スノーマン見聞録

ジャンルも内容も気の向くまま~“素浪人”スノーマンの見聞録

泡 沫 夢 幻

2016年05月05日 | 雑感
≪ 目ざましの ベルはまだかと 起きて待つ ≫ という笑えない川柳じゃないけど、
いま まだ3時 これを書いている。 それにしても 長い夜だ。

人間長くやってれば眠れない夜、いや 朝もある。 こんな時の ≪寝床の書≫ は宇宙本に限る。
降り積もった罪業の幾許かを融かしてくれるという最高の夢本だ。

我らの住む世界は時間も加えると四次元世界だそうですが、実は十次元いやそれ以上あるという。

時間さえ相対的だといったのは、かのアインシュタイン。

兄が、光の速度にほぼ近い速度の宇宙船に乗り、宇宙を旅して帰ってきたとする。
すると地上で帰りを待っていた弟に比べ、歳はとらないというのだ。


不思議満載、宇宙に思いを巡らせ銀河を彷徨えば、人生夢幻の域だ。

世の中の ≪常識≫ としたものが、銀河宇宙の世界では木端微塵に砕け散るのがオチ。 

太陽は約50億年で燃え尽き、いずれ我らの地球も消滅するそうだ。 
隣りのアンドロメダ銀河は秒速百数十キロの猛スピードで我らの銀河に向かっているという。


どっちが早いか、地球などひとたまりも無いようです。

        
          ≪ 古代インドの宇宙観・ウロボロスの蛇 ≫

そんな宇宙本を読みながら銀河をそのまま彷徨いたいと思うこともある。

でも 来るんだなぁ また 朝が。  

『 人生、百に満たざるに 常に千戴(せんざい)の愁いを懐(いだ)く 』  (寒山子)  
とはよく言ったものだが、考えてみれば 昨日と同じ朝が来る って凄いことなのかも知れませんね。