Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

普段着のNY@ニューヨーク

2010-10-03 14:00:00 | アメリカ

時差ぼけか何かわからないけれど、2時間強寝た後、眠れなくなり、mailを書いたりしていたけれど、日が差してきて、とても良いお天気だったのでシャワーを浴び、散歩に出かける。

まずは、リンカーンセンター。前回NYを訪れたときは、ここでオペラやオケを毎日のように聴いた。

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ここから1、2ブロックほど行くと、ちょっと広尾のガーデンヒルズのようなマンション群がある。このあたりに住めたら便利で良いだろうな。

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また、近くには素敵なイタリア系スーパーマーケット「Citarella」が。生ハム、パスタの充実度高し。ケーキも欲しかった。

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なんだかわからないけれど、素敵なオブジェと雲があったから。

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そして、勿論、セントラルパーク。

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執念のカーネギーホール到着

2010-10-03 03:00:00 | アメリカ

BA117便、東部標準時間11時35分着予定の到着時間は、結局同19時を過ぎることになった。

キャビンクルーに「アポが20時なんです!ドアの近くに座らせてください!」とお願いしたが、「今日は満席で席がない、皆さん同じなんですよ」とあっさり断られる。しかし、ここで引く私ではない。「でも、とーっても大事なアポなんですっ!!」と「そこを何とかボタン」を押す。

結局、クルーの横に座らせてもらうことに。腕にもシートベルトがかかると、殆どスポーツカー状態。でも、時々港の遊覧船が見えるよ、とかクルーに声を掛けられて、結局腰のベルトだけ。

流石イギリス人、お話好き。クルーはいろいろと話しかけてくれるので、私も友人の友人がフライトアテンダントで、スタンバイの話を聞いたことがあったので、いかにも知ったかぶりをして、「今日はスタンバイだったんでしょう?」なんて話を向けたり、元の機体に何が起こったのかを聞いたり。

せっかくドア近くに座らせてもらったのに、開いたドアが違う!!しかもLanding時既に19時25分。望みは薄い。でも、元の席よりはまし、と気を取り直して、機体を離れた後は走る、走る。が、カスタムクリアランスは長蛇の列。

結局、タクシーに乗り込んだのが20時20分過ぎ。「21時までにカーネギーホールに着ける?」と聞くと「No way」。がーん。それでは、ホテルに向かってください、とお願いする。

しかし、幸いなことに道が空いている。もうじき21時、というところで、もうすぐホテル、あと5分あればカーネギーホールにも着けるけれど、どうする?ホテルに行ってコンセルジュに確認してもらう?と聞かれる。いや、ホテルに行ったら間に合わないだろう。

「ホールに向かって!」

ホールに着くと、人が多い-これは良い兆しである-休憩中の可能性が高い。入り口付近にいた係員に聞くと、バックステージの入り口にチケットは保管されている、という。タクシー代を払い、荷物を持って、まだ人通りの多いNYの道を走る、走る!

バックステージ入り口に行き、説明をして、無事チケット入手。

ああ、後半だけだけれど、聴ける!!


シカゴ美術館@シカゴ

2009-10-11 17:00:00 | アメリカ

アメリカ三大美術館の一つに数えられるシカゴ美術館。

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正面玄関はこちらだけれど、新館(?)側からも入場可で、こちらからは待たずに入れる。

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内部も美しい。建物自体が芸術的だ。

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悔しいけど(ってどういう意味?)、やっぱりピカソは上手い。

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この手が、狐と狸の尻尾に見えるのだけれど。。。

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ゴッホは自分から自画像を書いているくせに「な、何故私を見るのですか」と小心者モード。

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写真では色が異なって見えるけれど、「ひまわり」を分解して貼り付けたような画面だった。

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この人の作品には、本当にオーラがある。存在感が違う。

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年老いた人の、少し鶏の皮のような黄味がかった皮膚が上手い。

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おっと危ない。エッチングだからと見過ごすところだった。

3時間でも足りない、素晴らしい美術館だった。18ドルの価値は十分にある。またChicagoを訪れることがあれば再訪したい。


ほ、包囲された!@シカゴマラソン

2009-10-11 13:30:00 | アメリカ

どうも旅先で偶然マラソン大会に遭遇することが多い。今年に入って、3月1日バルセロナ、9月20日ベルリン、そして10月11日のシカゴマラソン。

マラソンがあるとはタクシーの運転手から聞いて知っていたが、まさか朝7時から走っているとは。。。

眠気覚ましにスタバへコーヒーを買いに行った帰り道。ホテルのすぐ手前の道路を選手が走っているところに遭遇。

向かって左側

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右側

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何が起こったかというと、ホテルの横の道でこの群れに遭遇。あまりの数で、何とか中央分離帯まではたどり着いたが、もう一車線が抜けられず、私は氷点下の気温の中、分離帯でこの人たちが通り抜けるのを待たされたのである。

