魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

優勝はどいつよ?

2008年06月30日 | ワイン ~2019年
EURO決勝を前に飲んでいます。

ドイツが3-1くらいでスペインを下して優勝???
と予測しておきましょう。たぶんワインのブラインドと同じで
当たらないですけど・・・デモアカワインナラスペインダゼ!


ところでサッカー解説ではいつもワンパターンの各国の
言いまわしがありますね。

・ドイツは「ゲルマン魂」
・スペインは「無敵艦隊」
・イタリアは「アズーリやカテナッチオ」?
・スウェーデンが「北欧の雄」だっけ?
・オランダは「オレンジ軍団」
・今回のトルコの快進撃なら「トルコ行進曲か!?」
・クロアチアは「チェッカーズ」ってどうよ?


ついでにヨーロッパ以外なら
・中国は「眠れるトラ」
・オーストラリアは「巨人の国」か?
・ブラジルは当然「王国」
・ウルグアイは「古豪」
・チリはたいてい「南北に長い」?
・アルゼンチンは「マラドーナを生んだ」???
・日本は「大和魂」だけど「東洋の神秘」くらい言って欲しい。


他にもいろいろ・・・楽しそうです。
他にも思いついたら教えてください。

しかし、こんなこと言ってるのは日本だけだろうか?


さて、そんなこんなの今宵は

2004 クロ・バドン テュヌヴァン
  (仏、ボルドー、サンテミリオン地区、赤、7、8000円)

ヴァランドローのテュヌヴァン夫妻の造る美味しいワインです。
いや高くなったものだ。

深みのある熟したブラックベリー、シナモン、コショウ、焼けたレンガ、
揮発性の香りや寝かせた肉、獣臭などがガンガンと攻めてきます。
もうすでに飲む前から、美味さを物語っています。

口に含むと、厚手のビロードのように広がるフルーツに圧倒されます。
トースティーさもありつつ、深み、バニラに彩られた果実味が織りなす
充実したボルドー右岸の世界が展開します。

ただ、これが満足なのか、ヴァリューがあるのか?はまた考えさせられ
ますが、美味しいことだけは間違いありません。

テュヌヴァン夫妻が造るワインは、まず間違いなく美味しいです。

えっ、何でこんな良いワイン飲んでるかって?
実は試飲会での頂きものです。先日からのテュヌヴァンさんのワインも
もちろんそうです。

さて、EURO決勝見たいけど、あまりにどうしようもない時間なので
やっぱりやめておきましょう。


コメント (2)
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テレビが壊れたよ

2008年06月29日 | ちょっと怪しい
なんと、リビングに置いてある32型テレビが壊れてしまった。
もうセールで買ってから7、8年も経つ、薄型でもなく、ハイビジョン
でもないテレビです。(地デジにも対応していないのでもうすぐ
使えなくなるかも。)


スイッチが入れると、正常に立ち上がるのだが、1~2秒でプッツンと
切れてしまい電源がオフになってしまう。
何度やっても同じなのです。

サッカーガミレナイ!


ところが!である。修理を頼んだら翌日には早速来てくれた。

そして、このように(写真)中を開けて・・・。

早速修理の人は会社へ連絡。故障状態を告げると専門家が、何番の
どこそこが悪いから、どうたら~こうたら~・・・???

どうやらひとつのトランジスタの3本足の部分に行き着いた。
交換か?と思いきや、ホコリが基板との間に入って電流が正常に
流れなかったようだ。

ちょっと拭くとすぐに直ってしまった。
やはり長年のホコリで接触が悪くなっていたようだった。

ついでに絵筆でホコリをサッサと掃き出しながら、掃除機をあてて
吸い取る作業をやってもらった。一気に修理完了。

リサイクル屋がよくやるという水圧洗浄機でジャー!と掃除し、
乾燥させるとちゃんと直る場合が結構あるらしい。

「なるほど!」と実感した。


しかし、テレビが直るとメチャ嬉しい。
あらためて日常、テレビがいかに何気なくではあるけど、空気の
ように馴染んだ存在であるのかを実感させられました。



ところが・・・・・である。

請求額を聞いてソンナー?状態。

「ろくせんはっぴゃくにじゅうごえん」だった。
技術料がごせんえん+出張料だそうだ。

・・・・・壊れて新品を買うよりはマシだけど・・・・・
助けて下さい!ラーメンイッパイタベタカッタヨー、イイワインモノメルヨー


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組み合わせを考えながら

2008年06月28日 | ワイン ~2019年
うーーーん、この組み合わせ(クリック)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080627-00000027-maiall-socc


いいの?

