に使った写真です。
私の名刺にもこの写真が使われています。


何といってもこのブログを書いたことによって、ワインや日々の想い
をお伝え出来たこと、そしてこのブログにより、新たに人とのつなが
り、ご縁が生まれたこと、それらがとても良かったと思っています。

ほぼ毎日のように更新を重ねたのも、そんな嬉しさ、楽しさがあれ
ばこそ。


これからも更新のペースを落とすこともあるかもしれませんが、なん
とか頑張って続けていきたいと考えおります。
よろしくお願いいたします。

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リスト配信いたします

2009年02月13日 | ワイン ~2019年
2~3ヶ月程度に一度作っております新しいワインリストが、ほぼ
出来上がりましたので、本日、配信させていただきます。(お昼頃?)

ご迷惑やお邪魔にならない程度に出させていただいております。

新たにリストご希望の方は、このブログの右側にあります「ブックマーク」
より、当店のHPにお越しいたただきますと、連絡用のメールアドレスが
書いてございますので、そこよりご連絡下さい。
特価品もご用意しておりますので、お楽しみに。

ご面倒ですがよろしくお願いいたします。



さて、リスト作成もひと段落。これで業務連絡も終わり、
今宵のワインは・・・、


オーストラリア戦に勝てなかった罰として、んーーー、

白ワインにしました。
次は白星が取れますようにと。



2007 モンティノア ドライ・リースリング ウィラメットヴァレー
  (USA、オレゴン州、リースリング種、白、千円台後半~2千円)

白い花、白い岩(石灰や花崗岩)、青草、メロンや青い柑橘も香ります。

味わいはほのかに厚みもありますが、スッキリ系でさわやかです。
青い柑橘の果実味、石っぽい風味にキレのいいさわやかな酸があります。

美味しくいただくものの、まあ、ありがちな味わいで特に感銘もしません。
若すぎてまだまだニュアンス不足というのもあるのでしょうか。

やはり突き抜ける何か?が欲しいと思います。

日本のサッカーもせめてアジア予選では突き抜けてほしいですよねえ。

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今シーズン初

2009年02月12日 | 美味しいもの
今シーズン初の出撃となりました。


いろいろと雑用があり、なかなか行けませんでした。

が、やっと念願を果たしましたよ。


やっぱりカキ小屋は楽しいですね。

今年の牡蠣は順調で旨味ものって良いと思いますよ。
昨年は極めて不作で盛り下がってしまったのですが、
また上昇できる感じではあります。

牡蠣にひおうぎ貝、海老、フランクフルト、おにぎり。

いいね~。

食べたことがないということで初めて連れて行った両親も
喜んでくれたようでした。



さてと、W杯サッカー、オーストラリア戦だけど・・・

引き分けで勝利ならず、ちょと残念でした。

個人的に玉田、田中達などとても良く走ってチャンスを作りました。
全員90点以上の出来だったと思います。
心配していた長友、内田選手もしっかりと守備もこなしていましたが、
オーストラリアも「引き分けでもいいや」という戦い方だったので
がっちりと守りましたね。

ですから、世界相手にはみんなが95点以上の平均点でプレーしないと
勝利できないって感じでした。

80点平均で勝利できるようになって初めて、日本は強くなった
実感が出るんでしょうか。


勝ったら良いワインで祝杯!と思っていましたが、ちょっと
持ち越しします。

明日とはそんな宿題をこなすためにあるのです。
またあたたかく見守り、応援しましょう。次は3月バーレーン戦です。

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