Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

死んだ男の遺したものは。。。

2008-05-31 12:50:09 | ロンドン

父の13回忌の法要が今日、日本で営まれている。帰ることが出来なかったのでLondonにて13回忌。

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父のイメージは白鳥。本人も鳥類が好きだったので、今朝のLittle veniceからこのショット。

そして、甘いものとコーヒーが大好きだった父に(私に?)。

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すぐ屋外で食べたがるのが父だった。そこで、テラスで、いただきま~す。

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谷川俊太郎の詩に武満徹が曲をつけた「死んだ男の遺したものは」という合唱曲がある。父は何を遺したのだろうか。。。この食欲の塊の娘?ゴメンナサイ、、、でも、日本に帰ったら、やっぱりL'Osierで家族で父を偲びたい。


トスカ@The Royal Opera

2008-05-29 21:44:59 | オペラ

2008527日。The Royal Opera

Tosca: Micaela Carosi

Mario Cabaradossi: Jonas Kaufmann

Baron Scarpia: Lucio Gallo

Sacrostam: Enrico Fissore

Angelotti: Kostas Smoriginas

Spoletta: Robin Leggate

Sciarrone: Darren Jeffery

Sheherd Boy: Thomas ayne

Gaoler: John Morrissery

Conductor: Antonio Pappano

Kaufmannはいかにもイタリアオペラらしいテノール(ドイツ人だけれど・・・)。今日の歌手の中では一番のお気に入りになった。

アリアは勿論のこと、オケの伴奏部分もえもいわれぬ美しいメロディが散りばめられている。プッチーニの天才を心行くまで楽しむことができた。これまで「歌に生き、愛に生き」を聴いても、それ程感動することは無かったが、やはりオペラの中で見ると、涙が出そうになる。もう少し歌が上手いと良かったけれど(あくまで辛口-女性には厳しいのかしらん?)。

オペラというのは本当に壮大で贅沢な娯楽である。危ない、危ない(いろいろな意味で)。


Steven Isserlis and Andras Schiff@Wigmore hall

2008-05-29 21:42:41 | コンサート

2008526日。Wigmore hall

Bach: Sonata No.1 in G major BWV 1027

Janacek: Pohadka

Bach: Sonata No.3 in G minor BWV 1029

Enescu: Nocturne et Saltarello

Kodaly: Sonata for Cello and Piano

Bach: Sonata No.2 in D major BWV 1028

プラハから月曜日の午後帰着すると、Londonのお天気は相変わらず冴えない。このお天気で外出を控えた人がいるのか、あのSchiffが伴奏をするというので前々から聴きたかったコンサートに空席が出ている。

レコーディングを兼ねているためか、Bach1番は少し緊張気味か。しかし、3曲目のソナタでは、まるで空から天使が舞い降りてきて、Stevenの頭上で舞っているかのよう(Pragueで見た宗教画のせい?)。更に、アンコール2曲目のBrahms Sonata. Op38-3は、とてもエキサイティングな演奏で、素晴らしいソリスト2人による協奏とはこういうものになりえるのだという良い見本。


Moser@プラハ

2008-05-29 00:01:06 | ヨーロッパ

ボヘミアンガラスの専門店(http://www.moser-glass.com/en/)。非常に内装が美しく、美術館に来るのと同じ感じだ。グラスについて言えば、クリスタルの透明度が非常に高い。もしかしたらバカラやサンルイよりも透明度自体は高いかも、と思うくらい。ただし、やはりデザインが垢抜けないのである。ちょっとがっしりしすぎていて、脚が太い、台の部分が大きい。また手作りなので大きさが多少違う、というが、見て明らかに違うのはいかがなものかと。。。そういう素朴さが好きな方向き?マイセン等も扱っていて、日本で購入するよりは、明らかに安い。