どーなの?

オーストラリア、バーレーン、ウズベキスタン、カタール。

ウズベキスタンが案外強いようだ。FWシャツキフはすごい選手らしい。
バーレーンには2軍にホームでやっと勝ちだし、
オーストラリアはドイツW杯の時ほどではないけど、別格の体格だし、
まあ、カタールには勝てるかなあ。(しかし、過去には勝ったことないらしい)

でも、Bグループの韓国、北朝鮮、イラン、サウジ、UAE
に入るよりはましかぁ・・・???



そんなこんなを考えながら飲むのは・・・
お久のボルドーです。

2004 Ch. ベレール・ウイ(BEL-AIR-OUY)
  (仏、ボルドー、サンテミリオン地区、赤、5000円程度)

ヴァランドローで有名なテュヌヴァン氏(夫妻)の造るサードワイン。
焼き菓子やプラム、ブラックカラント、中間~黒系のベリー、さらには
クリーニングや厚手で焼いたレンガ、そしてやはり赤く、熟したフルーツ
が香ります。

味わいは充実したフルーツに、目の詰まった感じはするものの細かい
タンニン、満足の美味しさです。


ただし、コスパはいまいちでもう少し安ければなあ、と思います。
が、W杯予選の組み合わせと同様に贅沢なのでしょうかねぇ。

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とあるラーメンの新店舗

2008年06月28日 | 美味しいもの
数日前にオープンした新店舗へ行ってきました。


やや黄色がかったスープにやや黄色がかったタマゴ麺っぽい。
味わいはややクリーミーで濃いトンコツです。
少しとろみもありそうな、こってり純粋なトンコツにかつおや魚介類
ダシのきいたタレ。

近いところでは「富貴」のスープから、やや醤油味を軽くし、
「ほうらい軒」との中間のような味です。(難しいか?)

個性はそんなに強いわけではなくって、博多ラーメンにかつおぶしを
プラス、ラードか背脂少量でややコクを出しているようです。

具はキクラゲ、小ネギ、チャーシュー(ちょっと厚めでまずまず)の
シンプル構成。


ただし、致命的なところがあります。
スープの量があまりに少ない!!!

私のようなスープ重視派、それと量を食べたい替え玉好き派には、
あまりに致命的欠点でしょう。替え玉をオーダーしているお客さんもいまし
たが、私には「どうしてこの少ないスープで替え玉ができるんだ!?」
ととても不思議状態でした。

スープを吸うのをセーブしながらでないとバランスよく食べることが
できませんでした。(通常のお店の2/3くらい?)
ケチらず、この点だけは改善してくれないかなぁー!


メニューを張っておきましょうか。



ランチではご飯も付きますが、何せスープが少ないので、
持て余してしまいますよー。オー・ベイビー


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「めんくいや」ならびに「博多っ子純情」

2008年06月27日 | 美味しいもの
試飲会のついでに、会場の近く、薬院にある「めんくいや」へ
行ってきました。有名な「だるま」も考えはしたのですが、
妙に高いし(観光客価格?)、それよりは初挑戦の方が面白い!

博多はラーメン店が1500店ほどある超過密&激戦地なので、市内
どこへ行っても、何か未開拓のお店が必ずあるのが魅力的です。


さて、この「めんくいや」のランチですが、写真のとおり、
ラーメンにご飯、餃子が付いて590円です。

いいね~

ただ、ラーメンの味はまあ普通です。優しい博多ラーメンで、ラードが
ちょっとだけ入っています。基本あっさりした中に、少しだけコクが
ありますが、そう強くはありません。お店の個性もそんなに強くは
ありません。まあ、それが連食には逆に良いのかもしれませんね。

餃子は結構好みで美味しかった。長崎では雲龍亭や宝雲亭といった
小さなひと口餃子がソウルフードなので、親近感がありました。

さらに紅ショウガはもちろん、辛子高菜が取り放題だったので、
味のバリエーションは秀逸でした。

もしも職場が近所だったら、たまにはお昼に食べたいです。
それくらいはありますが、禁断症状にうなされて、明日はどうしても
これを・・・!!!というまでは行かないでしょう。

次回はどこを開拓しようか?

