Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

The Tao of Regent@ベルリン

2009-03-15 17:00:00 | ホテル

Regent hotelのカードキー入れに、こんな記載があった。

The Tao of Regent

To serve others is to serve oneself

To hear without being told

To see without being shown

To know without being asked

良いホテルだ、と思った。

なぜなら、これを読む前に、「良いホテルだ、その秘密は何だろう?」と思っていたから。

「企業理念」を掲げる会社は今時多いけれど、それが一人一人の社員によってきちんと実践されている会社は少ない。


Regent hotel@ベルリン

2009-03-15 16:45:00 | ホテル

先週、ベルリンを訪れた際に、靴屋のお兄さんに薦められたRegent Hotelに宿泊。元フォーシーズンスホテルだっただけあって、大変豪華な内装。

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ふんだんに使われた赤い大理石はポルトガルから、白い大理石はイタリアから、とのこと。

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1泊204ユーロにしては良いお部屋。窓との境目の床は大理石だった。

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化粧室は全体がピンクの大理石で覆われている。これはなかなか贅沢な雰囲気。シャワー室が少し排水溝のにおいがしたことが少々残念。

朝食はミシュラン2ツ星のFischers Fritzとのこと。私はランチを予約してしまっていたので、朝食はスキップ。

これでホテルにプールがあれば完璧なのに。20ユーロで近くのフィットネスセンターが使えるとのことだったけれど、ホテルに泊まってのプールの良いところは、部屋から水着にバスローブでプールに行けることなのに。。。残念。


Die Liebe Der Danae@ゼンパーオーパー

2009-03-15 01:00:00 | オペラ

2009年3月14日。ゼンパーオーパー、ドレスデン。

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Die Liebe der Danae: Richard Strauss

Danae I: Schwanewilms

Danae II: Srna

Jupiter: Ketelsen

Merkur: Homrich

Pollux: Duffin

Midas: Very

Xanthe: Incontrera

Conductor: Luisi

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これまで観たオペラの中で、一番といってよいほど聴衆の服装がフォーマルだった。これに匹敵するのは、もう7年前になるが、ジルベスターのメトロポリタンオペラ&NYフィル、というくらい。

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このオペラは初めて観たが、ダナエ役が2人1役。見た目と声と。北京オリンピックよりあからさまな分だけ許される?

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ダナエの声(写真右から2人目)は、オペラというよりは合唱ソロのような澄んだ声質。声質として私は嫌いでないが、あまり聴衆受けはしていなかった。あるいは、やはり見た目で損をしているか。一方、ダナエの見た目役(写真左から2人目)はかなり聴衆に受けていた。

ゼンパーオーパーはとてもレベルが高いと聞いて期待していたが、なじみのないオペラだったからか(一応ストーリーの予習はしていったものの)、いまひとつ印象に残らなかった。同じR.シュトラウスの「影のない女」を7年前にメトロポリタンオペラで観たが、こちらの方が同じような現代的な演出でも気に入った。このオペラは、神話を題材にしたものであり、古典的な演出で観たら違った印象があったかもしれない。最近は古典的な演出というのは受けないのだろうか?これまで観たオペラの75%は現代的な演出のように思われる。