Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

郵便物

2008-09-30 23:18:33 | ロンドン

帰宅すると、郵便物が来ていた。A4サイズというのは珍しい。しかも上手とはいえない手書きの宛名、英国国内から。

怪しい郵便物だったらいやだなぁ、と思いながら開封すると。。。

Dsc01869

なんと修理に出していた時計の見積書。内容はスイスで書かれたらしい。折角だから学習用にフランス語で返事を書いてくれたらよかったのに??

日本で修理に出したときは、電話が掛かってきて見積もり金額が伝えられただけ(金額は今回とほぼ同じ)だったけれど、こうなると、なんだか重々しい(ありがたい?)。

見積書を見てひっくり返る-新しい時計がもう一つ買える。2、3年前に修理に出したときも同じくらい取られた。しかも修理には70 working daysもかかるらしい。これからクリスマスもあるし、出来上がりは間違いなく年明けだ。アンティークを持つと、購入金額を超えるメインテナンス代が掛かる、というのはお城だけではないらしい。


C'est un scandale!!

2008-09-27 21:14:42 | パティスリー

なんたる、ぬぅぁ~んたる(スノークの口調でお願いします)。こともあろうに、John Lewis Foodhallに入っていたWilliam Curleyが撤退してしまった。週末はここで一週間の甘味を仕入れていた。Londonにおける美味しいケーキの手軽な供給先だったのに、、、念のため本店に電話してみたところ、やはりJohn Lewisのお店、さらにはMayfairにあったお店もたたんでしまったらしい。

これから、どうしたらよいの??とりあえず明日は、Richmondの本店へ行ってみよう。

Dsc01865

仕方が無いので、とりえず今日のところはPatisserie Valerieでタルトを購入。アップルタルト、生地にはシナモン&レーズン入り。最強のコンビネーション、不味いわけはないが、生地がすこし粉っぽいか。ああ、William Curley、どうして~。C'est un scandale!!と叫びたい私である。


おはぎ

2008-09-21 17:09:47 | パティスリー

日本ではお彼岸と聞いて、日曜日の運動まで、ピカデリーサーカス近くの和菓子屋へおはぎを仕入れに出向いた。

Dsc01859

ついでにお煎茶も。煎茶は掛川あたりのものだったけれど、意外と最初の甘みがあって、また静岡茶らしい渋みも感じられ、美味しかった。日本人だなぁ、と実感する瞬間。


フランスの不思議

2008-09-21 17:01:26 | ロンドン

先週のオケの練習の後、飲み会でロンドンの美味しいもの屋さんの話をしたからか、久しぶりにLa fromagerieへ行きたくなった。

Dijon出身のおじさんに、今日はロックフォールが欲しい、と話しかける。目の前には、有名なロックフォールパピヨンも勿論あるし、そのほかのロックフォール、ブルーチーズも。。。おじさんの説明が始まる。このパピヨンはBioで、しかもイギリスや他の国と違って(某やんごとなき方のBio製品もフランス基準ではBioといえないのだそう)、フランスのBioは基準が相当厳しいのだという。すなわち、使う羊乳をはじめとした原材料がBioであるだけでなく、羊を育てている土地の地下30m(だったかな?)にわたって土壌調査をし、重金属汚染されていないかなども充分に確かめられてはじめてBioを名乗ることができるのだそうだ。日本ではロックフォールパピヨンといえば黒い包み紙がお馴染みだけれど、同じロックフォールパピヨンでもBioは白い包みになっている。

フランスという国は不思議である。ラテン気質が入って、かなりいい加減な国(某鉄道会社のように、「今年弊社の列車は86%が定刻に走りました!」の定刻が±30分、それなのに”たった”86%を誇らしげに宣伝していた)のように思われるときもあれば、今回の法律や、某ブランドに見るような徹底した品質へのこだわり等、時に日本と同等以上の緻密さ、厳密さに出会ったりもする。

その不思議な混合体であるところのフランスという国に魅力を感じてしまうのだろうな。いつか知人が言っていた、「決して手の届かない溝」の存在が、私にとってあの国を何時までも「憧れの国」としているのだろう。


血迷った??