と博多はラーメン好き、しかもトンコツ好きには、たまらない魅力が
あります。

実は博多大好きです。

街を歩けば、チューリップの「博多っ子純情」(クリックすると聴けます)
という曲が頭をかすめます。

でも、どんたくよりも山笠よりも・・・・・私にはラーメンだよな~。


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偶然というものは実に恐ろしいもので・・・

2008年06月26日 | ちょっと怪しい
sopexa(フランス食品振興会、フランス政府の外郭団体です)主催の
試飲会が博多にて行われました。


会場のホテルの広間では30社の輸入元と、さらにヴァリュー・ボルドー100
のアイテムが用意され、数百アイテムの試飲の地獄絵図(天国絵図?)が
繰り広げられました。


その会場の風景を一枚パチリと撮ったわけですが・・・・、

偶然というものは実に恐ろしいもので・・・

面白いので拡大してみましょうか。(写真をクリックして!)





よく見ると、中央でゴルフやってる輸入元のオッチャンがいます。

オイオイ、オッチャーン、ちゃんと仕事せんばよー!!!
って会社にばれるよー!




肝心の試飲会の成果ですが、実は私もゴルフを練習していたので
飲んでいません・・・・・

いや、サボって酒飲んでました・・・???

といった訳はありません。たくさんテイスティングしました。
いくつかは発見もありましたが、何せ、ある程度の価格でのおはなし。

お安いデイリーワインでは、目を見張る発見はありませんでした。
こうなったのも為替相場や原油高が悪いのです。
これから会議を開いて検討し、ラインナップに生かされることでしょう。

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数百種飲んでも、やはりピノ!

2008年06月25日 | ワイン ~2019年
ワインの試飲会に行ったきました。
その様子はまた書きますが、しみじみと美味しいこのワインについて
触れておかなければならないでしょう。

「トロ・ボー」という造り手は最近私の中で、最高峰ではないだろうか?
という思いがあります。ワイン評論家のパーカー氏がいつ「5星」として
格付けしても、おかしくない堂々たる実力を感じます。

白は幻の「コルトン・シャルルマーニュ」と驚異の「ACブルのブラン」。
赤は特級「コルトン」をはじめとしてサヴィニーやショレの村名や1級畑、
さらには、これまた驚異の「ACブルのルージュ」があります。

コート・ド・ボーヌ地区のショレ・レ・ボーヌ村に居をかまえますが、
万が一、この造り手がジュヴシャン村やシャンボール村、ヴォーヌ・ロ
マネ村など、超有名村に位置していたら、世界のワインファンは至宝を
得たことと思います。
それくらい すごい!!!造り手でしょう。


さて今宵は

2006 ブルゴーニュ ルージュ(トロ・ボー)
  (仏、ブルゴーニュ、ピノ・ノワール種、赤、3千円台)

新作、というか新ヴィンテージです。

色合いはあまり濃くはないでしょう。
赤紫色のくっきりとして若さを感じるきれいな色です。

香りは、はじめはきれいな赤い花や花の蜜がさわやかに出ていますが、
時間と共に、獣臭がプラスされてきます。
美しい赤い花びらや蜜が、よりくっきりと、そしてちょっと揮発性の
メンソールなどと共に浮かび上がってきました。

味わいもきれいな果実味と酸。愛らしくピチピチとしていましたが、
15分後くらいから、どんどんと肉や旨味の成分が増加してきます。

2時間後程度で、最高に美しさと旨味が爆発!
重たくなく、軽やかでさわやかながらも鼻腔をくすぐる蜜や甘みが
漂います。

良いです!美しいです!

