スノーマン見聞録

ジャンルも内容も気の向くまま~“素浪人”スノーマンの見聞録

しばらくはチャイコフスキー

2014年02月07日 | 雑感
モーツアルト・ショパン・ベートーベン・バッハ・ヘンデルと聴いてきて、さて次は誰を聴こうかと。

”酒を呑む人には悪い人はいない”なんて勝手に考え、酒呑みの作曲家のを聴いてみようなんて。

どうみてもいい加減なクラシック愛好者ですよね。

インターネットで ”酒呑み 作曲家”って打ってみましたら、『ムソルグスキー』と出てきました。

ムソルギスキーはロシアの作曲家ですが、なんとそこに”アルコール中毒”と出てきて、実はちょっとひいてしまったのです。

さて、どうしよう、、と考えていた矢先、BSでピアニスト・中村紘子の語るロシア音楽のことが放映されて、チャイコフスキーの名が出てきて、”よしこれでいこう”なんて単純に決め、聴きはじめております。

チャイコフスキー・実はこれがなかなかいいんですねえ。

チャイコフスキーは『白鳥の湖』『くるみ割り人形』で有名。 同性愛者といわれ、自殺説もあるという。

中村紘子・ピアノ協奏曲第一番第一楽章クリックしてみて下さい

ロシアに(も)行ったことはないのですが、第二次世界大戦や領土問題などで、日本人にはあまり良いイメージがない国、、そんなふうに私なども先入観をもって思っておりました。

ある統計では日本がロシアへの好感度は30%しかないが、逆にロシアの日本への好感度は70%もあるそうです。

早速、森田稔著『ロシア音楽の魅力』という本を読んでおりましたら、ここでまた『ムソルグスキー』が、、、。

ムソルグスキーは晩年アル中で入院。 見舞い金を守衛に頼んで酒に換え、呑んで命をおとした人らしいのです。
結婚もせず自分の家も持たず、母の死がきっかけでアルコールづけとなりホームレス的生活に、、、。

「芸術は目的ではなく 人々と語り合うための手段である」との言葉もなにか親しみを感じますよね。

なぜか気になる人物。 チャイコフスキーの次には必ず『ムソルグスキー』を聴いてみようと。

どうせ行き当たりばったりの人生ですから、、、(笑)。

 チャイコフスキーはどっち? 先入観ほどあてにならないものはない?