お代表気まぐれ日記!

悪代表の袖の下日記→野球問屋、お主も悪よのう。いえいえ、お代表様ほどでは・・悪代表が剣の武士(選手)に成敗される日記です

導く

2012-04-01 23:38:00 | 
今日は現実を感じ、きのうは活力をもらいました。
昨日は人数ギリギリにも関わらず負けずに引き分けで帰ってきました。
私はそれを聞いて大変喜びました。
今日子どもたちは一生懸命戦いました。
しかし、結果は大敗。

子どもたちはまず親を信じて生きていると思います。
剣に来たら指導者を信じてくれていると思います。
前監督の久○○さんとはよく口論になりました。
子どもたちが剣に来た時はその子どもだけを考えてあげて親のことは含めないで剣として考えるべきだ。いやいや、親があっての子どもであり親を含めて考えて指導に考慮するべきだ。
どちらが正しいのでしょう?
分かりません。

ただ、お互い信念がありました。

監督として剣に来た子は分け隔てなく自分の子と同じように・・・


前も言ったかな?
私の長男は中学時代シニアで三年間の皆勤賞、高校も休まず行きました。
現在次男は中学校のバスケ部を一度も休んでおりません。
それは剣で学ばせてもらったことであり、学ばせたことでもあります。
自分で決めたことは集中して最後までやり遂げること。
今はチームということを考えますが、当時は一人の子ども自身に全力でやり遂げる大切さを説いていました。
これが正しいとは言いませんが、時間的に間に合うと踏んで剣の試合を優先させ、親族の法事に遅れて参加したこともありました。その時、チームに所属しているのだから出来るだけ迷惑をかけずに出来る範囲の事は最大限努力するべきだと夫婦で考え子どもにスケジュールを伝えました。

まだ彼らの人生はこれからですが、未成年の間は親が考える信念を伝え親の考えるよりよい人生に導くのが義務だと考えています。もちろん何が正しいかは分かりません。
価値観で大きく左右します。
父と母。
幸い私と家内は価値観が非常に近く子育てにも大きな相違がありませんでした。
蛙の子は蛙であり余計な期待はしていません。ただ、子どもの可能性は無限であると思います。夢に向かって頑張らせることには努力するべきだと。その方法も。

なんだか長くなってきちゃった。
寝よ。



進路Ⅳ

2011-01-05 22:30:00 | 
あのがっくりきた時期からもう一年以上経ちました。
次男は今、地道というかバタバタと毎日バスケに夢中に取り組んでいます。

