魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

今年もお世話になりました-2019アウォーズ

2019年12月31日 | ワイン ~2019年

みなさま、本年も大変お世話になりました。

 

今年も相変わらずワインバカでした。どーでもいいであろう記事をお読みいただき、

30秒でも、1分間くらいでも、現実から心を解放していただいたとすれば、それはそれで

十分にお役に立っているような気がします。

 

私個人も当店もみなさまに支えられております。

このブログも閲覧数も徐々に増えてまいりました。

大体毎日同じ程度ですが700~800人台の方に読んでいただいております。

ページビューも2000台です。もちろん多い時は3000台以上の時も結構あります。

とても安定していて、読まれる方が大体決まっているのでは?と推測します。

 

 

年明けは数日間のお休みをいただきまして、また来年もワインバカ、ワイン愛に燃えたい

ところです。もちろん美味しいもの探索(B級ですけど)、マイナー探訪など

心のままにテキトーにやっていきます。引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

本日、年末になってはた!と気づきました。

そういえば、今年の抱負を決めてなかった!!!

 

今決めます。それは今年を振り返ること!

そんなわけで2019年アウォーズいきましょう。

 

 

 

さて、まずワインから。

 

2019年のベストワイン白は

 

ダダダダ・・・・・・・・・・ダン!

 

1998 ムルソー ペリエール(ルロワ) でした。(上の写真の一番右)

その1か月前に飲んだ 1996 ピュリニー・モンラッシェ 1er(ルロワ)も壮絶で、飲んだ何日も

あとまでずっと印象を引きずっていました。やはりルロワは本物で、圧倒的です。ブルゴーニュの本質を

しっかりと現す造り手です。長年飲まないでいましたが、あらためてその抗えないすごさを感じました。

 

 

 

2019年のベストワイン赤は
 

ダダダダ・・・・・・・・・・ダン!

 

2000 ミュジニー(ジョセフ・ドルーアン)でした。(上の写真の一番右)

何と言っても美しい!とろけそうなくらいです。やはり二度と飲めないワインでしょう。

 

 

でもこんなのだとミーハーですよね。

 

 

そこでもうひとつ、総合的な観点に立ち、ワイン・オブ・ザ・イヤーをいきます!

 

ダダダダ・・・・・・・・・・ダン!

 

2014 カーサ・シスカ (スペイン、イエクラ地区、モナストレル種)

これでしょう。圧倒的なパワーと旨味、価格も5000円を切って最高です。

超重量ボトルがそのステータスを現しています。

鉄板中の鉄板。誰が飲んでも美味しく幸せになるワイン。

 

 

 

 

続きまして2019年のマイナー探訪編MIP。

 

ダダダダ・・・・・・・・・・ダン!

 

西海市大島町のパークゴルフです。

 

 

この記事(クリック)にその楽しさを書いてあります。

 

これはぜひとも友達同士で楽しみたいと思います。

次回行く時は同行する方をfacebookで募集したいと思います。

 

 

 

そして印象に残ったグルメMIGはこちら

 

ダダダダ・・・・・・・・・・ダン!

 

福岡市早良区高取にある「フォレスト・スパイス」。(長崎でなくてすまそ)

この時の記事はこちら(クリック)です。

 

スパイシストにとってかなり訴えかけるカレーでした。

またぜひ行ってみたいお店です。普段行けないところをあえて選んでみました。

 

 

 

最後にこれをお聴きいただき今年の締めといたします。

 

元気にしとかんばぞ(ラリラリピノ、オリジナル曲)

画面をクリックorタップしますと直接のYoutubeサイトにいけます。

田舎から出ていった子供を思う歌。長崎弁ソングね。

 

 

そんなわけで今年も楽しく何とか乗り切った1年でした。

2020年もまたよろしくお願いいたします。    ラリラリピノ

 

 

 

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ひいらぎ-ブラックコテージSB-そして誰も考えたことのない謎に挑戦する

2019年12月30日 | ワイン ~2019年

当店は明日12/31まで営業しております。

お正月に飲むワイン、ぜひお求めください。

 

 

さて、やはりラーメンの食べ納めをもう1軒行っとこう!
 
長崎市銅座町にある「柊(ひいらぎ)」。
 
このお店はホント人気店で、特に中国や韓国などからのインバウンド客がすごい。
しょっちゅう行列が出来て諦めてしまう。でも今日は3人くらいだった。
 
 

さあ、あおさラーメン!

