魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

懲りない言葉

2007年02月28日 | ワイン ~2019年
1月は行ってしまう、2月は逃げてしまう、3月は去ってしまう・・・・・・

何十年経っても、この季節になるとこの言葉が頭から離れない。
今日は月末で棚卸しなのだ。2月は特に早いなぁ。

そうこうしてると、新年度、新学期が始まりゴールデンウィーク、梅雨、夏休み、お盆、
長崎くんちが来たかと思うと、もうジングルベル、正月、そしてまたこの季節。
何と1年の早いことよ!


さて、今月の棚卸しは試飲会でアイテム数が増えたので意外と大変そう。
さらに、実はオーダーをしようと目論んでいる。
ワインの在庫は増えるばかりだ。しっかりと頑張って売らないと大変なことになりそう。
新店舗設計の時に、セラーを小さめにした自重策?が功を奏し、溢れるほどの在庫は
幸か不幸か、持ちたくても持てない。

でもこの季節がワイン屋さんにとっては一番仕入れの季節なのです。
6~9月くらいまでは暑くて仕入れが少ないし、1年のうち10~12月と2~5月くらいが
仕込みの時期でしょう。

昨日からのデイリーを飲みながら棚卸しに備えます。
無事済んだら、たまにはちょとだけ良いのを開けようと思っています。

あのね、消費者側から見ると?ですが、
4、5月と11、12月あたりが一番ラインナップが充実しているので買いの季節ですよー。


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大ブームの条件

2007年02月27日 | ワイン ~2019年
最近デイリーの仲間入りをしたチリワイン、パヌールシリーズのご紹介です。

2006 エラスリス パヌール シャルドネ(チリ、白、800円台)

これも実にコストパフォーマンスが良いワインで、ワンランク上の味わいです。
ちょっとした厚みと、ちょっとしたゴージャスさ。いけるんですよ。
スクリューキャップですし、飲みたい時のお手軽さは嬉しいでしょう。


今日はもうひとつ(シャルドネが2日目で飲み足りなかったので?)、
2006 エラスリス パヌール カルメネール(チリ、赤、800円台)

カルメネールはチリ特有の品種です。
活力ある、と言うか、ちょっと野性味のある風味が特徴なのですが、
20分くらいして開いて、馴染んでくると、柔らかさやふんわり感が出てきます。
その奥に明るさやきれいな感じもあってまとまりのよさを見せてくれます。
こちらもスクリューキャップ仕様です。


スクリューキャップで思うのですが、ワインが一般化しない大きな理由が
「コルク栓による開けにくさ」だと思っています。
特に保守的な田舎の我が地方都市などは、それでなくともワインは未だ
マイナーなポジションですし。

しかし、その問題点を解消できたら、一般化できる大きなチャンスなのです。
高級品の素晴らしさを語って啓蒙するのも良いのでしょうが、それは20~30年も
前からやってきたこと。有名人や権威ある方々?の紹介、解説や記事も
実に嫌みったらしく、ワインを難しいものにしてきました。
それでは大した有効性はないのです。

いかに身近で親しみやすいか?を追求する方が遙かに有効で効果もあることでしょう。
例えば、マンガの「ソムリエ」や「神の雫」等、身近で入りやすいところから啓蒙
した方が一般的には受け入れられているようです。

予言しておきましょうか。

ワインのスクリューキャップ化が進めば進むほどに、大ブームがおこり、一般化して
定着し、お手軽デイリーを売ることによって、高級品までも売り上げが上がるだろう
ということを!

コルク栓というワイン界の常識の打破が大きな可能性を導くでしょう。


・・・・・・なんか偉そうですね。ゴメンナサイ!





