Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

Schlosshotel@ベルリン

2010-12-13 05:36:00 | ホテル

今回のベルリンでは、The Leading Hotels of the World(LHW)の中からSchlosshotelに宿泊。Schlossとはドイツ語でCastleあるいはPalaceを意味するのだそう。

場所はベルリンの中心部からタクシーで15分程度。また、空港(Tegel)からも20分程度。帰りのタクシーの運転手の話によると、高速道路があるため、ベルリン中心部のホテルより空港へのアクセスはよいとのこと。余談だが、この運転手、かつてあのH. von KarajanをAdlon(ベルリンにあるLHWの一つ)からフィルハーモニーまで乗せたことがあると言いだしてびっくり。

お部屋はUpgradeいただいたとのことでかなり余裕のある広さ。Bath roomもバスタブとシャワーは別々に設置されている。洗面台がもう少し広くても良かったかな。

冷蔵庫に置いてある飲み物も無料。アルコールが不要の私にはこれで十分。

プールも、ホテルにしてはなかなか広く、ジャグジー、スチームルーム、サウナもあり。ただ、ドイツではサウナなど、全裸で入る習慣があるようで、そういう人を見てもくれぐれも慌てないように(私はびっくりした)。2日目の朝は貸切。いやぁ、快適、快適。

レセプション、部屋、プールを行き来していたときには、気がつかなかったのだが、レセプションの裏側、レストラン側の内装が恐ろしく素晴らしいということに朝食に向かって気がついた。

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天井が恐ろしく高く、素晴らしい彫りが施されている(箱根、富士屋ホテルのレストランの天井を思い出す。あちらは日本画だが)。今の時期、3m?もっとありそうな素晴らしいクリスマスツリーが飾られていた。どうやって運び込んだのだろう?

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アドヴェントリースも。もう既に3本まで蝋燭に火が灯っている。ああ、クリスマスまであと1週間ちょっとなのだ。。。

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なかなか素敵なホテルだった。ベルリンのホテルの中では、かなり好きなホテル。プール、空港へのアクセスは素晴らしい。要改善はサービス。また街中心部へのアクセスが少し不便か。サービスはRegent Hotelがぴか一なのだが、プールがないところがちょっと痛い。Adlon、Rocco Forteはプールは良いが、部屋の作りがドイツ的でもう少し色気が欲しい。

うーん、次回はどこに泊まろう?


パレス・ルツェルン&Jasper@ルツェルン、スイス

2010-03-19 17:00:00 | ホテル

スイスには湖畔に美しい街々が点在する。ルツェルンもその一つ。チューリッヒから電車でも車でも約1時間。今回の宿泊先パレス・ルツェルンは以前インターラーケンで泊ったヴィクトリア・ユングフラウグループに属し、またThe Leading Hotels of the Worldのメンバーでもある。

お天気が大変よく、部屋の準備ができるまでテラスでスパークリングウォーターなどをいただくが、暑い。日焼け間違いなしである。ああ、ノースリーブの夏服でもよいではないか、という暑さ。しかし、日陰はひんやりしているので、夕方は寒くなるだろう。

部屋は、今回もUpgradeとのことで、湖側のジュニアスイート。スイスは本当に風光明媚な街が沢山ある。

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外は相当に暑いが、部屋の中はひんやり。

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ホテルのメインレストランJasperはミシュラン1つ星を持つ。ヨーロッパのミシュラン星付は、時々がっかりすることもあるので、少々警戒するも、予定上今日昼食を食べておきたい、と思い予約をする。予約の時間を少し遅れて到着すると、お客が1組しかいない-ちょっといやな予感である。

6品~9品というコースと、ビジネスランチがある、というので、迷わずビジネスランチを選択。前菜にほうれん草のスープ、メインはSea bassのナスリゾット添え。アレルギーのことを伝えながら、大丈夫かなぁ、と心配になる。時々「胡椒アレルギーなんです」というと、味が全く無い料理を運んでくる店があるのだ。

さて、こうして始まったランチ。アミューズブーシュはサーモンとアスパラガスのマリネ。プレゼンテーションも美しい。味も申し分ない。期待してよいのだろうか。お腹が空いているからだろうか?

ほうれん草のスープ。酷いお店にゆくとスープは貧しさ120%というものが出てきたりするが、なかなかどうして。見た目が美しいだけでなく、美味しい。一瞬「ベーコンで出汁を取っている?」と思い質問すると、スモークオイルだという。スモークの香りを、スモークしたベーコンの味と取り違えたのだと納得。

メインのシーバス、茄子のリゾット添え。出てきたときに、これは!と思った。単純にフライパンでソテーしただけなのだが、それが非常に綺麗なのである。オムレツがきちんと出来ている店では料理が美味しい、と確信できるのと同じ確信だったと思う。魚も非常に鮮度が高く質の良いものだ。日本の一つ星のお店で食べるのと同じかあるいはそれ以上。リゾットもお米はしっかりアルデンテ、細く切られたライムの皮が入り、スパイスが丁度良い塩梅で使われ、洗練された地中海風料理である。