あおさのおかげでさわやかな豚骨だ。ちょっと変化球だけどこれが好きなんだよなあ。
 
 

 

そしておにぎりでなく、ちょっと贅沢に鶏皮めし。

ちょっと脂多かったかも。軽くもたれる。
もう年やっけんねー。
 
 
 

 

 

そして夜はこれ。
年末でも試飲です。
 

2018 ブラックコテージ ソーヴィニョン・ブラン
   (NZ、ソーヴィニョン・ブラン種、白、2千円程度)
 
香りは青い柑橘や青リンゴ、モモ、そしてぺトロール(石油香)、青草、汗、セルロイドなど。

香りの時点で一瞬リースリング種か?と思わせます。
 
味わいはさっぱりとキレがあり、さわやかです。レモンや青草を思わせる果実味と、

奥の方にどこか石油を思わせるオイリーで微かに、ほんの微かに甘露的要素。

リースリングとの混醸じゃない?といった趣きを感じます。

ドライで美味しいです。

悪くはないですが個人的に何かもうひとつ欲しい。
 

 

 

さて、年末なのでお遊びでちょっとというか10年以上も前に書いた記事をご紹介。

誰も考えたことのない謎に挑戦する(クリック)


このブログは実はかなり昔の方が面白かった気がします。


 

 

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年末年始営業日程-J・マイヤーRies-マドゥバニ

2019年12月28日 | ワイン ~2019年

年末年始の営業日程を書いておきます。

12/31(火)まで無休です。
10:00~21:00まで営業です。
 
2020年は
1/1(水)~1/3(金) お休み。

1/4(土)      営業

1/5(日)      お休み

1/6(月)~ 平常通り となります。
 
我ながらがんばるな~とは思いますが、生きていくためには仕方ありません。
いい加減でルーズな私ですが、案外真面目なのかもしれません。
???と、ふと思うけれど、やっぱり結局ダメ人間でしょう。はぁ~。
 
でもそれでもご愛顧くださるお客様のためそれなりにはがんばります。(えっ?!)

 

 

さて今夜はこれ。

 

2018 J・マイヤー リースリング

   (独、リースリング種、白、千円台前半)

 

最近ドイツのこのシリーズばかりですが今回で最後。

ちなみに私は生産国にはまったく、まったくこだわりません。常にワイン自体が基準で、

国はどこでもいい。それは私のワイン選びの信念でもあります。

 

 

さて、香りは洋ナシ、青リンゴ、ミネラル、石灰、白い花など。

 

味わいはとてもきれいでクリア。とても良い酸を伴って果実味がすっきりと新鮮です。

ただ、ちょっと甘い。甘すぎるところまではいきませんが、やっぱり甘い。

切れのいい味をお求めの方にはちょっと違うと思われることでしょう。

エキス分が弱くもあります。それでもすっきりとした味わいゆえ、多くの方々には

許容できる味わいだと思います。

採用しませんが、ちゃんと甘めなワインとして飲めることでしょう。

いろんな料理とも相性は良いかと思われます。

 

 

 

そしてカレーの食べ納めか?!

マドゥバニも1/1がお休み以外は月木がお休みだそうです。

帰省された方はぜひ一度食べてみることをおすすめします。

かなりぶっ飛びます。

 

おっと、ラーメンの食べ納めもしておかないといけません。

ワインの飲み納めは・・・いいか、毎日飲んでるし。

 

 

 

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J・マイヤーPN-政つけ麺

2019年12月26日 | ワイン ~2019年

ほぼ毎日更新していますが、昨日は挫けました。

きつかったとー!

そんな日もあるけんね。

 

実は本日は年賀状書きをせっせとやっております。

結構大変で、毎年悩む作業。

今年のワインはね、こっそり教えましょう。コシュ・デュリです。

意味がわからない人にはわからないかもしれませんが、ジャン・フランソワ・コシュ・デュリです。

 

ブルゴーニュの造り手で誰が一番すごいか?と問われると、たいていルロワかコシュ・デュリか・・・

と筆頭に出てくるビッグネーム(ドメーヌ)です。

で、ワインがあるということは・・・そうワイン会で飲むことになるでしょう。

 

 

 

さあ、今夜はこれ。

 

2018 J・マイヤー ピノ・ノワール

   (独、ピノ・ノワール種、赤、千円台前半)

 

香りはイチゴやフランボワーズ、明るく淡いフルーツにセルロイドやミントなど。

 