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同じバカでも・・・

2007年02月26日 | ちょっと怪しい
TVのチャンネルをあれやこれやと回しているうち「ラヴちぇん」という番組を
見てしまった。環境の違った2組の夫婦の奥さん同士を、交換して生活してみる?
という一風変わった企画ものだ。

当然「やらせ」の匂いがプンプンしていた。
まあ、それはいいとして、一方のダンナは「醤油バカ」で何にでも醤油をかけなきゃ
気が済まないらしい。トーストであろうがナポリタンスパであろうが、何にでも
ドボドボとこれでもか!というくらいかけて食べるという味覚障害で、7、8種の
醤油ボトルを常備してあった。

もう一方のダンナは「カレーバカ」で1日3食カレーばかりを食べ続けるのだ。
外食してもカレーばかりという、これも気が変になりそうなバカだった。
奥さん達は大変なもので、よくぞそれに付き合っていられるものだと感心しきり。

あまりのおかしさに「こいつらバカだな~~」と笑っていたら・・・・・・、
ハッ!と気づいてしまった。










もう一人バカがいたのです。
ワインバカが・・・・・・ここに ガーーーン!


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オプションの時給

2007年02月25日 | ちょっと怪しい
車の購入のため、オプションカタログを見ていた。

実は価格が表示だけでなく、取り付け料がかかるらしい。
どの車のカタログにも価格の横に「○○H」という「アワー」(取り付け時間、
もしくは工賃)が小さく表示が付いている。

このオプションは取り付けるのに、何時間がかかって、時給として工賃がこれくらい?
という目安の設定らしい。



で、見積書から計算してみた。
「1H」が約6000円程度になるみたいだ。すごい時給だよ。
これは・・・・・・!!! 気づいた。
10分1000円飲み放題、1時間6000円の
キャバクラの料金みたいじゃない?!

つまりバリバリの工員さんはキャピキャピのキャバクラ嬢と同じくらいガンガン
稼いでいるという事になる。


ところが実際に8時間労働で日給48000円、25日勤務で月に120万円なんて工賃を
取っている工員さんは多分、実在しないわけで・・・。

そんな給料で働いてみたいなぁ
安デイリーワインを飲みながら切に思いましたよ。フゥ~~


声をあらげて言おう。
車は金食い虫だ~!


追記:私はキャバクラに一度も行ったことのないチェリーボーイです。
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余韻を楽しんで

2007年02月24日 | ワイン ~2019年
試飲会の情報は今日までです。

写真だけはいろいろ撮っては来たので、もうすでに思い出モードになっています。
ゆっくり飲めないのが悔しい!
これを書きながら今飲んでいるのは安デイリーです、はい。


この写真は
2004 エシェゾーV.V(モンジャール・ミュヌレ)

色は濃くありませんでしたが、エキス分はきれいに表れていました。
やはりここのエシェゾーはV.V(ヴィエイユ・ヴィーニュ)に限りますかね?
(2種類あるんですよ。V.Vと表示のないものと)
アフターが実に良いです!04というヴィンテージのせいか、シャンボール・ミュジニー
みたいです。まあ、隣の畑と言えばそうなのですが。
飲み頃は今でしょう。花や密のエレガントさがたゆたいます。

あと、プス・ドールの造りの良さやジャン・グリヴォーの旨さなど造り手の個性の
印象的なこと!いろいろと勉強させていただいた貴重な試飲会でした。

穴ワイン(と言ってもブルは高い?)も発見しましたので、今後ラインナップに
加えてご紹介出来るでしょう。お楽しみに。


ということで現実へ戻ります。
さて、リハビリかな?と思っていたら、また試飲会の案内が・・・・・!!!
福岡まではもうきついし、どうしようか悩むなぁ???


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ずっといたいぞ~

2007年02月23日 | ワイン ~2019年
ブルゴーニュ試飲会の報告です。

ちょうど100アイテム試飲してきました。
こちらは昨日のアップと比べると、遙かに真剣です。しかも純粋に楽しくて、1日中
ここにいたいなぁ、と思ってしまいました。

最初の1時間は確かに天国でした。
その後、立ちっぱなしですし、疲労もしてくるし、アルコールも回ってきますし、
だんだんと地獄モードへと入っていきます。

さて、写真のルフレーヴはブルゴーニュでも3本指に入る白ワインの造り手です。
難しい年の2004年でしたが、さすがに圧倒的な存在感を見せてくれました。
どちらもピュリニー・モンラッシェ村の1級畑で右がクラヴァイヨン、左がピュセル
です。いくつかの年を飲んでいつも思うのですが、ピュセルはどの年もかなり
見るべきものがあります。素晴らしい畑なのです。