と発してしまうほど、旨味とエキスが踊りだしています。

幸せです。


さすがに期待を裏切らない「トロ・ボー」だと感心しました。
ブルゴーニュも高騰しておりますので、いかにお手軽で、良い造り手の
お値打ちものを探すかが大切だと感じます。



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本日は臨時休業です

2008年06月24日 | ワイン ~2019年
本日は試飲会のため臨時休業いたします。


通常なら私ひとり出張するのですが、家内も一緒に行くことになり
気合が入っております。


新人探しをしてきますね。お楽しみに。

ラーメン探索もやる???
多分それどころではないかも。何せアイテム数が多くて数百種類を
テイスティングしなければなりません。
体力勝負となりそうです。 バムバッテキマス!


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カレーで燃えた!

2008年06月23日 | 美味しいもの
W杯予選のバーレーン戦。

熱く燃えたいがために行ってきました。「ウッディライフ」
(検索用:ウッディーライフ、ウッディ・ライフ、ウッディー・ライフ)

ここのカレーは濃厚です。フルーツやスパイス、さらに隠し味なのか
コーヒーやウスターソースのイメージでまろやかにまとまっています。
(あくまでイメージであって、実際の隠し味は違うでしょう)
とにかく美味しいですし、お客さんであふれています。


家内とふたりでオーダーしましたのは、「野菜カレー」と「カレードリア」
(こちらをデザート付のセットに)。ドリアはきっと量が少ないだろうと
野菜カレーを大盛りにして、半分づつ作戦で挑んでみました。




いやいや、かなりの量があってすごかったです。
カレー以外のオーダーは初めてでしたが、このドリアも味わいに濃厚さ、
太さ、深み、まろやかさがあって充実した味わいでした。
チーズが入るのでマイルドでありながら食べごたえもありました。


そして女性専門、別腹クラブのおご馳走といえば、デザートでしょう。



右側アイスと一緒のコーヒーゼリー、これが苦味もあってとても美味しい。
オレンジ色のマンゴーゼリーの乗ったミルクムース(パンナコッタ)は、
牛乳の味わいがとても濃く驚きです。(ひと口づつですけど)
さらにチーズケーキは・・・・・食べていません。

一緒に出てくるコーヒーもとても美味しくて、相当熱い。デザートを食べる
時間が結構あるので、通常の出てくる温度よりもより熱くないと、デザート
を食べるペースでは冷めてしまいます。多分、あらかじめコーヒーカップを
かなり温めておいて、コーヒーを注ぐのでしょう。

このお店はひとつひとつが仕事をしてあって、満足度がかなり高いのです。


ひとつだけ。カレーを辛くするためにタバスコのような液体がテーブルに
置いてあるのですが、これが甘ちゃんで弱い。「大辛」と書いてありますが
「デスソース日常使用者」には子供だまし?でまだまだ甘い?



なにはともあれバーレーン戦、燃えた甲斐があって、勝てはしましたが、
きっと2軍でも日本とは互角に渡り合えたなんて、報道されているのかなぁ。

もちろん祝杯はなし!ということで・・・?キビシイゾ


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ナメられてるぞ!

2008年06月22日 | Weblog
W杯3次予選、バーレーン戦ですね。

バーレーンやる気なし!?(クリック)


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080621-00000029-sanspo-spo

完全にナメられています。

バーレーンも日本も3次予選通過は決めていますからねえ。
が、この消化試合でこれだけナメられているのなら、こちらもナメ返し
ましょう。バレン(版画に使う?)でも舐めてやるか。

そうだ、ジンクスに反し、ラーメンを食いに行ってやる!
祝杯も挙げてやんない。

しかも最低でも2軍相手に「4-1」くらいのスコアで勝ってほしい。

・・・・・と思っている。


ホークスVSジャイアンツ(野球)やら
トルコVSチェコ、トルコVSクロアチア(EURO)やら
先日もタイガーウッズの勝利やら
ドラマティックな展開が多いですね。

雨ばかりの湿った毎日を吹き飛ばしてくれるような、
そんな劇的かつ会心の勝利を期待しましょう。


・・・・・最近天気も悪く、バイクにも乗れず、探索にも行けず
寂しいとです。





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頃合いか?