味わいは軽やかで、軽やか。(笑)

あっさりとしています。エキス分、粘度も弱く、余韻も軽い。軽いけどきれいではあります。

グラスに注いだ色を見た時から、言葉は悪いですが、おもちゃっぽいイメージでした。

案の定がっちりしたブルゴーニュのピノ・ノワールと比べると軽過ぎます。複雑味も弱い。

上に書きましたコシュ・デュリに遥か及ぶべくもありません。もちろん価格も違い過ぎ。

 

しかしそれなりには飲めてしまう、というか私が飲兵衛さんなので許してしまうのです。

もちろん採用はないのでしょうけど、ピノが大好きな人間ならこれは許すのです。

これはピノ・ノワールが好きかどうかを問われるワインかもしれません。

ピノ・ノワール好きはルーズかストイックか? 多分両面あるのでしょう。

 

 

 

連チャンのようにラーメン家 政へ。

 

ありがたい650円の幸せ~。

 

許す、許す、許す~~~!

いろんな世の中の理不尽さを、これ食べてると許せる気持ちにさせてくれる1杯です。

 

 

 

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YAMADA再入荷-政-J.マイヤー・ゲヴュルツトラミネール

2019年12月24日 | ワイン ~2019年

まずはお知らせです。

好評で品切れしておりましたザッカニーニ「YAMADA ヤマダ」が再入荷いたしました。

このワインはペコリーノ種で特に女性受けが良くて、こちらがビックリするほどです。

華やかな香りが素敵です。お求めください。

 

 

 

年末でどことなく慌ただしい中、行くべき所には行っております。

ラーメン家 政の今月のクーポンはキャベチャーと生ビール。(ビールは仕事中は飲めない

 

 

もちろん完食してフィニッシュ!

それにしても650円はありがたいなあ。昨今どこも800円以上が多い。
世の中何かが変わったよね。

で・・・苦しくてちょっとだけ動けなくなる。

 

 

 

 

それでも夜は飲みます。

今夜の試飲はこれ。ドイツで。

 

2018 J・マイヤー ゲヴュルツトラミネール

   (独、ゲヴュルツトラミネール種、白、千円台半ば程度)

何でもアルザス地方との国境の地ファルツで、アルザス産ヴァラエタルワインに対する

挑戦として生まれたブランドみたいです。

 

香りは定番のライチ、洋ナシ、ミネラル、白い花、僅かに石灰など。

クリアできれいです。

 

味わいはとてもきれいな酸味とすっきりとした果実味がバランス。ミネラリーで

後味もさわやか。甘い風味も立ち上がりますが糖度は残らず、中口程度の辛口にも

甘口にも寄らずってとこです。言われればスパイス感も僅かに感じます。

 

この品種は結構料理に合わせやすく、初心者でも喜んでいただける品種です。

このシリーズをもう少し飲んでから採用を決めたいと思います。

 

 

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ハーハPN RSV-えびラーメン

2019年12月23日 | ワイン ~2019年

今夜はこれ。

派手なワイン会の後でもまた飲みます。美味しいお仕事です。

 

 

2016 ハーハ ピノ・ノワール レゼルヴァ

   (NZ、ピノ・ノワール種、赤、3千円台)

 

先日飲んだ上のクラス、レゼルヴァ(リザーヴ)になります。

 

香りはカシス、ブラックチェリー、ブルーベリーなど赤系のみならず黒いフルーツも

しっかりあります。レゼルヴァでない通常のピノ・ノワールよりもかなり深いです。

あとは揮発性、コショウやハーブ、肉や革系も含みます。

 

味わいはNZらしく果実味よりもミネラルやハーブみたいな風味が強い目ですが、

軽やかな中にも落ち着きと余韻の長さがあります。

はっきり言ってリゼルヴァ表示になると、かなり美味しくなります。通常のピノだと

物足りないでしょう。7~800円程度の差ですが、かなりデカイと感じます。

それはリピートするか、しないかの差です。ワインって美味しいよね、ピノ・ノワールって

美味しいよねって入門者(初心者)が言うか言わないかの差でもあります。

 

そして私自身も、あらためてNZのピノ・ノワールの特徴を捉えようと向き合っています。

ブルゴーニュともUSAとも違った個性があると感じています。

ソムリエ試験のブラインド問題でそのうち出たりしているかも。

 

 

 

 

さて、えびラーメンです。

 