クラヴァイヨンは濃いのですがどこか厚みが足りません。この年の難しさでしょうか。
もちろんそれでも素晴らしいワインです。さらにもう1本ムルソーもあったのですが、
3種飲めただけでもメチャクチャ贅沢でした。
参考価格は右が1万円と少し、左が2万円弱ってところです。
そりゃ旨いわけですよね。





もうひとつ、私の大好きなドメーヌ、ベルトラン・アンブロワーズも出ておりました。
こちらは濃いのが売りの2003年。右がニュイ・サン・ジョルジュの1級畑、ヴォークラン
と左がこのドメーヌのフラッグシップとも言うべき、特級コルトン ロニェです。

ヴォークランは完璧です。将来球体のようにバランスが取れていくかも知れません。
ただ、ちょっとアンブロワーズにしては細身かも。しかし、見事なワインです。

コルトンにいたっては、香りを嗅いだ時点で土からのミネラル、タバコっぽい香りが
グングンと迫ってきます。口をつけるのをためらわせるほどの香りなのです。
恐る恐る含んでみると、まろやかで厚みのある果実、様々な要素が口の中で
飛び跳ねてきます。フィニッシュもおもちゃ箱のようにカラフル、賑やかに続きます。
スーパーワインでしょう!欲しいです。
参考価格はNSGヴォクランが1万円弱、コルトンは1万円とちょっと。


大好きなブルゴーニュが100本並んだ部屋は、ブルマニアにとっては最高の部屋で
帰りたくなくなりました。料理やつまみはありません。
あるのはブルゴーニュと水だけです。何と素晴らしい!

独断偏見では、これこそが最高のマリアージュでしょう。
ブルゴーニュに料理は(゜⊿゜)イラネ。純粋にブルゴーニュに浸る。
「ブルゴーニュの花を100本集めて花束にする!」これぞ至福でしょう。
満願全席状態です。
人生のうち、この至福はそう訪れることはないでしょう。

これが仕事でなくて、単純な楽しみで出来たら、溺れ死んでもいいくらいの
幸せなんですが・・・・・・ねぇ。

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何たってオージー試食でんがな!(おまけ)

2007年02月22日 | 美味しいもの
昨日の試食メニューです。
試飲する気満々で入場したのはずが・・・


・鮑のお造里

・薄切り鮑のソテー ハーブ風味 完熟トマト添え

・仔牛・ストリップロインのソテー レモン風味

・ラム・ボンレスレッグのロティ きのこソース

・ラム・フレンチラックの香草風味焼き

・カンガルーテールスープ

・ルーミートステーキ 焼肉風(ルーはカンガルー)

・ルーミートパワーサラダ

・ラムラックのグリル クリーム入りマスタードソース

・仔牛トップサイドのチーズ・生ハムのせカツレツ

・仔牛ポイントブリスケの赤ワイン煮


これじゃどうしても宴会モードに突入必至!
それに美味しいジュースと美味しいワインは飲み放題!
全部は食べれんって。

昼食すませた後だったから自制し、試飲もできましたが、ちょうどお昼頃入場
したら、人生変わっていたかも知れません。



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試飲会のはずが、お祭り騒ぎ?