2008-09-14 20:31:51 | ロンドン

Dsc01834

先日購入したミントをベランダのプランターに植えておいたら、大変な繁殖力を示したため、フレッシュミントティを作った。スッキリして美味しい。

さて、この週末、何を血迷ったか、スポーツクラブに入会してしまった。ただでさえ忙しいのに。。。先日のオフサイトミーティングで水泳をしたのが直接のきっかけなのだが、とにかくマンションから歩いて5分もしないところにスポーツクラブがあるので、これから日が短くなり外に出ることが難しい季節には丁度良いか、ということで。

また、次の演奏会のCDを購入。曲目は、ワーグナーの『タンホイザー』序曲、R.シュトラウスの『4つの最後の歌』、そしてマーラーの交響曲第4番。マーラーは、ショルティの演奏が良い、とネットで見て、結局マーラーの交響曲全集を購入。67£もした。確かに入っている曲数からしたらお得?今年はマーラーの秋か?

頂いたロシア人ピアニストのとてつもない演奏も繰り返し聴きたいところだが、明日の仕事の準備もしなくてはいけない。日曜日の夜の小学生気分である(「宿題終わってない、どうしよう」)。


プロムス最終日

2008-09-14 20:18:49 | コンサート

9月13日土曜日はプロムス最終日。こちらに残ることが出来るかわからず、チケットを購入しなかった(チケットは4月から発売。ラストコンサートは競売サイトでとんでもない値段がつく)ので、今年もTVで鑑賞。

とても愛国的な催しではあるけれど、英国国旗だけではなく、イングランドの旗、ウェールズの旗、スコットランド、アイルランド、オーストラリア、南アフリカ、ドイツ、イタリア、フランス、韓国、日本、皆自分の母国の旗を掲げて良い所は流石英国。

自分がクラシックが好きだからかもしれないが、こういう催しが日本にもあればよいのに、と、また日本人が日本人であることを誇る気持ちを素直に表現できる場があればよいのに、と思う。純粋に、威風堂々、Rule Britanniaなどを合唱する人々が羨ましい。紅白歌合戦ではちと悲しい。「蛍の光」で終わるところは同じだけれど。

でも、なぜか街で抱擁するカップルが外国人(西洋人)だと絵になるような気がするのに、日本人が同じことをしても、「いかがなものか」と感じてしまうように、日本がこれをやると、国粋主義とか軍国主義のようなものと結び付けられてしまいそうな気がするのは私だけか。

終盤、指揮をしたSir Norringtonは、Proms in the parkの人々に「今年最初(で最後)の英国の夏の中に居る方々・・・」と呼びかけ、思わず笑った。しかし、Sirの言う通り、プロムス最終日は本当に英国の夏最後の日だったのである。ちなみに日曜日もLondonはとても良く晴れたけれど、これはもう夏ではなく、秋だったのだから。空は高く、空気は清々としている。この間、新緑の季節になったばかりだと思っていたのに。月日の経つのは早いものである。


オフサイトミーティング

2008-09-14 19:50:11 | イギリス

オフサイトミーティングで訪れた郊外のホテル。ゴルフ場も備える庭にはこんなオブジェが。

Dsc01827

そして、ミーティングルームの屋根を見てみると

Dsc01828

風見鶏ならぬ風見金魚?しかもゴルフクラブと一緒。流石、ゴルフ場を売りにするだけのことはある?

Dsc01829

イギリスは、お天気も良くないし、気温も上がらないのだけれど、これが花にはよいのか、美しいお庭が広がっていた。

会議終了後、同僚がSPAのプールで泳ぎを教えてくれた。これが、とんでもないことに。。。