Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

生活の質(Quality of Life)@チューリッヒ

2008-06-30 23:38:41 | ヨーロッパ

今回チューリッヒを歩いて感じたこと-QoLが高い。子供を育てるのなら、こんなところで育てたい(そういえば、この間はParisでもそんなことを言ったかな?)。

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チューリッヒ湖では泳いでいる人も居れば、湖を囲む公園の芝生で日光浴をする人々も。快晴の日曜日を皆思う存分享受している。

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ちなみにこの塔のある教会がシャガールのステンドグラスで有名なFraumunster。ニースの彼の美術館のステンドグラスの方が好きかな。ガラスの青や赤色が少し薄い感じがする。

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夜遅く歩いても、危険な感じがしない。UEFA EURO2008(Foodball)などのお祭りで人が多いにもかかわらず、街も比較的清潔である。ドイツ語さえ話せたら、この街で暮らしてみたいのだけれど。。。


Kunsthaus Zurich

2008-06-30 23:14:56 | ヨーロッパ

チューリッヒ美術館(逆光で失礼!)。

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もしあなたが印象派-特にモネ-がお好きならば、必訪の美術館。オランジェリー並みの絵を、好きなだけ独占できる。

チューリッヒとシャガールは何か関連があるのだろうか?何点かの絵画が。「La guerre」が特に印象に残った。合唱曲「妹よ」を思い出して、悲しくなる。

マグリットの絵画。Le 16 Septembreという端正な作品の横にLa Chambre d'ecoute。その、いっぱいいっぱいの太りすぎた林檎に思わず噴出す。

ブランクーシの「L'oiseau dans l'espace」にも出会うことができた。ここのは大理石製。周囲に絵画が展示されていて、何も無い空間で見たい、と思った。壁の色も、これがベストとは思えず。作品がありすぎるのも大変。

スイスの現代作家の展示も。現代芸術は、「芸術という形をとった批評」と感じた。新たな時代への移行期にある、ということなのだろうか。

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カルメン@チューリッヒオペラ

2008-06-30 22:26:35 | オペラ

2008年6月28日。チューリッヒ歌劇場。

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ビゼー:カルメン。

指揮:Welser-Moest

演出:Hartmenn

カルメン:Kasarova

ホセ:Kaufmann

エスカミーリョ:Pertusi

ミカエラ:Rey

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カルメンは・・・これはカルメンではない。カルメンが、ドイツ人だったら(カサロヴァはブルガリア出身らしいが)、という殆ど語彙矛盾のような印象。プロというのは、人種も超えなくてはいけないのではないかと思うが。。。

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面白かったのは演出。シンプルで現代的。非常に良く出来ていたと思う。笑いや驚きも所々にちりばめられていた。

ちなみにこの日が初日。チューリッヒ音楽祭(?)の催しなのか、2時間遅れでオペラハウス横の野外スタンドでは無料で鑑賞できたとか。それはオペラに親しんでもらう上で、とても良い試みだと思う。


美味しいもの@チューリッヒ

2008-06-29 23:09:21 | ヨーロッパ

チューリッヒで偶然入ったイタリアンレストラン。

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普通にパスタがアルデンテなことに感動。また、これで30CHF、すなわち15GBP!3000円、と考えたら安くは無いけれど、15GBPと考えると、感動のコストパフォーマンス。しかもアルデンテ(拘る)。

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ホテルの朝ごはん。パンオショコラは、クロワッサンというよりはかなりパン生地に近く重めだけれど、チョコレートは流石スイス、70%カカオのしっかりしたチョコレート。美味。

さらに特筆すべきは自家製ジャム。思わず購入してしまった。

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ゴードンラムゼイ@ヒースロー空港

2008-06-29 22:36:32 | レストラン

あろうことか、飛行機に乗り遅れた。幸い、無料で次の便への変更ができたが、いずれにしても3時間の時間が出来てしまった。そこで。。。

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サービスも良いし(飲み物も、時間が経ったり、空になると替わりを持ってきてくれる)、味もなかなか。コストパフォーマンスを考えると、ロンドンの下手なお店で朝ごはんを食べるより、ずっと良い。今度は、早めに空港に来て、ここで朝ごはんを食べるのも悪くない。

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「誰が空港でゴードンラムゼイなんて」といっていたのは。。。あれ、私?


隠し子?@ルクセンブルク

2008-06-22 23:24:56 | ヨーロッパ

Hotelのレストランで食事をしていると、隣のテーブルの子供(2歳くらい?)が盛んに私のことを見ている。

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何度も逡巡した挙句、ついにその子供は、私の席にまで来てひざの上に収まってしまった。

彼女はどうやら里子のようであった。里親は、フランス語で会話をしていていずれも白人だったが、子供はカフェオレ色の肌とカーリーヘアであった。

私は、日本人にしてはかなり肌色が浅黒く、また、Parisでセットしてもらった髪はカーリー。子供は自分に似た外見を持つ私を、生みの親だと思ったのではないか?まだ、2歳程度で、言葉も殆ど話すことができず、自分の意見を言えるような発達段階ではないようだが、明らかに状況の不思議さ-両親と似ていない自分-を認識してはいるのだ。

両親は、帰り際、「すみません」と謝っていった。勿論、この程度のことは里親になるうえで、想定の範囲内ではあることと思うが、少し複雑な気持ちになった。


ルクセンブルグ

2008-06-22 22:36:54 | ヨーロッパ

週末、天気の良い地を求めて、ルクセンブルグへ。

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ルクセンブルクに関する知識と言えば、小学生時代に習った「銀行業が盛んで大変豊かな国」that's all。ところが、駅に降り立つと、お金を所望する人々が。。。話が違う??

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それでも教科書通り上品な方々もいらっしゃる。Relais et Dessertの加盟店Oberweisでお茶をした際、隣にいらした女性。70歳を超えるだろう彼女は丁寧にサービス料の払い方を教え下さった。帰り際「ではね、お嬢さん」と言われて、この歳でもまだ「お嬢さん」と言われてしまう自分をちょっと反省。

帰りのタクシー運転手に聞いたところ、この国では働かなくても月1500ユーロの補助金が政府から出るそうな。それで、無理して働かず、駅前でお金を所望しているだけなので、決して貴女を襲うことは無いから、大丈夫、とのこと。