2008年06月21日 | ワイン ~2019年
さて、「飲み頃」の定義は実に曖昧で、人それぞれ。
かなり誤差があります。

ちなみに私は若い方が好き。
だってへタレのワインはガッカリだもの。少しくらい早いな、と思っても
活力や若さのある方が、トータル的に失敗はないと感じます。
もちろん熟してなお、その魅力をより現すボトルも多いです。
あとは好みの問題でもあるのでしょう。論争は永久に絶えません。


さて、本日のワインです。
ブルゴーニュのピノが飲みたくなりました。

2002 サヴィニー・レ・ボーヌ オー・グラン・リアール(シモン・ビーズ)
   (仏、ブルゴーニュ、ピノ・ノワール種、赤、4千円前半)

「頃合い」とはこのことでしょうか。
開ける前からボチボチいけてるのでは?と予想しておりましたが、
ちょうど飲み頃かと思います。

マニアがときどき口にする「エロい香り」らしきもの?が出てきました。
ふつうは官能的なんて書かれていますが、熟してきて、腐葉土(スーボワ)
や革、干しブドウ、そしてジャミーでありながら枯れている部分、逆だと
熟していながら若さを芯に持つような香りです。

味わいは若いワインにある「張り」を失わないまでも、熟したワインにある
「安らぎ」の両面を見事に表していて美味くて良いですよ~。

「ピノはやっぱり良いよね~」としみじみ浸りたくなります。
疲れずにふんわりと包んでくれる優しさはピノならではの魅力なのです。


もうすぐボーナスシーズンですので、飲み頃に入ったブルゴーニュを
楽しんでいただきたいと思います。
つきましてはセールをしてみようか?と考えております。
当たり年の99、02年などを中心にやります。お楽しみに!
今からラインナップを考えてみますね。


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謎のレンガの洋館

2008年06月20日 | ちょっと怪しい
歩いて10分ほどのところにそれはあります。

子供の頃から何か分からなかった。

少年時代には「世界革命なんとか?」とかいう学生運動をイメージ
する名称の怪しい喫茶店となり、学校からは「ここへは行くな!」
というお達しがでていました。

学生運動のピークもいつしか過ぎ、そんなお店がもつわけもなく・・・
その後ひっそりと変遷したとは思いますが、ようわからんです。
私の記憶はそれくらい。


まあそれはともかく、右側から見てみましょう。



蔦に覆われて趣もあります。



裏手に回ってみましょう。



蔦に覆われ、入口も閉ざされています。
入ってはみたいとも思いますが、それは無理っぽいです。


そしてよく見ると、てっぺんに可愛らしい煙突が見えます。




どこかで聞いたような記憶で、曖昧なのですが、この建物は
有名なトーマス・グラバーの子供である「倉場富三郎」が1945年に
スパイ容疑をかけられ、グラバー邸を追われ、この館に住み、妻が急死。
そして原爆が落ち、終戦間もない8月26日にここで自殺した場所かもしれ
ないのです。可能性はあります。違ってたらすみません。

はっきりと分からないので、もう少し調べてみて、分かりましたら
お知らせします。

そう考えるとよりいっそう味わい深いでしょうか。

しかしこの建物はビルに囲まれながらも
奇跡的に今もなお残っています。



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2006年ブル争奪戦開始!

2008年06月19日 | ワイン ~2019年
本日はブルゴーニュのマニアックなおはなし。

最近2006年物のブルゴーニュがリリースされ始めています。

そしてすでに争奪戦が繰り広げられております。

最近入荷したのは、写真のモンジャール・ミュヌレのACブル(赤)
前に試飲してとても良かったのですが、価格がいまいちでした。
今回は少しお安く入りましたので、入荷を決めました。
2千円台前半~半ば程度となるでしょうか。
バッチリ受けの良い、旨味の乗った美味しさです。グ~!