シェフはイタリア人なのかと尋ねてみたら、ドイツ人なのだそうだ。ま、才能に恵まれた人は人種を問わず居るということだ。それにしても嬉しい驚きのランチであった。

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グランドホテルストックホルム

2009-05-31 21:00:00 | ホテル

今回の宿泊先は、グランドホテルストックホルム。ここもThe Leading hotel of the worldの加盟ホテル。

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宿泊した部屋は、新たに加わった別棟の一つで、新しく綺麗だと説明を受けた。

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ネットでの評価も高かったが、清掃が行き届いていなかったり、見てもいない有料TVを加算されたり(アリバイが明確だったので、最終的に加算はされていないが)、どうなっているの?であった。

立地的に悪くないが、次の宿泊は考えてしまう-ただ、胃袋は、以前仕事でスウェーデン(ウプサラ)に来た時よりはかなり満足している。

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アフタヌーンティ。サーモンのサンドイッチは美味。朝食のスモークサーモンも、脂が乗って美味しかった!ピスタチオのマカロン(下段左手手前の白いもの)もお薦め。

また、スコーンにつけるクリームが少し変わっている。

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スウェーデンにはクローテッドクリームがないのだろうか。ホイップした無塩バターと有塩バター。

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そして一番のご馳走は景色!


リッツカールトン@ベルリン

2009-05-24 23:00:00 | ホテル

最初のベルリン訪問ではKempinski、前回はRegent、そして今回はリッツカールトンに。なぜか前者2ホテルより安かったのである。

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お願いしてPark Viewのお部屋にしていただいた。

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公園とSonyが見える。1ブロック先には

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があるので、演奏会を聴きに行くには絶好の立地。

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蛇口がかわいらしくて、思わず写真に撮ってしまう。

3つのホテルの中で、サービスはRegentに軍配。プールはKempinski、演奏会への立地はリッツカールトン。。。次回はどこにしたらよいのかしら?


Kempinski hotel@ドレスデン

2009-05-24 00:00:00 | ホテル

前回、もう十分、と思っていたのだけれど、Semperoperの目の前、という立地から、結局Kempinskiに再び宿泊。

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コンセルトヘボウご一行様も宿泊していたこともあってか、シングルは一杯。Suite roomにupgradeしました、といわれても、一人で、しかも朝早く発たなくてはならないので、あまり有難みは感じない。。。

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今回はコンセルジュの方が、とてもよい方で、その対応だけで気持ちが良かった。清潔で美しい部屋も大切だけれど、相手の気持ちを慮ってサービス出来る人の存在有無だけで、お店(ホテル)に対する評価は全く変わってしまう。

部屋の内装は、Kempinskiはほぼこのスタイル。塗り物が好きである(テレビの隠してある棚の塗りは私にはちょっと行き過ぎ)。ベルリンのKempinskiと、この間のお部屋のアメニティはここのオリジナルであったが、今日のお部屋はMorton Brown。ちょっと嬉しい。

夕方、美術館から帰って、コンサートまで中庭のカフェでお茶。空は快晴。いい気持ち。

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Grand Hotel et de Milan@ミラノ

2009-05-04 22:00:00 | ホテル

イタリア旅行の最大の目的は、ドゥダメルの演奏会を聴くことであったが、チケットがほぼ会員に抑えられていて、入手が難しいとの話であったので、スカラ座と深い関係(ヴェルディが此処で生活し亡くなったのをはじめ、多くのスカラ座スターが逗留した)にあるというこのホテルを選び、コンセルジュにチケット入手をお願いした。

幸運にも、ロンドンで開催されたLHWのイベントに此処のセールスマネージャーが参加していたので、彼にも合わせて依頼、無事舞台正面の素晴らしい席を用意していただけた。

さて、お部屋である。

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部屋は床張り(その方が好み)。広さも悪くない。

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家具は全て木製で、綺麗な装飾がされている。

アメニティはエトロ。バスジェルの香りが好きだった。

夜は演奏会、朝はツアー(最後の晩餐を見るため)で、フィットネスも利用できず、ホテルでゆっくり出来なかったのは残念。


ウェスティン・エクセルシオール@フィレンツェ

2009-05-02 21:00:00 | ホテル

今回のフィレンツェでの宿泊先は、ウェスティン・エクセルシオール。ドゥオーモなど街の中心まで歩いて5~10分。

お願いしてお部屋を川沿いに変えていただいたのがよかった。

まずは朝の眺め。

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昼の眺め

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どうも、糸杉を見ると、「トスカーナっぽい」と興奮する私。

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夕方~夜の眺め。

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朝食のサービスをしてくれた人たちも、フレンドリーで悪くなかった。でも、次回は違うホテルで過ごしてみたい気がする。


フォーシーズンスホテル@リスボン

2009-04-25 18:00:00 | ホテル

今回はフォーシーズンスホテルに宿泊。外観を見たときには、あ、失敗、と思ったが。。。(特にリスボンでは昨年7月にPestana Palaceという素晴らしいホテルに泊まっているので)

http://blog.goo.ne.jp/quemavieestbelle/d/20080707

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箱型の建物に衝撃を受けた。また、決して新しい建物でもない。