しかし始めた頃は全く訳のわからない状態でした。
ドリブル一つにとってもまともに出来ず、専門用語を並べられても練習ひとつもちゃんとできないくらいでした。

バスケットは細かなルールからセオリー、技術的な事まで親も含めて全くの素人でした。これはクラブチームに入って少しでも多くバスケットに触れなくてはいけないなと思い、ネットで調べて練習体験に連れて行きました。横浜までも行ったりしました。私もそれなりに勉強も兼ねて練習を見に行きました。そんなとこ行くなら野球の勉強しろと自分でも思ったのですが、付き添っていって大変良かったと思っています。
他のクラブチームの指導法や組織制度など勉強になりましたし、異種スメ[ツの体験は本人はもとより親の私も改めて野球への原点回帰みたいなものを気付かされることがありました。
第一に、礼儀のことです。バスケという競技がそうなのかそのクラブチームがそうなのか野球のように細かな礼節という点ではあまり五月蠅くないのです。中学バスケ部のどの学校も私の見た限りそのように感じたのです。当然、道具もボールのみですから丁寧に扱うという感じでもないし、アメリカのスメ[ツだから?とも思ったのですが野球もベースボールだしなぁと。まぁ日本野球は他の球技に比べ、なぜ、あんなに礼節を重んじるか理由があるのです。(個人的な考えですがこれは機会があったらまた。)
練習が何となく始まり何となく終わった感じでした。これはいいとは思わなかったし、私が指導するときはやりたくないし注意しなくてはと思いました。
いろんな地域から来たり夜行ったりしてることもありますが、時間がバラバラで練習に入ったり入らなかったりしても問題ありません。小学生から大学生が同じ練習をしているせいもありますがレベルもバラバラなのです。しかもある時はコーチが一人で20~30人見ている時もありました。コーチの方も大変だなぁと思いつつ選手の方もここにどういう目的で来ているのかなぁと余計なことまで考えました。
剣に置き換えて考えるとやっぱり指導者は頭数いた方がいいし、子供たちに目的を持たせ、レベルに合わせた指導をしてあげたいなと思いました。
レベルといえば我が子が全く練習に参加していないときがありました。練習終わった後なぜやらなかったのか尋ねると何をやってるのかやっていいのか分からなかったし出来ないと言ったのです。コーチが専門用語を話して分かっている選手たちはすぐに動き始めましたが、分からない子は分からないのです。勉強が足りない?当然と言えば当然ですが、これは私も考え直すいいヒントでした。子供が動けないのはなぜなのか手とり足とり説明して見本をやってあげたのか、これからやる練習の意図とやり方を伝えたのか、何度説明しても子供が理解できないのかどこが問題なのか。
私もついつい練習メニューをあれもこれもやりたくなり、時間に追われ一つのことが充実した内容でなかったり、子供に負担ばかりかけてしまったりしてしまいます。バスケ体験したチームも少ない指導者で2時間という短い時間しかなく素人にかまっていられないことも理解できます。しかし我がチームでは出来るだけ充実した時間を過ごせるようにしてあげたいとは感じました。
次男はクソーっ俺は下手だ、まだまだだ。と帰りの車の中で言っていました。その悔しさがあれば大丈夫と私は思い、そうだよお前は人の見てないところでやっている奴の最低でも倍、普通に三倍はやらないとミニバスやっていた奴になんか追い付きやしないぞと言いました。このことはいまでも役に立っていて何かあるとあいつミニバスやっていたからと言い訳じみたこと言いやがったら、お前は中一から始めたのわかってんだからそれは言い訳にするなよその差を埋めるにはその分練習するしかだろスラダン花道みたいにドリブル、シュート毎日数決めてやれとバスケ始めるときに言ったことを引き合いに出してその度に言い聞かせます。
バスケットをはじめるにあたって子供と約束させたことがあります。
これは箇条書きにしてプリントして渡しました。
剣から四中バスケ部、野球からバスケに行くことで忘れて欲しくないことやって欲しいことやってはいけないことを今までの先輩を見たり一般常識的に感じてることやバスケ体験で私が感じたことを羅列しました。具体的にはここに書けませんが、何となく彼の頭にあるのか守ってくれているように思います。
話がずれましたが、バスケチーム体験で感じたのが練習日時の連絡方法や事前日程のお知らせなど結構いい加減のように思え、中学生だからなのか子供を預かるという点でも意識がゆるく思えました。
そんなこともないとは思ったのですが少なくとも預ける方に不安を与えるようではいけないなと思い、預かる方としてしっかりしなくてはいけないなと肝に命じました。とはいえ抜けるところも多々あって部員の親御さんにはご心配とご迷惑をお鰍ッいたすところがあり申し訳ありません。

長くなって申し訳ありませんが、あと一つ。
定期的に話そうと思っているのですが、正月で少し時間があったので我が家の息子たちに改めて夢とそのための目標を聞き、認識をさせました。
その先どう進むか分かりませんが、夢と目標があることはいいことだと思いそれに向かって進むよう応援するのも親の義務かと考えています。馬鹿な親だと思う方もいると思いますが、我が家はこんな感じです。

6年生、そして親御さんもう新しいステップはすぐですね。
悔いなく次に進めるよう全力で今を過ごしましょう!
駅伝、卒大頑張ろうぜ!!

進路Ⅲ

2010-10-09 23:43:00 | 
1000万くらいじゃない。
長男がかるく言いました。
そんなかからないだろ。
………
冷静に考え7、800万かかる!