年末はご来店の上、ワインを3000円お買い上げいただきますと1個サービスしております。

6000円以上ですと2個サービスです。トマトラーメンもあります。

 

実はこれえびのエキスがちゃ~んとしっかり出ていて結構いけるんですよ。

もちろん単品でも販売しております。税込み155円。ほんのささやかな気持ちで熊本の

復興支援を兼ねて。

 

 

 

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忘年ワイン会

2019年12月22日 | ワイン ~2019年

「忘年ワイン会」を行いました。

父の入院、介護などの影響もあって、今年の半ばはワイン会もできませんでしたが、最近は落ち着いて

きたので10月、11月、12月と連続で開催出来ました。当店のペースとしては奇跡的。良かった~です。

今回は少し怪しい?ワインを飲んでみようとリストアップをし、スリリングな気持ちで臨みました。

 

 

まずは白から。

1  NV コラン プルミエクリュ ブランシュ・ド・カスティーユ(シャンパーニュ)

目が細かく、格調高い。これは美味しい!

 

2 2015 シャブリ キュヴェ・テット・ドール(ビヨー・シモン)

特級ブランショと1級モンテ・ド・トネルに挟まれた区画。きりッと引き締まり整った味。

 

3 1998 ムルソー ペリエール(ルロワ)

最初の難関。ムルソー村のトップクラスの畑。さすがはルロワ。厚みと深みずっしり。圧巻。

ルロワを飲むとブルゴーニュワインの本質を見せつけられる。やはり本物の造り手だ。

ただし今やたらと高いワイン。

 

 

ここから赤へ。

4 2016 ブルゴーニュ ピノ・ノワール(ヴァンサン・エ・ソフィー・モレ)

基準値の赤を1本。きれいで若々しい。

 

5 2014 ヴォーヌ・ロマネ(レシュノー)

鉄板の赤をということで選びました。しかし2014年はまだ少々硬い。時間があると良かったかも。

あと2年くらいは待ってやりたい。もちろん味わいはさすがのヴォーヌ・ロマネ。

 

6 2001 ヴォーヌ・ロマネ レ・ラヴィオル(ジャン・クロテ エマニュエル・ルジェ)

第2の難関。この年は神様アンリ・ジャイエの引退年。彼が手掛けた、関わった可能性あり?という

わけでしたが、若干のセメダイン。しかし時間が経つとある程度は消え、ちゃんとお花畑が出てきます。

 

7 1997 クロ・ド・ラ・ロッシュ(アルマン・ルソー)

第3の難関。しかしこれは大丈夫。果実味MAXからはピークは少し過ぎているもののしっかりと獣臭。

黒々とした重い風味と重厚感。さすがのルソーでした。これ今かなり高い。

 

8 2014 ジャイアントステップ ヤラヴァレー ピノ・ノワール(豪)

Yさんよりの差し入れ。甘くジャミーで優しい果実味。フランスとの違いが良くわかります。

こうやって勉強もできます。

 

 

最後に追加で飲んだのがこちら。

2012 サントネ― 1er レ・グラヴィエール(ブリュノ・コラン)

やはりこの造り手はがっしりとしています。堅固で力を蓄えタンニンもしっかり目。

そしてコストパフォーマンスがすごく良く、味わいも充実。4千円台。

グランヴァンのあとでもちゃんと美味しく飲めました。

 

やはりワイン好き同士わいわいと飲むのは楽しいひと時。

ネタがある限りは来年も集って飲みたいものです。V・ファーレンの天皇杯は残念だったけど

鬱憤を晴らせました。

今回は忘年なので贅沢でした。次回は質素にやってみようかなあ。

 

 

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ハーハPN-マドゥバニ

2019年12月21日 | ワイン ~2019年

今夜はこれ。

 

2017 ハーハ マルボーロ ピノ・ノワール

   (NZ、ピノ・ノワール種、赤、2千円台)

 

色はうすめ。香りはイチゴやフランボワーズ、ミネラル、少し揮発性を伴ったセルロイド、

ハーブ、草、シナモン、いかにも冷涼地のピノ・ノワールらしいイメージです。

 

味わいは明るく軽やか。ボディがちょっと物足りなさもあるけど、とてもきれいな酸味で

チャーミング、ミネラリー&セルロイドな果実味。NZらしいのかもしれません。

飲みながらよくよく感じてみるとエレガントでもあり、これはこれで良いのかも。

 