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しかし、室内はきちんとしていて、浴室も部屋全体が総大理石でフォーシーズンス基準(?)。

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各部屋にはバルコニーがついていて、街を一望できる。日本人は自己主張しないといわれるけれど、こうしてヨーロッパの街を見るたびに、その屋根や建物の色の調和を見、日本の方がよほど、よく言えば個性的、悪く言えば他や全体を考えない国はないと思ってしまう。

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目の前には公園の緑が広がる。この2日間のリスボンは冷たい空気が入っていたが、普段はロンドンより暖かいのだろう。木々は既に初夏の色をしていた。

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既にリスボンの観光は前回済ませているので、今回はレストランへ行くためにホテル前の公園を散歩したことと、SBYOVの演奏会に出掛けた以外ホテルの中で過ごした。

このホテルのファシリティで特に素晴らしいのは、Fitness ClubとSpaである。Fitnessは最上階、Spaはエントランスの一つ下の階にある。Spaはトリートメントも受けることができるが、宿泊客は無料でindoor pool、サウナ、スチームルーム等の利用が可能(6h30 - 22h30)。

土曜日はレストランでの食べすぎを解消すべく、プールに行くも、余程食べすぎで血流が胃腸管に集中していたのだろう、すぐに苦しくなって泳げず、殆どスチームルームとプールサイドに置かれたベッドを往復するのみ。

2日目の朝は大分お腹もこなれ、アイスティ、無花果、アプリコットなどをつまみながら存分に泳ぐ。スチームルーム、サウナも男女別々で特にスチームルームは広さも十分、清掃やアメニティの補充もきちんとされていてお薦めである。

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朝食は1階のレストランで(写真はレストランの外)。オムレツなど出来合いのものをBuffetから取ってくるだけではあるが、味は悪くない。ハム、チーズ、ピクルスetcとしっかり頂いた。しかし、ポルトガルで特筆すべきは、懐かしい卵味の素朴なデザートたちではなかろうか。ここでも、カステラのようなパウンドケーキ、フルーツケーキ、エッグタルトなどなど、クロワッサンなどを含めれば優に10種類以上のペストリーが楽しめる。

ケーキが気に入ったので「少し売ってください」とお願いしたら「本当はダメなんだけど、私は見ていないから持って行きなさい」といって、プラスティックの箱とフォーシーズンスの手提げまで用意してくれた。この辺りは流石ラテンの国、と言おうか、流石フォーシーズンスと言おうか(そういえば、Pestana Palaceでもケーキのお持ち帰りをしたような??)

正直、リスボンという街自体は雑然としていて好きではないが、フォーシーズンスや前回のPestana Palaceは、心地よく、値段も他のヨーロッパの都市の同レベルのホテルに比べ大変安く、気に入っている。


Fischers Fritz-その3@ベルリン

2009-03-16 17:30:00 | ホテル

今回もFischers Fritzにて昼食。

アダプターを忘れてデジカメの電池切れ。残念。

前菜:Crispy anchovies with a soft mayonnaise of red mulled

簡単に言ってしまえば、鰯のてんぷらみたいなもの。マヨネーズより、レモンと塩で十分。ただ、2ツ星の前菜としてはちょっと物足りない。

メイン:Gamba and confit of duck stomach with Cima die Rape and jus of calamaretti

フレンチにタイ料理のエッセンスを加えて。Fischers Fritzのシェフはスパイスや酢の使い方が非常にうまい。この料理も、イカ墨のソースや付け合せの野菜、それぞれだけを頂くと、スパイスがきつすぎるように思われるのだが、お皿の上にあるものをいくつかあわせていただくと、スパイスの融和が起きて口の中で素晴らしいハーモニーを奏でてくれる。

デザート:Persian figues with rosemary, honey, olive oil and gianduja of pines

う~ん、美味しい!これまでこのお店で頂いたデザートでは一番。溶ける寸前のアイスクリーム(乳脂肪分かなり高い-前回のあっさりパンナコッタが気に入らなかったことに気づかれた?)、甘い無花果、チーズケーキ様のケーキ、付け合せのライスペーパーを焼いたようなものにはパンジーの花が押し花のように挟まれていた。

何時ものようにエスプレッソを頂いて、大満足のランチ。これまでのところ、前菜のお気に入りは鰻、メインとデザートはこの日のチョイスか。季節が変わったらまた訪れてみたいものである。


The Tao of Regent@ベルリン

2009-03-15 17:00:00 | ホテル

Regent hotelのカードキー入れに、こんな記載があった。

The Tao of Regent

To serve others is to serve oneself

To hear without being told

To see without being shown

To know without being asked

良いホテルだ、と思った。

なぜなら、これを読む前に、「良いホテルだ、その秘密は何だろう?」と思っていたから。

「企業理念」を掲げる会社は今時多いけれど、それが一人一人の社員によってきちんと実践されている会社は少ない。