2007年02月22日 | 美味しいもの
博多まで試飲会に出かけてきました。
前日から、明日のため早く寝るためということで酒を煽り、それが意外と深酒、寝不足で体調もバッチリ!? その上、早起きでやや二日酔い気味のところ、会場へ到着し、リポDを飲んで準備万端だよーーー。
ドコガ


まずひとつめ。
ブルゴーニュオンリーの輸入元。これは素晴らしかったし、気合いも入っていたので
詳しくは明日にでもアップします。


で、その後ふたつめの会場へ。
さて、疲れてはいるものの、もうひと頑張り!と思い、会場へ入った瞬間???
事態は始まりました

まじめな私
ここがワインオンリーの試飲会場だと思っていました。

ところが目に飛び込んできたのは、ジュージューと肉を焼いて、盛りつけている光景
ではありませんか!!!
オーストラリア領事館の主催なので、ワインだけではなく名産(食)品が同時に紹介
されていたのです。

そりゃ即座に反応しましたよ。

一生懸命調理してくれている方にも、文字通り身を削って食べられているオージー・
ビーフやラム達のためにも、ここは食べてやらねば可哀想です!

まず、アワビがありました。刺身で食べ、おろしトマト添えで食べ、隣を見りゃスープに
カンガルーの肉(これは初体験、臭味もなく美味しい!)さらにビーフ、ラムの香草
焼き、ジュースにナッツにマンゴー???
悪のりして試飲のワインをグラスに注ぎ、ワインとのマリアージュ。

酒は美味いし、メチャウマのつまみはあるし、これであとはねーちゃんがいれば・・・

壊れました・・・・・・はい、確かに壊れました。



しかーーーし、気を取り直してちゃんと試飲してもきました。中でも、



写真右側のボトル、これがプティ・ヴェルド種100%のワインです。
2003 ピラミマ プティ・ヴェルド(赤、3200円)
個性があってユニークでした。インキーでスパイシー。濃く、エキス分高く
インパクトがあって美味しく素晴らしいワインでした。

ひとしきり試飲した後は、「今日はたくさん頑張ったし・・・」
チャンカ、チャンカ~~♪♪
疲れもあって、緊張もほぐれ、宴会モードへと・・・?


「おまえ、いいな~~」と思った読者の方、
5時間くらい立ちっぱなしで、ずっと真剣に試飲してみて下さい。
肉体と精神的疲れで朦朧となって壊れますって!
きっと正気じゃいられなくなりますよ。フゥ~


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ニューカマーとみなぎる闘志?

2007年02月21日 | ワイン ~2019年
エラスリスと言えばチリの有名ワイナリー。

そのエラスリスのリリースする超カジュアル版、デイリーワインです。
当店ではニューカマーとなります。

2006 ビニュードス・エラスリス・オバリェ パヌール カベルネ
大変なので略します。“エラスリス パヌール CS”これで行こう。   
(チリ、赤、850円)

チリの専売特許、安くて美味い!の典型例でしょうか。
価格の割に濃くて、しなやかさ、なめらかさもあります。
明るい花の香りがあって、きれいにスルスルと飲めてしまいます。
コストパフォーマンスは当然良くてデイリーのアイテムがひとつ増えました。ウレシイ

デイリーがひとつ増えることは、新しい星の発見よりも貴重である。(ワイン狂の格言より)

パヌールシリーズはもとても良かったので当店でも置いてみることにしました。
他の品種はまたご紹介します。


さて、これを飲みながら明日の試飲会の攻略法を考えています。
何時のバスで出発して、どこの会場へ行って、どれくらい飲んで、お昼はどこで食べて、
次の会場へ行って、何時くらいまで飲んで・・・・・・???

結局流れにまかせてどうなることやら。美味しいワインがありましたらお知らせいたしますね。
とりあえず、明日はブルゴーニュ戦とオーストラリア戦です。
日本(九州)男児は負けてはいけませんね。約300アイテムやっつけてきます。


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汝の業は高騰なり!

2007年02月20日 | ワイン ~2019年
悔い改めよ!