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結局隙を見て、もう一車線も無理やり横断。

ホテルの部屋からはこんな光景が。まだまだ、続々。最後まで待っていたら、今頃凍死してたかも。

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ジョシュア・ベル&ガルネリ(Vieuxtemps)@シカゴ

2009-10-11 02:00:00 | アメリカ

ジョシュア・ベルがVieuxtempsというガルネリ・デル・ジェス(約16億円相当)を演奏する、というので、急遽週末シカゴへ飛んだ。

ジョシュはご存知の通り、通常自身所有のストラドを弾いているが、今回はStradivari(ガルネリではなくストラド) society of Chicagoから貸与されて、ブルッフのVn協奏曲とサンサーンスの序奏とロンド・カプリチョーソを弾いた-金曜日の夜、ググっていて偶然Chicago Tribuneのこの記事を見つけた。ガルネリの音が大好きで、常日頃からジョシュにガルネリを弾いて欲しいと思っていた私にとってはうってつけの演奏会である。

調べると土曜日も夜8時からシリーズ最後の演奏会があり、飛行機の時間を見ると、何とか月曜日の朝会社に直行すれば、行って来られる-そうと知って黙っていられないのが私。早速チケットの手配をして、シカゴへ。

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シカゴ交響楽団の本拠地、オーケストラ・ホールは相当古い。1904年に建てられたとのことで、そのためか、音響的に少し残念な気がした。ジョシュのVieuxtempsの音も、ガルネリの割りにストラドに近いとても品の良い音。このVieuxtempsの性質なのか、女性的で神経質なジョシュが演奏するとガルネリもこういう音になるのか、はたまたホールのせいなのか。

正直、ガルネリには芳醇で、少しくらいお転婆な音を期待する私としては期待はずれだったように思うが、アンコールで銘になっている過去の所有者Vieuxtempsが作曲したアメリカ民謡『アルプス一万尺』変奏曲を演奏してくれたのはとても面白かった-高度なヴァイオリンテクニックで聴く『アルプス一万尺』。そうは言っても『アルプス一万尺』である。16億円のガルネリで聴く、というのは相当酔狂である。

演奏会後、New Album 『Joshua Bell at home with friends』 releaseを記念したサイン会があったので、行ってみた。Album自体はクリスマス商戦を意識したと思われるイージーリスニングで、最近の彼の路線は私の好みとは異なっているのではあるが、サイン会では顔を思い出してくれたので、シカゴまで行ったことは30%くらい報われたような気がした。

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追記:なおこのVieuxtempsは今$18millionで売りに出ていて、そのプロモーションも兼ねて演奏が行われたようである。個人的に$18milはちょっと信じられないし、お金があっても買わない。大好きなPanetteだったら$5milくらいだったら。。。


アトランタ出張

2009-03-05 01:00:00 | アメリカ

バルセロナから帰った翌々日、アトランタ出張。

アメリカの食文化は、こんな感じ。

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到着直後、ホテルのパブにて。同僚の選択。ま、アメリカでステーキは妥当か。

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私の選択。スズキとリゾット。意外とまずくない。しかし、カロリーは考えたくない(相変わらず)。

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Dinnerの前菜。スモークサーモンならばそれだけにしてくれたら良いのに、シェーブルチーズ(でも深みというか旨味に欠ける)とポテトのフライが張り付いている。スモークサーモンだけ剥がして食したことは言うまでもない。

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クレソンとパルメザンチーズのサラダ。ドレッシングが。。。

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メインの肉(同僚の選択)。

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メインの魚。リゾットは、相変わらずチーズが濃い。カロリーを考えたら手をつけてはいけないのだけれど。。。

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ヴァローナチョコレートのタルト、と聞いて選択したが、原材料をお皿に載せて出してくれたほうが。。。

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アップルクランブル。こちらのほうが良かったかな。。。(後悔)。

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空港にて。同僚に誘われて、生まれて初めて「海外でお鮨」を体験。

