スノーマン見聞録

ジャンルも内容も気の向くまま~“素浪人”スノーマンの見聞録

ピーター ラビット

2016年05月18日 | 雑感
こんな本を読んでみた。 <ピーターラビット> 生みの親・ビアトリクス・ポター女史の生涯を綴ったものだ。

ここに書かれていたナショナル・トラストというイギリスの環境保護ボランティア団体。 世界各国で会員は約410万人。
(1895年に創立され、正式名称は「歴史的名所や自然的景勝地のためのナショナル・トラスト」)

ポター女史がこのナショナルトラストにその財産の殆どを寄贈したことでも知られる団体だ。
遺言でなんと15の農場や4000エーカー(なんと東京ドーム約347万個分)もの土地や家屋というのも凄い。



    

ポター女史は小動物や菌類に魅せられ、挿絵画家としての夢を持ち続け自然保護など社会活動にも
積極的に関わったという。 その描いた <ピーターラビット> が世界的に一躍脚光を浴びる。


得た収入で自然保護の為広大な湖水地方の土地等を買い占め、その殆どを寄贈。 自らは質素に暮らす。
先日<世界一貧しい大統領>としてウルグアイ・ムヒカ元大統領を記しましたが、凄い人っているものですね。

乱開発へのその姿勢、夢を追い続ける感性がピーターラビットや愛くるしいキャラクター小動物を生んだのでしょう。

その湖水地方に私も3年ほど前、そのポター女史が移り住んだという家を探しに訪ねたことがある。

当ブログ イングランド湖水地方 (2013年旅したときのもの)

そのナショナル・トラスト、日本にもあるようですよ。  

誰かさん? 是非遺言に考えてみてはいかがですか?   そう あなた あなたのことですよ。