クリスチャンでもない私が、今日は何度この言葉を発しただろう!
実は本日、インデント(契約輸入)のヨーロッパのいくつかのサプライヤーの
在庫リストを見て思わず口を衝いた言葉です。

とにかくワインが高いんです。仕入れようと思っても、高いんです。
コストパフォーマンスの良いものしか仕入れたくないし、そういったものしか
基本的に店頭に並べないので、お客さんは知らない方も多く、実感も少ないかも
しれませんが、仕入れ値で出したとしてもきっと「高いよ!」と感じることでしょう。

例えばDRCならリシュブールが10万近く、ラ・ターシュは10~20万越え、
ロマネ・コンティに至っては70万以上で良年物が100万オーバー。
これ仕入れ値の話ですから。

アンリ・ジャイエも彼が他界後10万以下の仕入れもとんとあり得なくなってきました。
クロパラは30万オーバーだし、幻のリシュブールは70~80万とか。

そこまで行かなくても有名ドメーヌの看板ワインは大変な状態です。
すぐ5万以上、10万の声も簡単に出てしまいます。そうなると小売価格も当然!!!


ワインって一体何なのよ?!
無力な情けなさを嘆きはすれども、逆にムラムラと闘志が湧いてきました。
「意地でもお買い得の掘り出し物を探してやる!」
これはお客さんの、そして私自身の幸せに密接に関係してきますからね。


ご希望銘柄の今現在の国際相場をお知りになりたい方は、ご連絡いただければ、
大体の価格をお知らせできますよ。

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パンと見せ物

2007年02月19日 | ワイン ~2019年
試飲会の案内が次々と届きます。

すでに10社程度のご招待通知が届いています。
確かに嬉しいのですが、ほとんどが東京と大阪が多いのです。
そこへ出ていくとなると泊まりがけは必至。

さすがにお店をほっぽり出して自分だけ天国へは(地獄かも?)行けないのです。
うちが東京にあったらなぁ・・・なんて思うのが関の山です。
で思うのですが、

“東京はすごかところです。”

ローマ時代に「パンと見せ物」(パンとサーカスと言う場合もあるそうです)なる
言葉がありました。世界史で出てくるんですが、東京はまさにそれです。
ワインに不自由することがありません。輸入元の売り込みの季節になると
2、3日に1度は試飲会?と言っても大袈裟ではないでしょう。

さらにデパ地下等の試食を渡り歩き、フルコースも食べられるかもしれません。
私が住んでいたら、仕事なんか手に付かないでしょうね。
ヤレヤレ、田舎でよかったのか???

あと、これは推測ですが試飲会は水曜日がなぜか多いです。
多分ホテルの部屋を借りる料金が安いのではないのだろうか?

で、こちらの現実も、次回の水曜日は試飲会が2社です。はしごなのです。
300アイテムはやっつけなければなりません。

意外と大変でしょう?
いくら好きでも、天国か地獄かよく分からなくなることがあります。


ちなみに最近体調を考えて、休肝日を2週間くらい取ろうと思ったけれど、
今月はとても無理!!!



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惑星な夜

2007年02月17日 | 音楽
ブラスバンドのOB仲間達と近所の中華屋さんにて食事会&飲み会に出てきました。

皆さんの○○歳を過ぎても持ち続ける音楽への情熱が大好きです。
いいですね。演奏以外でも楽しいのは何よりです。
次回の演奏会ではホルストの「木星」(ジュピター)をやりたいと盛り上がっていました。
しかし、ビールばかりじゃなぁ・・・。


さて、帰ってきてグラスを傾けたくなるのはやはりワインですよね。
先日から飲みたかったブルゴーニュの赤にしました。

2004 サントネー V.V(ボルジョ)

このワインも04年にしては珍しくバランスの取れた味わいです。
イチゴやチェリーの愛らしさの中に、ちょっとだけ深みと旨味のニュアンス。
きれいでクリアで04年の不安定さを感じさせないバランスとチャーミングな味わいです。

このクリアな味わいはきっと除梗から来ているんだろうな。
ちょっとだけ残しつつ、7~8割は除梗している感じです。
2005年ものがリーズナブルな価格だったらぜひ取り扱ってみたいと感じました。

雨も降り出しました。しんみりと夜にとけ込んで、ブルゴーニュの優しい味わいが
広がっていきます。音楽が聴きたくなりますね。
話題になったホルストでも聴いて眠ることにしましょう。