大学の総費用です。
学部学科により違いますが、ざっと見積もってそのくらいはかかるなと。

長男は大学進学を目指しています。
遅ればせながら本格的にそれに向かって進み始めています。
遅いとは思いますが、自分で道を決め、そのためのステップを踏み始めました。

先日ちょっと戸棚を整理していたら
長男の「せんせいあのね」という担任との交換日記みたいのが出てきました。
何気なくめくり読んでみると親が思っていた以上のことを子供が意識していました。
そして周りを雰囲気を見ていたことに今更ながら気付いた次第です。
ホントちっちゃなことを真剣に受け止め、疑問に思っていたのだなと。

子供ってそんなもんなんですね。
夫婦の会話は目ざとく聞いていますし、大人同士の会話も聞こえない振りして良く聞いています。「景気どうですか?」という会話に近所の幼児が「ぼくケーキたべる」と突然会話に入ってきたことがありました。そのくらい親の会話を気にして聞いているものなのですが。

しかし今、長男とはゆっくり話もできません。週に一回時間があればいい方です。
そんなこともあり、今日はやっと長男と時間が合い、話をしました。
最近長男に対し私が感じてたこと、率直に。
アルバイトをしてる姿を見たとき成長したな、今はやらなくちゃいけないことも多く忙しいが、自分で選んだ道だし大変だなと思っても初心を思い出して頑張りなさいと。
率直に話せば子供も素直に聞くものです。
その後、それをやるかやらないかは本人次第ですが、自分の思う範囲で子供にプラスになると思うことを伝えることが親の義務ではないかと私は考えています。

今日息子と話せたことで私自身も単純にうれしく感じています。

これは息子が小学生のころと明らかに違います。
もっと子供と会話し、くっつき、寄り添ってあげるべきだったのではなかったのかと今さらながら感じたところです。

いま我が子と寄り添っていますか?
向き合っていますか?
目を見て会話してますか?
私は長男にも次男にも目を見て話せなかったときがありました。
いま思えばそれは私自身に自信がない時でした。
自分の考えがはっきりできないときでした。子供に余計な気を遣ってるときでした。

小学生のうちにしっかり関わりを持って、後々もしっかり話ができるよう親自身の信念を持って何かにつけ話をしていってあげることが大事かなと思っています。

忙しいとは思いますがちょっと子供に近づき、子供が夢中になっていることに目を向けてあげ見守ってあげることも大事かと。
というわけでもないのですが、
先日、雨だったので初めて次男の試合を観戦しました。
『進路Ⅱ』で予告したバスケの件はまた次回に。

進路Ⅱ

2010-07-06 23:29:00 | 
今年も6月が終わり、もう7月。今年の半分を過ぎました。
新学年新学校新しいスタートの学校が始まりはや3ヶ月。
以前次男坊の進路について取り上げましたが、その続編です。

ショックなことがありました。
卒業式の日に先生へ挨拶をしに行った時、申し訳ございませんと謝られたのです。
バスケをすすめ、野球の道から逸れたことを野球の監督をやっている私に息子さんをバスケットの道に向かわせてすいません。ということだったのです。

正直、謝るなら勧めるなと思うのが心情です。
我が家はこの半年どんな思いでそれぞれの思いで過ごしてきたか結局家族でない人にはわからない軽々しく言葉を口にするなと。最後まで責任を持たなきゃいけないのは親でありどこまで責任を持って考えた末の言葉だったのか、詰め寄りたい気分でした。

しかし、私はもう覚悟を決めていました。
息子には息子の人生があるのだと。
息子と話し合って決めていたのですから。
前回息子と話し合った時、彼が涙を浮かべたとありましたが、
その訳を後日家内から聞きました。

そうだったのか。そんな言葉にと思いました。
私の考えていたのとはちょっと違っていたのです。
恥ずかしいような、もったいないような気持なのでここでは公表しませんが。

そしてまた、卒業式の日、ある剣部員の親御さんがわざわざあいさつに来られました。
息子がお世話になりましたととても丁寧にお礼を言われました。
そして最後に私も三年前同じ気持ちになりましたと言われたのです。
家内と二人でいたのですが、一瞬、えっ何?どういう意味?
と二人とも思ったのですが、その親御さんはサッカーの指導者で息子さんもサッカーをやられていたのです。そんな子が3年前剣に入部し今年卒団していったのです。
ハッと思い、そうかぁーと心の中で共感しました。