争奪戦のブルゴーニュですが、まず、「アンリ・ペロ・ミノ」これも山頂の
ワインはやはり買えません。しかし、7、8合目くらいなら買おうと思えば
買えます。やはり05年の争奪戦が異常だったのでしょうか。
私の大好きな「レシュノー」も同様です。

「ルフレーヴ」も買えそうではあったのですが、やめました。
何せあまりに高いのです。
05年と変わりません。むしろ高いのもあったかも???
もう、どうでもいいあきらめ価格となっています。


正直、市場にまだ残っている05年ものの方が「良い買い物」かもしれません。
あまり積極的に買う年ではないでしょう。価格がネックです。

しかし、05ほどの競争率がない分、狙いやすいし、穴ワインも出てくる
可能性は高いです。


06年は白が秀逸な年で、05年に勝るとも劣らない、むしろ良いという意見も
出るほどです。赤は多分チャーミングで00と02を足して2で割ったような?
もしかしたら97年っぽい?そんなイメージです。多分いろいろと飲んで
いくうちに、イメージも今とは変わり、はっきりとしてくると思います。

この現状の相場で、いくら秀逸だからって私の場合、「白」にはそこまで
熱くはなりません。


ご希望の銘柄をお探しの方は、お早めにお知らせください。
仕込んでおきましょうか。先行予約ですと少しお安くできるかもしれません。


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スッキリと白を飲む

2008年06月18日 | ワイン ~2019年
羽生新名人誕生です。おめでとうございます!

タイガーウッズもすごい活躍でしたね。

天才が活躍し、私はといえば沈没中です。(飲みすぎです)

最近めっきり、とまではいきませんが、徐々にお酒に弱くなってきた
ような気がします。
翌日のアルコールの抜けがいくぶん悪い。

精神的なものなのでしょうか。
体調もあるのかも?しれませんが、「いまいち状態」を感じています。

もしや・・・休肝日が必要かも。



昨日の残りを開け、本日の試飲です。
天才の勝利のように、スッキリとした味わいを目指しコルクを抜きます。


2006 ボルドー ブラン(シシェル社)
   (仏、ボルドー地区、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン種、白)

「お~、珍しくボルドーじゃん、しかも白!」と自分で驚きます。

価格は千円弱程度の廉価です。

香りはさわやかな青草やライムや青い柑橘、ミネラルなどが香りますが、
あんまり強くはありません。

口に含むと、さわやかな酸、柑橘系の果実味がシャキーっと押し寄せます。
酸っぱすぎるってわけでもなく、厚みやコクもちょっとだけはあります。

ジメジメした梅雨の季節や夏の暑さをシャキッと吹き飛ばしたい・・・的
味でしょうか。食べ物の相性はあまり選ばないでしょうか。

2005年が素晴らしい出来でした。2006年も前年に及びはしませんが、
そんなに悪いわけでもなく、この価格として、この季節、さっぱり感を
求めるにはちょうどいいのかもしれません。

ビール代わりにも、今からしばらくは「白ワイン」も活躍しそうですね。


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梅雨が嫌い!

2008年06月17日 | ワイン ~2019年
本日の試飲です。

2002 モンカロ ヴィーニャ・ノヴァリ
  (伊、ヴェルディッキオ種、白、2千円程度?)

02年で、6年も経っていますので、色は熟成色です。

香りは熟したパインやトロピカルフルーツ、ハチミツなどが香りますが、
そんなに過熟、熟成的とまではいきません。

味わいも濃いめ、で熟した感じの厚みが出ています。
ただ、私の嫌いな押しつけがましさ(熟した白ワインによくあるべったり
感)はあんまり強くはありません。
ただ、ここ(モンカロ社)の白はやはり若いうちに楽しみたいと思いました。
あくまで好みの問題でしょうが、3~4年程度までで、飲むのが良いです。
残念ながら当店の店頭には並ばないでしょう。


私事ですが、ちょっとつらいことがありました。
ホントなら今日はとある試飲会で福岡行きだったのですが、いろいろと
事情があって、とても行くような状態ではありませんでした。

心配事は自分自身では解決できる問題ではないため、どうしようも
なくて・・・。

まあ、誰しもそんな日はありますよね。
弱音を吐いても仕方ありませんし、頑張って行くことにします。

こんな時は美味しいものでも食べて、元気を出したいのだけれど、
連ラーで太ってしまっている・・・・・ジチョウチュウ

しかし、明日への活力のためにもエネルギーをつけたいところかな。

早く、この鬱陶しい梅雨が終わるってくれないかなあ・・・。
といってもあと一ヶ月なんですよねえ。

ホントに梅雨は嫌いだ!


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