懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

針山愛実さんが避難の来日ダンサーと

2022-05-16 02:13:13 | バレエ
【針山さんとウクライナのダンサーさん】
「ロシアの軍事侵攻を受け、ウクライナの女性バレエダンサー2人が14日、避難のため来日」、ってニュース出てたようで、自分はネット見て知ってリアルタイムで見たわけじゃないんだけど。その画面に、あれ?針山愛美さん?だよね、って思う人が映ってて、(たぶん)支援してらっしゃるみたい。

来日のダンサーさんは、兵庫県・淡路島で生活し、バレエ公演の開催も予定してるそうだから。あちらには公演に良いホールもあったと思うし(コロナ禍後、ホールがどうなったか知らないけど)、それと、パソナさんが支援って出てたので。2人はウクライナの「リビウ国立バレエ団」に所属していたネリア・イワノワさん(21)とスベトラーナ・シュリヒテルさん(21)だそうで。

バレリーナ針山愛美さんは、自分から見るととてもパワフルに働けて、女社長みたいな人。バレリーナだけど、彼女みたいな人が一つの核となって、プロデューサーみたいなことを今以上にやっていくと、いい形になりそうな気が、半分位している。メディアを上手く使って、公演企画を目立つように支援されやすいようにできればなと思う。

本人はバレリーナの意識がお強いかもなので、いいビジネスパートナーみたいな人が付くと、なお良いのかも、とか、ちょっと思った。

ピンチはチャンスだともいうし、今こういう状況を逆に支援を訴えて企業その他の協賛を得て、バレエ公演企画するとか、日本で良ければ日本ででも、
何かウクライナや、コロナ禍で踊れる機会が減ったりしたダンサーさんとかが、お仕事の機会等々が出来たらいいんだけど、って、素人ながら思った。(公演じゃなくても、教える方の仕事でも、或いは何か違う形でもいいけど。避難民とか一部の海外の舞踊関係者の就労機会があって、それが日本側にとっても有意義だったら、何でもいいので。)

国や地方自治体の援助って、芸術系はそんなに簡単じゃないんだ、大変なんだって、以前知り合った公演企画者から聞いた事はあるので、素人の私が簡単に言ってるようなレベルじゃない、とかは、あるかもしれなくても。

企業の方がフットワーク軽いかな?何かの利害関係がリンクすれば、支援取れる事もあるかなって思ったり。

取りあえず、針山さんでも、それ以外のバレエ関係者でも、パワフルに動ける人は今動くと資金力のある人からの支援も、やり方次第で得られやすいんじゃないか、という気はするので。

企業関係とか、支援者を募るとかあれば、(別に支援してくれるなら国や地方自治体でもいいんだけど)針山さんは、自分的にはお勧めしちゃうというか、バレエ公演打つ資金力もない通りすがりの一観客の自分だけど、バレエマニアの一人として、支援できる人、資金援助できる立場の人には、ぜひぜひ針山さんを、いっそう支援して頂きたいなと思います。

って、こんな所で書いてても、何だけど。

私は踊る側でなく、日本バレエ界の人材にそんなに詳しくないんで、針山さん以外の人で思いつく人がいないんだけど、日本のバレエ団主催者の人やお教室の大き目のをやってる方とか、海外のダンサーさんを助けることができる人がそういう事がやれたらいいなと思ったりした。小さい記事で少しそういうのが出てたかもだけど。

【デニス・マトヴィエンコさんの事】
少し前に、「荷物まとめて家族とサンクトペテルブルクを出た」、みたいなコメントが出て(なんで?って思っちゃダメかしら)、その後どうなったか気になってる。無事に次の行く先が今頃は決まっていればいいんだけど。記事が出る前から、ウクライナ人ダンサーの中で一番気になってたのが、この方。私らに分らない人間関係のこともあるからあれだけど、一時期、キエフバレエの芸術監督だったのに、何か上と意見が合わなかったのか何なのか、そこを辞めてた過去があったから、彼はキエフの劇場に戻れる立場ではないのかしら?と案じていたので、でも、どっか条件のいい居やすい場所があれば済む事なんだろうから、招聘してくれる良い劇場があればいいなと思うんだけど。

卓越したダンサーだった人。キャリアは申し分ないはず。芸術界って、実力だけでなく、コネ力の方が切実に必要な時もあるのかな?と、彼位の芸術家が、まるで行く先がないみたいな言い方をしていたので、ちょっと思った。8月のキエフバレエの日本公演、飛び入りで奥様のアナスタシアが参加してくれても、自分的には全然OKなんだけど、そうもいかないんでしょうね・・・。(デニス・マトヴィエンコさんの方は、今踊り手なのか指導側に廻ってるのかも、自分は知らないんだけど。)

【夏の映画】
「新章パリ・オペラ座 特別なシーズン」っていうのが、8/19文化村ル・シネマその他で公開予定らしい。その頃、コロナはどうなってるかな。

【アンナ・カレーニナ】
ユーリ・ポソホフ版「アンナ・カレーニナ」の舞台評を読んで、ちょっと見たくなった。少なくともラトマンスキー版よりましかも(?)。
ポソホフは「ルガンスク出身のダンサー」だったんだよね。(泣きたいっ!!! 本人はアメリカで成功して、もしかして過去は過去だったりするかもしれなくても。私は彼の出身国を忘れてなかった。)




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