Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

新たな課題

2021-06-19 19:00:00 | チェロ

先日、チェロの師匠と門下生が多く出演する演奏会があった。

師匠に許可をいただいて、リハーサルに潜入。

とても美しいホールで、響きも良く、サイズも室内楽にぴったり。

 

そのうち1曲は、師匠がソロで、

8名ほどの門下生がバックでtuttiをするチェロアンサンブル。

そこでちょっと衝撃。

 

いつも師匠のホールで聴くと、

先輩方の音は皆さんとてもよく響くのに、

ここでは、師匠を除けば音大受験を勧められた先輩の音だけが

「芯のある」安定したチェロの音であることに衝撃を受ける。

 

ヴァイオリンを弾いていた頃、

耳の近くでしかならない楽器、遠くまでよく通り響く楽器、

という話を聞いたことがあったけれど、

これは奏者の問題なのか、楽器の問題なのか。

(多分両方)

 

せっかくチェロを弾くのなら

師匠やこの先輩のような音を出したい!

しかし、狭い場所(師匠のホールは収容人数80人程度)では

聞き分けられない(少なくとも私には)違いを、

どうやったら聞き取り、改善できるのか?

 

また新たな課題。

ゴールは見えていても、そこへの道筋が今ひとつ見えていない。

何かマイルストーンが見つかると良いけれど。

ぜひお知恵を貸してください。。。


発表会

2021-06-12 18:30:00 | チェロ

目標があると上達が早い、

と聞いたので、人前で何かをすることは

本当はとても苦手だけれど、

発表会に出ることにした。

 

先生から頂いた曲がちとつまらなかったので(失礼なやつ)、

勝手に、ラフマニノフのチェロソナタ第3楽章を選択。

本当はブラームスのチェロソナタ1番の第1楽章を弾きたかったけれど実力不足。

 

当日のピアノ合わせでもピアノと合わず(勿論私がずれている)

直前特訓。

最後はなんとか先生から合格をいただいて本番へ。

 

控室でアガっている自分に気がつく。やばい。。。

その上、舞台に出ると、ご家族でほぼ満席(密です!)。

でも、知らない人ばかりだから。。。

 

最初の音がちょっと外れた。。。(やばい)。

が、今週から始めたばかりの

ビブラートがそれなりにかかって一安心。

 

さらに、しばらく行ったところで、

自分の音が美しくホールに響いていることに気がついた。

なんだろう、この感じ?

 

その後は、指が弦から滑り落ちたりするも、

なんとか持ち堪え、

最後は先生が仰ったように

弓を動かさなくても弾いてるふり&

会場が息を止める。

 

不思議なことに、本番が一番上手く弾けた気がする。

こんなことってあるんだ。

 

発表会が終わった後、

無性にもう一度ホールで演奏がしたくなった。

こんな感覚、これまでに味わったことがない。

 

次はブラームスを弾けますように!