コストパフォーマンス的にもちょっと弱い感じ。フランスのブルゴーニュほど力や

特有の風味に満ちているわけでもなく、ニューワールド的旨味満載でもない。

しかし、なぜだろ??? NZらしく、その個性はそれで良いような気がしてくる。

おお、不思議なピノ・ノワール。これを愛し始めたらもうNZピノ・ノワールがどんどん

好きになってしまうのかもしれない。

 

今晩は忘年ワイン会。弾ける予定です。(笑)

 

 

そしてカレーだが、しっかりと日課を。

 

 

もちろん中毒の定食だ。

疾走し荒ぶるスパイス。もうーーー美味すぎて話にならない!

あとはPAYPAYが使えると嬉しいなあ。

 

 

さあ、天皇杯に浸ろう!

元日までが任期の「現社長」が持ってる人だから奇跡で鹿島を破りそうな気がする。

 

 

 

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カシミールまぜそば-2017アンブロワーズV.V

2019年12月19日 | ワイン ~2019年

スパイシストは見た瞬間に「買わねばならぬ!」というものがあります。

 

例えばこれ。

カシミールのまぜそば。

カレー大好きとして、ラーメン大好きとしてこの合体技は試さないわけにはいかない。

で、これは結構良かったと思います。カシミール味は良い!

 

 

一方、こいはいかんかった。

これはまあひねりの少ないカレーラーメン。ちょっとスパイシーなだけ。

特におすすめは出来ない。でもいずれにせよ試さないわけにはいかないとさ。

 

 

 

そして、今夜のワインはこれ。

やっと飲めます。いろいろ飲まないといけない宿題が多かったので遅くなりました。

このワインも宿題ではあったのですが、まあ鉄板なので。

2017 ブルゴーニュ ルージュ V.V(ベルトラン・アンブロワーズ)

   (仏、ブルゴーニュ地区、ピノ・ノワール種、赤、2千円台後半)

V.Vとはヴィエイユ・ヴィーニュの略です。古樹のブドウの木から造られます。

V.V表示のない通常のACブルゴーニュのひとつ上(ちょっとだけ上)になります。

 

 

香りはチェリー、カシス、赤い花、奥の方にシナモンやスパイス、絵の具、動物系旨みが

ありますが開けたては十分に出てきません。

 

味わいは軽やかな中にしっかり感があります。特にタンニンがしっかりしており、少し待った方が

良いよ、と呟かれているようです。酸味は程良いので十分ですが、全体的には閉じ気味です。

もちろんかなり美味しいですよ。それを分かった上でのタニックで閉じ気味。

 

今飲むならV.V表示のない通常のACブルゴーニュが良いでしょう。V.V表示は確かにひとクラス

上で地域名や村名に近い品質です。そしてこのヴィンテージが愛想の良い優しい年ではなく、

ちゃんとシリアスに味わう価値のあることを示しています。2017年はハズレで2018年こそ

買うべきだと思っていましたが、さにあらず。やはり良い造り手はちゃんとした仕事をしています。

 

輸入元の争奪戦で入れた在庫がもう少し残ってはいますが、今飲むのなら、意図的に1日目は

ほんの少しだけ飲んで、メインは2日目にお楽しみいただきたい。

 

販売は通常のACブルゴーニュに切り替えても良いかもです。

もちろんお買い上げになられたお客様は、今飲むのなら2日目をメインで。もしくは1年ほど待って

来年の夏を過ぎてから飲まれることをおすすめいたします。多分ぐっと親しみやすくなって

いることでしょう。でもこのワインは今買わないと買えないんですよねえ。

どうしても愛するアンブロワーズのワインだからこそそう思います。

 

 

 

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2017 BrgBマルク・コラン-長崎スタイルの広島お好み焼き-ルアン選手加入

2019年12月18日 | ワイン ~2019年

輸入元の担当の方がこれをお奨めしてきた。

 

はい。試飲します。

 

 

2017 ブルゴーニュ シャルドネ(マルク・コラン)

   (仏、ブルゴーニュ、シャルドネ種、白、3千円程度)

 

最初はとにかく閉じていました。

香りは柑橘のフルーツがありますが、閉じ気味でむしろミネラル、青草、白~黄色い花など、

やはり鉱物っぽいです。

 

味わいはしっかりとした厚み、ボリュームを感じますが、開けたては旨味や華やかさが埋もれています。

即戦力ではありませんが、内に秘めたポテンシャルはあるのでそのうち時間が解決してくれると

思います。やはり待つべきワインでしょう。2017年、案外しっかりしてるということです。

 

 

 

そういえばこれを食べたのでした。

鍛冶屋町にある「3匹の子ぶた」。

広島お好み焼きの長崎スタイル。

長崎か広島かよくわからなくなるやつ。

 

中がこんなの。

皿うどんの細麺にかまぼこが入って、皿うどんスタイル。

全国でもかなり珍しいと思います。

 

 

 

ところで、おいおい、V・ファーレン長崎にブラジル、アトレチコ・ミネイロよりルアン選手が加入だ!