聖ヴィート大聖堂・再び@プラハ

2008-05-28 23:57:31 | ヨーロッパ

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残りわずかのプラハ、いかに過ごすか-午前9時から素晴らしいステンドグラスが楽しめる、ということで再びプラハ城へ向かう。ガイドブックに載っていて初日に見つけられなかった素晴らしい天井画を見ることも目的。天井画はどこかと尋ねると、なんと土産物屋&Information centerからガラス越しに覗ける(勿論無料)だけだとのこと。勿体無い!しかも、誰もその存在を知らないかのよう。

カテドラルには日本人団体旅行客が来ていたがガイドの案内を見聞きして、「うーん、これならもう私のほうが詳しいかも?」


Schwarzenbersky palac@プラハ

2008-05-28 23:51:37 | ヨーロッパ

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再びプラハ城付近へ戻る。今日はもう一つの美術館へ。ここの収蔵作品は昨日のSternbersky palaceほどではないが、容れ物が素晴らしい。収蔵品を取り替えた方が良いのではないかと思ってしまうくらい(Sternbersky palaceはあんなに素晴らしい絵画をあのような高温多湿の状態で保存するのは好ましくないのではないかと心配)。これは16世紀の官僚の館らしいが、外のブロックは一つ一つ彫り物がされているのである。何と贅沢な。とても洒落た建物だった。

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Lunch_Allegro@Four Seasons Hotel Prague

2008-05-28 23:44:03 | ヨーロッパ

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ランチをカフカカフェのチョコレートケーキにしようか迷ったが、眺めが素晴らしいというFour Seasons HotelのレストランAllegroへ(写真は近くの橋から。しかし同様の景色が楽しめる)。窓際の席は本当に素晴らしい眺めだ。本当はテラスがよいのだけれど、満席。

ランチで一品料理を頼んだだけなのに、突き出し(ベビーポテトにベーコンとチーズソース、ジャガイモのカプチーノ風スープ。カリカリに揚げた葱が載っていたが、パプリカを振れば色彩的にも良いか)が美味。さらにパンはオリーブオイルとバターと共に供された。どれも美味しく、これだけでいいです、といいたいところ。若鶏のグリル温野菜添えは脂肪がきついがキノコソースは申し分なし。デザートはお決まりの「特注アフォガート」。アイスクリームに香り付けがされており、完璧。デザートの前にプレデセールのマンゴーのパンナコッタが出たが、少しマンゴーが生臭い。プチフールもついて、これでは完全なコース料理だ。

次回は、是非家族と訪れたい素晴らしいレストランだった。


工芸美術館@プラハ

2008-05-28 23:38:48 | ヨーロッパ

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工芸美術館。ガラス食器、時計、ドレス、装飾本、ポスターなどが見られる。期待していなかったのだが、すっかりはまってかなり長い時間滞在した。

ガラス食器は、チェコガラスのみならず、マイセンなどの陶器も。時計は置時計から懐中時計まで。やはりフランスやスイス製の時計が装飾の美しさ、ムーブメントの美しさにおいて優れていると思われる。完成されたドレスのほかに素晴らしいレースのコレクションも見ることができる(展示棚の引き出しを開けること!)。僧侶の衣装の刺繍も数は少ないが素晴らしい。

昔の革装本は息を呑む。昔、本は貴重品だったのだとつくづく感じる。前日に見たレンブラントの絵画を想い出した。


プラハ州立オペラ@プラハ

2008-05-28 23:25:39 | オペラ

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チェコといえば、勿論チェコフィルなのだけれど、演奏会は6月まで無かったので、プラハ州立オペラを見に行った。

2008524 Nabucco

2008525Carmen

Nabuccoの指揮者(Prazsky Muzsky)とメゾソプラノ(Jana Sykorova)が好きだった。丁寧にきちっと指揮をするこの指揮者にはもう少し端正な曲が似合うとは思うが。メゾソプラノ歌手はこのStati Operaの看板歌手の一人らしい。唯一ブラボーが出ていた。皆同じように感じるものなのだと思う。

25日のCarmenのフランス語の台詞については「もう少しフランス語の発音を勉強しましょう」。

2階正面席で50006000円。Royal Operaなどと比べると、値段も違うが、学芸会に毛が生えた程度、と言ったら辛辣か。手軽にオペラを勉強するにはお薦めである。