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タンニン王

2007年02月16日 | ワイン ~2019年
さて、昨日の試飲会で心に残ったワインです。

写真は2003 ナンブロ(テヌータ・ディ・ギッツァーノ) 
イタリア、トスカーナのメルロ種メインの赤です。

味は濃厚でブラックチェリーや土のニュアンスでとてもしっかりとしています。
深さもメチャクチャあります。価格が価格ですから大きなワインです。
20年以上かけて熟成し、数十年の寿命を保つでしょう。

でも何が凄いかって「タンニン」なのです。
今まで飲んだワインの中でも屈指のタンニン王でした。

普通、口の中は唾液があるので歯茎と上下の唇との間はスムースに動きますが、
このワインを含むとそれが、ガチガチになり固まります。
小麦粉や片栗粉を口一杯に入れたような状態になります。
正直、現時点でこのワインは
「液体」ではなく「粉」です!


どれどれ、一度挑戦してみたいぞ!という猛者の方がいらっしゃいましたら
ご連絡下さい。値札は6000円と書いてありますが、4980円にてお届けしましょう。
「美味しい」というよりは「凄まじい」といった印象です。
それ故、予約以外通常販売の予定はありません。



もうひとつ白ワインを。



2004 コート・デュ・ジュラ シャルドネ アンビヤ(ジュリアン・ラベ)

ジュラ地区のワインです。石灰、硅土、レモンの風味を感じさせ、厚みもあって
実に良いんです。04年なのに。
とてもオイリーで口中や舌全体を包み込むように滑らかに厚い果実味が覆います。
この造り手はきっとこれから名を馳せるでしょう。
ボトルの肩口に「JURA」という文字が浮かんでいるところがカッコイイです。

これもちょっと高めなので(しかしそれだけの価値は感じますが)販売するかどうか
今悩んでいるところです。これもリクエストがあれば端数で入れましょうか。
ご興味のある方がいらっしゃいましたら、ご連絡下さい。1本から入荷可能です。
結構感心するワインでしょう。


ちょっと宣伝してしまいましたが、いろんなワインの試飲は他の飲み物では決して
味わえないほどバリエーションに富んで、実に楽しいですよね。キャラの多様性も
凄いですし。

いろんな人生と同じくらい、いろんな楽しみがあって素敵だと思います。


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実りある試飲会

2007年02月15日 | ワイン ~2019年
ある輸入元の試飲会へ出かけました。

入り口で渡されたのがこの写真の「新兵器」、試飲会用ボード?パレット?です。
左に持って、リストに書き込みながら、グラスも乗っけてワインの旅が出来る?
というアイテムでした。

これ持って世界中のワイン産地を旅したろか?!

ところが・・・・、ずっと持ってたら、左手の二の腕に異常が発生!!!
力み過ぎだったのか「痛いよー、オイオイ」

世界ワイン旅はあきらめなければなりません。


しかーし、私には今まで慣れ親しんだ「必殺自分流フォーム」があり、
その方がやはり安定感がありますね。
こうなったら自分でオリジナルのアイテムを考え出して特許を取ろうか???


まあ、それはさておき、今回は実りある素晴らしい試飲会でした。
いつもよりも「当たり」が多くてとても嬉しいぞ!
疲れはしましたが、とても充実感がありました。
しばらくしたら店頭に美味しい仲間たちが登場しますので、よろしくお願いします。

今日は疲れたので寝ますが、明日、面白かったアイテムをご紹介します。


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1才の誕生日

2007年02月14日 | ワイン ~2019年
狂気が付きました。(←凄い変換!)

今日気が付きました。

ブログを初めて1周年です。このブログの1才の誕生日なのです。
おぉ、よく続きました!自分を褒めてあげ・・・・? いやいや、まだまだです。

ワインバカに到達点はありません。常にバカでいること、夢中であること、
情熱を忘れないこと・・・、ですね。

その調子でまたもう1年やりましょう。

さて、明日は博多で試飲会です。
多分130アイテム程度を挑戦してきます。良いワインとの出会いがあれば、
お客さんにも喜んでいただけて、お客さんも私自身も幸せになるのですからね。

おまけにラーメンでも食べてきますか。



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