スノーマン見聞録

ジャンルも内容も気の向くまま~“素浪人”スノーマンの見聞録

15歳のお遍路

2016年06月15日 | 雑感
こんな本があった。 岡田光永久著 『15歳のお遍路 』 ~ 副タイトル (元不登校児が歩いた四国八十八ヶ所)

中学で2年半も不登校、1年留年し卒業。 その夏休みで約2ヶ月かけ歩いたお遍路の道中記だ。
文章も上手で好感がもてる一冊。  妹の病気(心臓病)治癒を願って1400キロを歩き通したという。


その妹の名が 空海「くみ」というのも縁なもの。 15歳で15キロの荷物を背負った一人旅、大したものです。 

          

お接待宿泊やらテント・寝袋での野宿、57日間の旅で得たものは計り知れないという。
お遍路での人々との出会い、家族や周りの人達への感謝、15歳の中学生には貴重な体験だったようだ。


その後妹・空海ちゃんの手術も成功し、高校・大学と進学。 20歳で自転車日本一周も達成。
                                           (同著『20歳の日本一周』)
文庫本8年目のあとがきからは、教員採用試験が不合格となり苦節の状況も続いているとのこと。
だが教師への挑戦・世界一周・そして本当の夢は学校の設立 ・・ と夢はつきないようだ。


ネットで岡田君の今を探ったが不明でした。 きっと今でも夢を追い続けていることでしょう。

で、 あなたの夢は?  腕を組み 考え続けている 今日この頃です。


魂よ 何処へ

2016年06月15日 | 雑感
子供の頃 【人魂(ひとだま)】 を見たことがあるんですよ。 これほんとにほんとなんです。

祖父が他界したあの日の夜。 3時頃でしたか徒歩で近所に住む叔母の家に知らせに行った時のこと。
脇道の数メートル先、その人魂を・・・祖父だな、と思い数分立ちつくし、じっと見ておりました。 

なぜか恐ろしくもなんとも思わず、それが映画に出てくるあのオタマジャクシ・ 火の玉 と全くの同じ。 

忘れもしない不思議な体験でした。  あなたは 人魂(ひとだま)信じますか。 

≪ 年月(としつき)を いかで我が身に 送りけむ 昨日の人は 今日はなき世に ≫  歌人・西行法師 

当ブログで、古代ギリシャの墓名碑 『 次はお前の番だ 』 と彫られていた笑えない話も紹介したこともあった。

人間って必ず死ぬんですかねぇ。  それとも 仮象 ? もしかして 錯覚 ? 

ある研究者の話ですが ・・・ 人間死ぬ瞬間、体重が約40g減るというではないですか。
ちなみに1g減ることのエネルギーは、プール 529 杯分を瞬時にして沸騰させうるだけのエネルギーというから驚く。


さてその魂、そのエネルギーは銀河の何処へ彷徨うのでしょうかね。 

こんなこと考えるのも 暇だから?  ん~ !