正式には ルアン マドソン ゲデオン デ パイバ(Luan Madson Gedeão de Paiva)というらしい。

 

最近は大村のホテルに泊まっているだとか、路面電車に乗っていただとか、街中で見かけただとか・・・

そんな噂が飛び交っていた。やはり長崎に来ていたのは事実のようだ。期待しましょう。

我らの輝ける星となることを祈ろう!

 

 

 

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BrgBアンブロワーズ2017-先日の打ち上げ会

2019年12月16日 | ワイン ~2019年

今夜はこのワインを試飲。

 

 

2017 ブルゴーニュ ブラン(ベルトラン・アンブロワーズ)

   (仏、ブルゴーニュ地区、シャルドネ種、白、2千円台半ば程度)

 

香りはいきなり結構蜜っぽさ、柑橘の他に青リンゴやバニラ、カシューナッツ、ミネラル、

黄色い花、などが来ます。

 

味わいは輝きを感じる熟した果実味がとてもきれい。開けたてはややオークの風味が強め?

と感じましたが、徐々に開いてまろやかになりバランスが取れてきました。

そう強くなく、きれいな酸味とピチピチとして魅力あふれる果実味、何よりも価格としては

とても良く出来ている気がします。きっとお好きな方多いんじゃないかと予想します。

この先どう熟成していくのか?と問われると、そんなに長命ではないけど5~7年程度は

とても美味しく飲めることでしょう。愛想の良いヴィンテージだと感じます。

 

ちなみにこの造り手の赤はACブルゴーニュとACブルゴーニュV.Vの2種類がありますが、白は

これだけです。

 

 

 

 

さて、本日は先日の水辺の森でのメンチカツ&ワイン販売をしたメンバーで打ち上げ会がありました。

 

行きがけに長崎駅でバスを乗り換えたのですが、その時間にちょっとだけかもめ広場を見学。

長崎屈指のワイン店、M酒店さんのワイン販売です。

お昼過ぎでしたが、もうお客さんも飲んでます。その後もきっと賑わったことでしょう。

長崎っ子はもっともっとワイン楽しんで欲しいと思います。きっと人口に対してのワイン消費は少ないと思われ

ますので、いろんなアプローチがあってもいいので、ワインが身近なものになって欲しいと常々思っています。

 

 

 

さて打ち上げ(反省会?)はカウベルさん宅にて。

中でもローストビーフは最高です。さすがカウベルさんです。

これメンチカツを凌ぐ名物になる可能性を秘めています。みなさん絶賛!!!

 

 

ごちそうといろんなワインたち。

それぞれが集う人たちのキャラクターのようで、楽しいひと時。

こういった楽しみのためにがんばっているのかもしれませんね。

1杯のワインはいろんなものごとを受け止めてくれます。人間もワインも私にとってかけがえのないもの、時間です。

 

長年ワインに従事してきましたが、あらためて巡り合った人たち、ワインたちに感謝でいっぱいです。

 

 

 

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追悼 梅宮辰夫氏-2017 BrgR アンブロワーズ

2019年12月13日 | ワイン ~2019年

梅宮辰夫氏が亡くなったようです。

個人的につながりもなく、ファンでもないのだけど、不思議とこんなCDを持っていたりする。

 

 

 

 

 

 

 

音楽を完全にやめていた時期、もう通常の音楽には飽きて、怪しいものやカルトGSとかを集めていた頃があって、

その時に入手したものです。

 

 

今夜は追悼でこのCDを聞いています。

どんなのかって???