そうです。卒業式に卒業生は証書を貰う前、皆の前で将来の夢を語るのですが、
その時、我が子は籠球の夢を、そのサッカーから転入してきた子は野球の夢を大きな声で宣言したのです。
やるせない気持ちでいっぱいでしたが、その親御さんのお陰でなんだか勇気が湧いたのも実感としてありました。

その子は入部当時足は大変速かったのですが、体力という点でなかなか剣にいた子には追い付かず続くのか、大丈夫なのか、心配でした。
しかし卒団の頃にはチームになくてはならない存在になり、中学でも野球を続けると言ってくれたのです。指導してる者としてこれほどうれしいことはありません。
入部したからにはサッカーに戻らないよう必死で野球の良さを伝え、一生懸命になっていたのを思い出しました。親御さんにすれば私は憎たらしい存在であったでしょう。
それこそ恨まれていたでしょう。
あっ俺今同じ気持ちなんだ。
そうか立場立場で違うな。

先日、小学校のグランドで練習中たまたま先生にお会いしてお世話になったご挨拶をしました。また謝られました。もうやめて下さい。それよりバスケットを教えてやって下さい、勧めたのであれば。という感じです。
そして同じ頃、これもたまたまサッカーから転入の親御さんからメールが届きました。
野球頑張ってると。大変うれしい便りでした。怪我なく頑張って欲しいです。

まだ体験入部など息子が異種球技へ転向するに当たって気づいたこと書きたいことがあるのですが今回はここで終わらせていただきます。では、また。

コミュニケーション

2010-05-13 23:13:00 | 
パソコンが壊れ新型パソコンに入れ替え、やっと設定が終わりました。
お久しぶりの投稿です。

そして今日は次男13才の誕生日。
親子で家族で生まれた日のことを思い出し盛り上がりました。

私が仕事でトラブルが起き、遅くなり夜10時過ぎに東邦医大に次男に会いに行ったことや出血がひどく立てなくなったという家内の話。
そんな親の話に耳を傾ける次男。
長男次男の性格の違いなど家族で話し楽しい時間を過ごしました。

今朝ズームインの中で就職者調査で人とのコミュニケーションがとれる人の方が就職率が良いという話があり、またそれは家族と話ができ家族とコミュニケーションとれることからはじまるということが言われてました。
面接時にその差が出ると。

本当に家族の会話は大事だと改めて今日感じました。
子供が聞いてくれない話をしてくれないということを聞きことがあります。
それはまず、ある意味親は子供の犠牲になり話をよく聞いてあげることではないかなと思います。
犠牲って言葉自体おかしいと思うのですが。

少年野球の指導者としていろいろな親御さんにお会いできるのですが、
自分のやりたいことは抑えて子供に対しより良い道に進めるよう努力されているのかちょっと考えさせられる時もあります。
その言葉は子供のために発してることなのか、自分の都合のために発してることなのか。私もよく考えます。
後者については子供はいずれ勘づきます。
鋭い子供はすぐその場で。それにハッとし親も成長できるのです。

子供の質問には自分の手を止めてでも聞いてあげ答えてあげなさいという育児書があります。
そうです。まず話を聞いてあげ説明してあげるとそこからまた質問が生まれ答える。
そうやって話が生まれコミュニケーションが生まれていくのではないかと思います。

先日の親睦会でもちょっと感じたのですが、以前に比べ指導者と話して子供のことや指導のャCントなどを質問されてくる親御さんがいないように感じました。
まぁ私がいけないのでしょうが。

ローソンの新浪社長が以前テレビで言っていましたがどんなに電子化が発達し仕事が人と触れ合わずに進んだとしても最後は人とのコミュニケーションを取らなければならないと。最後は人だと。直接その担当者に会いに行くと言っていました。

就職率の話も子供の話を聞いてあげる育児書も人間のコミュニケーションが大事でその第一歩が親子の会話。
みなさん、親子家族で話してますか?
人間って人の間って書くんですね。

どうも萩原総監でした。