結論。

鮨は日本で。

理由。

酢飯のはずが、酢の味がない。わさびが弱い。しょうゆが5倍に薄まっている。


ピーチ

2007-08-10 09:26:28 | アメリカ

Atlantaのあるジョージア州の名物はピーチだそう。ホテルに着いて、チェックインのカウンターの上にあったジェリービーンズの味がピーチだったのもそういう意味があるらしい。通りの名前にも「peach」を冠したものがある。最終日の夜、現地のマーケティングの方の案内でフレンチなのかイタリアンなのか良くわからないけれどレストランへ(名前はBacchanalia)。

私たちは、打ち合わせの後遅れてjoin。名前しかわからないというと、タクシーの運転手が、ナビがあるので、住所か、郵便番号、あるいはレストランの種類はわからないか、という。そこで同僚に電話をすると、「う~ん、『感じのいいお店』」という答え。。。ぜんぜん使えない。ナビに「感じのいいお店」で答えを出せというのか!?別の同僚に代わってもらって、ようやく郵便番号からレストランの場所を割り出す。

確かになかなか「感じの良い」レストラン。イタリアンとフレンチの中間のような感じ。メニューを渡されてみると、コース仕立てで、すべてのお料理にワインが合わせてある。こういうとき、アルコールの飲めない私は、楽しみが半減してしまう。。。

デザートメニューを見ると、焼いたピーチの上にピーチアイスクリーム、というジョージアご当地デザートが。折角なのでこれを注文。さすがに前菜、メイン、チーズをいただいた後にバターをたっぷりつけて焼いたピーチデザートはなかなか重かったが悪くない。今時、世界中どこへ行ってもそれなりのものがいただけるのだな。

値段も日本の感覚と同じくらい。英国から来た人には安く感じられるに違いない。今度はAtlantaの市内観光もしたいけれど、折角だから、木にたわわに実った桃狩りにも挑戦したいものである。


ネイル

2007-08-10 09:01:35 | アメリカ

Atlantaに着いて、一度ホテルに荷物を置き、さらにオフィスへ。打ち合わせを済ませ、6時頃ホテルに戻る。しかし、飛行機でブロイラー状態になった私たちがすぐに食事に行けるはずもなく、暫くショッピングセンターをぶらぶらとする。と、ネイルサロンが。同僚がこの出張で荷物を運んでいるうちにぼろぼろになった私の爪を心配して、「一緒に付いていてあげるから行こう!」といってくれる。しかも値段を聞くと、アクリルをつけて色を塗ってたったの20ドル。これはやってみない手はない。

中国系の男性のネイリストだった(男性のネイリストは初めて!)。作業の荒く(粗く)、しかし早いこと。日本で同じ作業をすると2時間以上かかるものが1時間弱。出来上がりも、多少雑だが泣きたくなるほど酷いわけでもない。値段の価値は十分にある。それにしてもあまりの安さに、このためだけにAtlantaに来たいくらいだ。

アクリルは一度つけてしまうと、お手入れが必須。ああ、英国で安くてそこそこの手入れをしてくれるお店を見つけることはできるか知らん??


指紋のない女

2007-08-10 08:58:41 | アメリカ

米国への入国は面倒だ。まずは旅行の目的などに関する質問。まあ、これは英国とあまり変わらないけれど、問題はその次。そう、ご存知と思うが左右の人差し指の指紋を採られるのである。読み取り機械の上にまずは左、ついで右の人差し指を置く。置く。ところが、どうも機械が読み取らないらしい。しばらく待ってもだめ。担当官に、首の後ろに指を置いて、といわれてやってみるがダメ(首の後ろは暖かくて湿っているから?)。ついに担当官にE.T.の如く(相変わらず古い)、上から指で押さえられて、ようやく左指終了。右、も同じ、読み取らない。指から指紋がなくなってしまったのだろうか?確かに、自分の親指の腹とすり合わせてみても、ちょっと粉っぽいというか、とっても「さらさら」している。感触はとても良くて、なんで文句をつけられるのかわからないけれど、どうも機械泣かせらしかった。私の入国審査を始終見ていた同僚に「指紋のない○○(私の名前)」と結局からかわれている。まあいいけれど。今はただ、出国に問題がないことを祈っている。

ちなみに、出国に関してはまるでお構いなし。パスポートを確認したのは航空会社の社員だけではないか?出国カードは集めていたけれど。出てゆくものに用はない、ということだろうか。