忘れるな、熱風の中の敗戦を

このたびの豪雨により被害を受けられたみなさまに心よりお見舞い申しあげます。

子供たち、部員たちよ
そこに日常があり、普通に野球ができる喜びを感じているだろうか。

そしてあの試合。負けたことを忘れてはいないだろうか。

相手選手がホームインした瞬間の光景を。

あの悔しさを。

誰も悪くない。
みんなが全力を尽くした。
全員が勝ちたいと思って頑張った。選手もベンチも指導者も。

しかし、一点差で…。
私たち指導者は忘れない。
あの涙を流した子供たちの顔を。
そして試合前は暑苦しかった風が試合後にここち良い風に変わったことを。

全力を尽くしたからだと思う。
そんな姿を見れたからだと思う。

もちろん、思い出せば悔しくてたまらない。しかし、後悔しても前には進めない。なにかが足りなかったのだと反省し、さらにレベルアップを図って行くしかない。

平穏な日々の中で楽しい野球ができることに感謝して。


萩原
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