 

実はYoutubeにこんなのがあります。

 

ダイナマイトロック - 梅宮辰夫(上の写真のCDのタイトル曲) 

ダイナマイト~のところで、ドド~ンとティンパニーが響くのがたまらんとです。

 

あのー、ひとことだけ申し上げておきます。

関連動画で梅宮辰夫の「シンボルロック」とか出てきますが、決して追わないでください。

特に、純粋にピュアにクラシック音楽とかやっていらっしゃる方ほど、追わないでください。

それだけは申し上げておきます。(あとは自己責任で)

 

 

 

そして追悼しながら飲むのはこれ。

このひとつ上のクラスは販売中ですが、これ基本なので試飲です。

 

 

2017 ブルゴーニュ コート・ドール(アンブロワーズ)

   (仏、ブルゴーニュ、ピノ・ノワール種、赤、2千円代半ば)

 

アンブロワーズの造るACブルゴーニュには通常の「ACブルゴーニュ」と「ブルゴーニュV.V(古樹)」

があって、V.Vの方が数百円高いですがグッと美味しいので人気があります。

で、こちらは普通のACブルゴーニュですが、この年から「コート・ドール」という文字が入ったようです。

 

香りはイチゴ、チェリー、フランボワーズ、カシスなどのフルーツが生き生きと。さらに動物的

肉臭もあります。

時間と共に肉臭は控えめになって深みのあるフルーツへと変わっていきます。

 

味わいは意外としっかり濃い。最初はチャーミングな2017年のイメージかと思いきや、

じっくりと味わうと、奥の方にしっかりした何かがありそうです。

意外とタンニンが多めで、酸味は程良く良いバランスでしょう。

 

今飲んでもとても美味しいですが、熟成の可能性もあって、今後5年くらいは十分いけるでしょう。

2017年はややオフヴィンテージと思いきや、良い造り手の場合、案外しっかりと仕事をしてそうです。

これは若く美味しいブルゴーニュとして立派に成立しています。とても美味しいので

1日目でどこで止めていいか悩みます。ついつい飲みすぎて1本空けそうになります。

それくらいは美味しい。

 

2017年というヴィンテージは愛想の良い年でもあり、造り手の力量がしっかり出る年でもあり、

そんな一面があるわけで、この年にしっかりと力を発揮できて、長期熟成に耐えうる造り手こそ

その力量の証明となり得るかと思います。

 

 

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ハーハPG-いつもの

2019年12月11日 | ワイン ~2019年

最近寒いので帰宅後、自分の部屋に入ったらエアコンのスイッチを入れる。

 

・・・入れるんだけど、なかなか温風が出ない。 出てこない。

 

待つこと3~5分くらいしてからやっと作動し始める。

クーラーの時も似たようなものだ。暖房の時の方が多分作動までは遅い。

「こちとら寒いんだよ~~~」

 

温度やら湿度やら感知してから作動するのだろうけれど・・・

とりあえずエアコンのお客は、いやエアコンの持ち主は、いや、エアコンの支配者

「まず温風出してから温度は考えろ!」と思ってるってことが分からないのか~~~???

とりあえず温風出せよ、数秒で作動しろよ!・・・ってイライラしませんか?

 

何でメーカーは解決できないんでしょうね。

 

なになに? お宅のエアコンが古いんじゃないのって?

新しいのはすぐ作動するんですか? きっとそうかもしれないですね。

・・・という毎日を送っております。

 

 

 

 

さあ、寒い夜にも冷えた白を。

今夜はこれ。

 

 

テスト試飲です。

2018 ハーハ ホークスベイ ピノ・グリ

   (NZ、ホークスベイ地区、ピノ・グリージョ種、白、千円台後半)

 

香りは柑橘の他に熟したリンゴや洋ナシなどのフルーツ、ミネラル、海の潮の香り、奥の方に蜜、

白~黄色い花、ハーブなど。

 

味わいは柔らかなアタック、熟した果実味、苦みの少ないグレープフルーツ、そしてちょっと

とろっとしたグリセリン感。それらが程々に、とてもうまくバランスして見事なさわやかさを醸しています。

これはとても美味しい! 飽きることなく、ずっと飲み続けていられます。

料理との相性も結構広範囲で上手に引き立ててくれることでしょう。

飽きない、とにかく飽きない。すごくはないはずなんだけどずっと飲んでいられます。

これは逆にすごいってことなのか?! 好感度抜群です。

オーダーを出しておきます。そしてこのメーカーはピノ・ノワールもあるのでお試ししましょう。

楽しみです。

 

 

 

そして・・・行くべきところにはちゃんと行っております。 

 

写真見たらまた行きたくなってしまった。

 

 

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2017レトルデロイーズ-政

2019年12月08日 | ワイン ~2019年

今日はワインから書きましょう。ラーメンは後よ。

 

今夜はこれ。

 

2017 コトー・ブルギニヨン ルージュ レトルデロイーズ(アンブロワーズ)

   (仏、ブルゴーニュ、PN&ガメ種?、赤、千円台後半)

 

開けた瞬間から若くて目の詰まった果実や獣臭的香りが漂います。他にはドライフルーツや革、

井戸の苔や日陰の植物もあります。

 

味わいはコトー・ブルギニヨンのクラスとしては厚みがあり太いです。

動物的旨味もしっかりと入り肉を食べたくなってしまうほどです。

ややだれて怠惰な沈んでいく風味とも取れますが、このクラスとしてとんでもない旨みがあるので

やはり驚きです。これが千円台なので、やはりブルゴーニュワインの中でもっともコスト

パフォーマンスが良いと言われる所以かもです。

 

それが最近業界でも知れ渡り、このワインはリリース直後、争奪戦になってしまい割り当てで、

最初のオーダーの半分しか来ませんでした。(通常のACブルゴーニュはあるんですけど、

コトー・ブルギニヨンとACブルV.Vがいつも争奪戦)

また上のクラスも飲んでみますね。

 

 

 

まあ、そんなわけで今日も気合を入れましょう。政で650円。

今月のクーポンは、「生ビール or 生ハイボール and キャベチャー」というすごいサービス!

ただ、このクーポンの時、何年もアルコール飲んだことないです。いつも仕事中なのでキャベチャーだけ。

一度でいいから両方付けてみたい!

そして近所の姉妹店「キッチン政」が居酒屋になるそうです。今の内にガッツリいっとこうかなあ。

 

 

 

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日仏ワイン対決-バターフィールド・ステーションPN

2019年12月03日 | ワイン ~2019年

昨晩はTVをつけていたら「メイドインジャパンなんたら~」という番組で

日仏のワイン対決をやっておりました。

 

フランス代表はボルドー4級格付けの 2012 シャトー・デュアール・ミロン。

 

日本代表はマンズワインの 2014 ソラリスという8000円程度のもの。

 

1本だけを挙げて、それだけでその国を代表するワインとは言えないので、派手な演出をし過ぎ

なわけですが、やはり気になってこの番組のワイン対決の部分はしっかり見てしまいました。

もっとワインの専門家ばかりにテイスティング審査して欲しかったと思います。

結果は全6票のうち4-2でボルドーの勝ちでした。

ちなみに他の品種でもやったら・・・とも思います。

 

 

検索したところデュアールミロンは意外と高かったです。

さらにデュアールミロンは強いヴィンテージでもなく、PP89(パーカーポイント)なので

まあ大方の想像は付きます。2009年ものだとPP97なので確実に圧勝でしょう。

日本のソラリスはボルドーよりも濃い色合いでしたがPPにするときっと87~88くらい???

もちろんPPはあくまでもひとつの参考です。絶対指標ではありませんが濃さやポテンシャル、

余韻の長さなどの基準にはなるでしょう。

 

個人的には、世界のどこかで素晴らしいワインが出来ればどこでも構わないと思っています。

国家という概念さえ無視すれば「我らがワイン」と考えていいんです。

美味しいワインを飲んだら幸せになれますもんね。

 

 

 

 

さあ、今夜はこれ。新入荷のお試しです。

日仏ワインを見て飲むのはたまたまUSAで。

 

 

2015 バターフィールド・ステーション ピノ・ノワール

   (USA、ピノ・ノワール種、赤、セール価格千円代半ば程度)

輸入元のセール品です。ピノ・ノワールが安かったので買ってみました。

 

香りは赤系~黒系フルーツ、チェリー、カシスなど濃い目のベリー、さらに黒糖なども。

焼き菓子、バタークリームの様に甘さもあり、肉や革などはあまり感じません。意外としっかり。

 

味わいはピノ・ノワールの割には濃く、太め。赤い花の中をめぐるようなきれいなイメージです。

酸やタンニンもかなりしっかりしてこの価格としてはとても豊潤でしょう。コストパフォーマンス

も良いと思われます。デイリーで飲める愛想の良いピノ・ノワールです。

 

数日中に(早ければ1両日中)新しいワインリストを書いて配信したいと思います。

もちろんそれにも書きます。ぜひお試しください。

 

 

 

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